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ハロウィン特別作品『Welcome to Nightmare』

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ハロウィン特別作品『Welcome to Nightmare』

1 - ハロウィン特別作品『Welcome to Nightmare』

♥

633

2020年10月31日

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HAPPY HALLOWEEN🎃👻

そうです、今日はハロウィンです!!

な、の、で!!!!!!

ハロウィン特別作品

『Welcome to Nightmare』

~ 最恐の悪夢へようこそ ~

どうぞお楽しみ下さい~🌟

今日は待ちに待ったハロウィンです、皆さん。

ということで、恋人のテヒョンアと肝試しをする事になりました。

一応、テヒョンアは狼男で俺は…黒猫??の仮装してます。

テヒョン

ユンギヒョン猫耳似合いすぎㅋㅋㅋ

ユンギ

うるさい、お前が選んだんだろ

猫耳付けたユンギさんの図⬆

テヒョン

いやぁ~…ここまで可愛くなるとはㅋㅋ

ユンギ

お前だって猫耳付けてるじゃん

テヒョン

これは狼耳なんですぅ

自称狼耳を付けたテヒョンさんの図⬆

ユンギ

あっそう…

テヒョン

あ、ここだよね!?

テヒョン

怪談あるある、立ち入り禁止の森!!!!

目の前には木が鬱蒼と茂っていて、昼だというのに視界が悪い。

ユンギ

本当にここ入るのかよ…

テヒョン

何、ヒョン怖いの~?ㅋㅋ

ユンギ

怖くない

ユンギ

お前こそ足震えてるだろ子鹿か

テヒョン

これは痙攣だし!!

ユンギ

それの方が問題だろ

テヒョン

と、り、あ、え、ず!!!!

テヒョン

レッツゴー!!!!!!!!

ユンギ

あ、おい!!

テヒョンアと森に入った瞬間

何故か世界が変わった感覚がした。

世界が変わったってどんな感覚だよ、俺。

テヒョン

わあ…想像以上に前が見えない…

ユンギ

歩ければいいだろ

テヒョン

ふぅ……よし、慣れた!!!!

ユンギ

は!?

テヒョン

ふんふふんふんふふんッ

謎の鼻歌を唄いながら、どんどん前に進んでいくテヒョンア。

ここに1人だけ取り残されてはまずいので、走ってテヒョンアの所に行った。

テヒョン

どうしたの?

ユンギ

どうしたのって、置いてくなよ

テヒョン

ははーん、ヒョン怖いんだ

ユンギ

うるさい

テヒョン

僕の腕に掴まっていいんだよ??

ユンギ

………………

また置いてかれるのは嫌なので、控えめにテヒョンアの腕を掴んだ。

テヒョン

もー、素直じゃないなぁ

ユンギ

別に

テヒョン

思ったけど、虫が1匹も居ないって少し可笑しいよね

ユンギ

秋だから普通でしょ

テヒョン

んー、秋でも森ぐらいには1匹程度居るんじゃない?

テヒョン

なのに1匹もいないなんて、何でだろうな~って思って

ユンギ

……………

ユンギ

あんま怖いこと言うな

テヒョン

てへッ

空を見上げようと、上を向いても

木々で覆い尽くされていて、空どころか太陽の光さえ差し込んでこない。

まるで本当に夜みたいだ。

テヒョン

なんでこんなに暗いんだろう

ユンギ

昼でも暗いって凄いな

テヒョン

凄いのかな…?

暫く歩いていると、何か違和感に気付いた。

ユンギ

……もしかしてだけどさ

テヒョン

ん??

ユンギ

俺ら、同じ所をずっとぐるぐるしてないか?

テヒョン

ユンギ

だって、さっき見た切り株とか倒れてる木とか

ユンギ

全部森の同じ位置にあるとか可笑しいだろ

テヒョン

気のせいかもよ~?

ユンギ

じゃあ歩いてみよ

テヒョン

はーい

周りを注意深く見ながら、足を進める。

3分ほど歩いた後先程まで立っていた場所に戻ってきた。

テヒョン

ねぇ、本当に僕達ぐるぐる廻ってるんじゃない…??

ユンギ

……だな

テヒョン

どうしよう、まだヨンタンに餌あげてないのに…

ユンギ

そこかよ

何度別の道を進んでも、何度歩いてもまた同じ場所に戻ってくる。

恐怖のあまり2人で半べそをかきそうになっていると

奥の方で微かに光が灯っているのが見えた。

ユンギ

テヒョンア、あそこ!!

テヒョン

灯り…?

ユンギ

もしかしたら人が居るかもッ

テヒョン

ユンギヒョン、行こ!!

