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今日から俺はとある人物の専属の騎士になった。 国王陛下と女王陛下から頼まれた。 その人物は外の世界を知らない王子様だった。 彼が普段過ごしているのはこのガラスの城の塔だ。 彼と会った時の第一印象は寂しそうな顔をしてる王子様だった。
副団長
王子
副団長
王子
副団長
俺より身分がずっと上のこの人に敬語無しなんてできるわけがなかった。
王子
副団長
王子
副団長
王子
副団長
王子
副団長
王子
副団長
王子
一瞬彼が泣いてるように見えた。
副団長
王子
副団長
王子
副団長
王子
副団長
この日から彼に読み聞かせるようにたくさんのことを話した。
夜空を歩くように君をエスコートする。 本当はこの塔から出てはいけないけどバレないようにこっそりと。 君に青い星の話をすると目を丸くして聞いてる君がとても可愛くて愛おしかった。 俺はこの日月の王子(月の姫)に恋に落ちた。 朝日が昇り街が起き始める。 二人でいられる時間はあと少し。 日が昇ってしまえば彼は王子としての業務に専念しないといけない。 だから話してる時間なんて無くなってしまう。
副団長
王子
真っ直ぐ俺を見つめながら彼は聞いてきた。
副団長
王子
副団長
王子
君を探してるブリキ兵士。 響いてる階段の足音。 バレていても気にせず君に外の世界の話をする。 知らない世界に恋をして夢を見てる君。 あぁ、本当に可愛い俺のお姫様(王子様)。
王子
副団長
お昼頃の事だった。 国王陛下に俺は呼ばれ所見の間に向かう。 そこには神妙な顔をしている陛下と女王陛下がいた。
王
副団長
女王
副団長
今までどの国もこの国なんて気にしてこなかったのになぜ急に。
王
女王
他国にとってガラスは滅多に手に入らないもの。 そして、手に入れられるのはこの国が信用している国のみ。 だとすると裏切られたのか攻められ滅びバレたかの二択。 元々この国は滅んだ国から逃げてきた者達が集まりできた国。 そして、国が滅ぼされ帰る場所が無くなった騎士たちが集まってできた国。 だからだろう、この国の王族は昔から王家の人間より国民を守ることしか考えていなかった。 だから慕われていたし俺たち騎士団は何としても守り抜きたいと思っていた。
副団長
王
副団長
女王
王
副団長
朝まで沢山話そう。 君をエスコートする。 今日は広い海の話聞かせたげる。 君は怖がりの癖して強がっていてほんま可愛ええ。 俺は恋しとるこの月の王子(月の姫)に。 行き先を照らしてくれる星の光。 二人の影は重なってく。 でもそろそろ戻らないと。 部屋に戻り彼に伝える。
副団長
王子
副団長
副団長
王子
副団長
必ず帰ってくるから。 いつか必ず会いに来るから。
副団長
王子
副団長
王子
戦争はとても激しくてそれでも守りたい人がいたから頑張って来た。
兵士
副団長
兵士
副団長
団長
副団長
団長
副団長
兵士
副団長
兵士
国民A
国民B
国民C
国民D
俺の目に写ったものは…… 燃えてる城だった。 あんなに綺麗に月明かりを移していたガラスの城が…… 彼がいた塔も…… そうだ彼を探さないと……
執事
副団長
執事
なんで。 なんで守らなかったんだ? なんで。
執事
副団長
執事
逃げることを諦めたのだと。
執事
彼は王子としての役目を果たしたんだ。 俺との約束を守るために。 彼にとって俺は国民に過ぎなかったんだと。
執事
副団長
執事
約束したんだ。 何年何十年歳を重ねても君に話すと。 そのために俺は生きると。
あれから月の国は滅んだ。 そして俺は敵国であるこの国の農民として生きていた。
いるませんせい
副団長
俺と同じく国を滅ぼされこの国で農民として生活しているいるませんせいと出会って沢山今までの話をしてきた。 いるませんせいも騎士として生活していたらしいがここでは弱いものは騎士にはなれないため農業で生計を立てていた。 この国では負けた国の騎士は弱いと決めつけられていたから。
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
副団長
いるませんせい
彼はそう言って見送ってくれた。
俺が訪れたのはこの土地でしか咲かないと言われている花がある国に来た。 もちろん彼と読んだ本に書いてあった場所だ。
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
その日はこさめさんの家に泊まった。 翌日その花が見れるという花畑に案内された。 彼と読んだ本よりもとても綺麗な花が咲いていた。
副団長
こさめ
副団長
こさめ
副団長
こさめ
次に来たのは珍しい果物が育つと言われている国に来た。
らん
副団長
らん
副団長
らん
副団長
らん
俺が悪いんか?
らん
副団長
らん
副団長
らん
副団長
らん
副団長
らん
副団長
らん
副団長
次の日彼と一緒に行くと本に書いてあった果物があった。 収穫を手伝い彼からお礼だと果物をもらい俺はその国を後にした。
色々な所を沢山見て周りこの国にたどり着いた。 そして俺は倒れた。
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
薄々気づいていた。 戦いによって無理をした身体は今まで経験したことの無い土地での生活で既に限界を迎えていることを。 けど彼との約束を。 この国で見られるという夜空に浮かぶ虹を見ない限り死ぬ訳には行かない。
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
副団長
それから他愛ない話をしてオーロラが出るまで待った。 けどなっちゃんが言っていた通り中々見れない。 俺も日に日に辛くなっていった。
なつ
副団長
なつ
誰かの呼ぶ声がして目を覚ますと焦った顔をしてる彼と目が合う。 あぁそこにいたんだね。
なつ
副団長
なつ
副団長
なつ
なっちゃんの言う通りにすると急に腕を引っ張られた。 暫く進むとなっちゃんが止まった。
なつ
副団長
あぁ彼にも見せてあげたかった。 それからオーロラが見れなくなるまでずっと眺めていた。 そして俺はその日の昼に愛する人の元へ旅立った。
王子
王子
王子
執事
王子
執事
王子
執事
王子
執事
王子
執事
王子
執事
じいやから聞いた話はとても現実とは思えなかった。
執事
王子
執事
王子
執事
王子
それでも俺を逃がそうと必死なじいやを無理やり暖炉まで連れていく。 俺知ってるんだ。 ここが隠し通路なの。 彼と外に行く時に使っていたから。 まぁ外と言っても城壁内だったけどね ドアを閉める時にじいやに頼み事をした。 最後の俺の願いを。 彼に伝えて欲しいと。
執事
王子
執事
王子
執事
王子
ドタバタ
王子
執事
その言葉を聞いて俺はドアを閉め鍵をかけた。 そして俺は…
目を覚ますとそこは見知らぬ花畑だった。 周りを見渡すと少し離れたところに人影が立っていた。 俺は知ってるのこの人を。 ようやく会えた。 何年何十年かかったが分からないが彼にようやく伝えられる。 人影に近づくとやはり俺の愛した人だった。
副団長
王子
副団長
そういうと彼は目を丸くしてこう言ってくれた。
王子
副団長
王子
副団長
生まれ落ちた日、何が半分かけてしまった気がした。 満たされなくて泣きわめく日々をただひたすら過していった。 記憶などなくてもわかっていた糸の先に答えがあると。 そしてようやく…
誰かの呼ぶ声が聞こえる。 誰だろう。
すち
そんなに大声出したら声枯れてまうよ?
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
彼が作ってくれた朝食を食べながらいつものように他愛ない話をしてた。
すち
みこと
すち
頬に触れてみると確かに涙が流れていた。
みこと
すち
確か俺はとある国の騎士で誰かとなんか約束してた。 俺の大切で守りたかった人。 確かすちくんによく似て…… そうや。 俺が守りたかった人はすちくんや。 一国の王子として旅立って逝った俺の大切な人。 良かった。 今度は守れてる。 俺の大切で愛しい王子様(お姫様)を。
みこと
すち
みこと
すち
両思いだねなんて言って笑いあった。 そしたら急に何か言いたげな顔で見つめられた。
みこと
すち
みこと
すち
思い出して欲しい気持ちとあんな辛い出来事をこのまま忘れていて欲しい気持ちが押し寄せてきた。
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
絶対に今度こそ幸せにしてみせる。
あの頃と変わらず目を丸くする君を愛おしく感じる。 そして思わずすちくんの頬にキスをした。
すち
みこと
すち
時を超えてやっと君と幸せな人生を歩めてることを過去(前世)の俺たちに伝えたい。
作者
みこと
作者
すち
みこと
作者
すち
作者
すち
みこと
すち
みこと
作者
すち
作者
作者
作者
いるませんせい
なつ
らん
こさめ
作者
作者
作者
作者