走ってそこに向かうと、 沢山の木々に囲まれ現れたのは

おとぎ話に出てきそうな大きな古城がそびえ立っていた。

テヒョン

…何、ここ……

ユンギ

お城…だよな…??

2人で唖然としていた時、お城の前方に年季の入った扉を見つけた。

助けを求めようとノックしても人が出てくる様子はない。

ユンギ

…居ないのかな

テヒョン

やだやだ、こんな所に置き去りなんてやだッ!!

ユンギ

でも勝手に入る訳にはいかないだろ

テヒョン

誰も居なかったらいいでしょ?

テヒョン

もしこのまま帰れなかったら、僕達あの森の中で野宿する事になるんだよ??

ユンギ

………それは嫌だな

テヒョン

でしょ!?!?

テヒョン

もし人が居たとしても、事情を説明したら絶対分かってくれると思う

ユンギ

そうだな、

重い扉をゆっくり開くと

真っ赤なカーペットに大きなシャンデリア、映画でよく見る長い階段

内装全てが高級感に溢れていた。

テヒョン

す、凄い…

ユンギ

こんなの初めて見たな…

テヒョン

映画でしか見た事ない…

ユンギ

同感…

見慣れない光景に見惚れていると急に電気が消えて、辺りが暗闇に染まる。

ユンギ

え、何?

テヒョン

停電…??

ユンギ

何も見えないんだけど

テヒョン

ユンギヒョン今どこ!?

ユンギ

隣にいるだろ?

隣にいたテヒョンアを触ろうと手を伸ばすと

人間の体温では有り得ない冷たさを感じた。

ユンギ

…え?

テヒョン

どうしたの??

ユンギ

お前…今どこにいる?

テヒョン

見えないから分かんないんだけど…

確かにテヒョンアの声はすぐ近くでするのに

今触れてるモノは、一体何なんだ?

分からない分からない分からない

見えない恐怖に手が震える。

テヒョンアにこれを伝えようとすると

ふと、意識が飛んだ。

ユンギ

う…ん……

目を覚ますと、真っ白で殺風景な部屋に居た。

頭が覚めてきて分かったが

俺は両手を椅子の後ろに縛られて、動けない状態だった。

ユンギ

ッ、テヒョンア、

隣を見ると、同じく両手を椅子の後ろで縛られているテヒョンアがいる。

ユンギ

テヒョンア、起きろ、テヒョンア

テヒョン

ん…??

テヒョン

…ユンギヒョン?

ユンギ

ここ、何処だろ……

テヒョン

分かんない…

辺りを見渡していると、蛍光灯が点滅し始めて

パッと明かりがついた時、4人の男達が俺らを眺めていた。

テヒョン

!?!?!?!?

テヒョン

だ、誰ですか

ユンギ

俺達をこんな風にして、何がしたいんですか

男達は黙ったままで、ただ冷めた目で俺らを見てくるだけで

何も言わない彼らに苛立ってきて、

ユンギ

ッ、何か言えよ!!!!

と叫んだ。

ソクジン

うるさいなぁ…

ソクジン

不法侵入した身分で何ほざいてんの??

テヒョン & ユンギ『!!!!!!』

何も、言えなかった。

だって実際そうだから。

ユンギ

その節は大変申し訳ございません

ユンギ

森で迷っていたら此処を見つけて、このままだと野宿になってしまう所だったので…

ユンギ

お願いします、許してください

テヒョン

お、お願いします…

ソクジン

……………

ソクジン

ハロウィンだからって調子乗らない方が良いよ

ソクジン

さ、自己紹介しよっか!

ユンギ

え、

テヒョン

自己紹介…?

ソクジン

まずは僕から

男の人達は、様々な表情だった。

先程俺達に『うるさい』と言った人は目が死んでいる。

例え方が変だけど、これ以外に思い浮かばない。

その隣にいる真面目そうな高身長は、じっくり俺達を眺めている。

なんだか、凄い変態的な目だと感じるのは俺だけだろうか。

その隣の可愛らしい兎顔の男の人は、ずっとソワソワしている。

この人は良い人そうだな。

そして最後の人は初めから今まで絶えずニコニコしている。

怖いくらい、ずっと笑顔なんだ。

ソクジン

ほら、君もこっちに集中して

ユンギ

あ、ごめんなさい

ソクジン

改めて言うけど、僕はキムソクジン

ソクジン

俗に言う悪魔かな

テヒョン

悪魔…格好良い!!!!

ユンギ

!?

ソクジン

えッ

ソクジン

何それ初めて言われたんだけど!!

テヒョン

なんか悪魔って、ハロウィンの名物みたいな!?!?

テヒョン

そういうの凄く憧れる!!!!

ソクジン

ひやあああ

ソクジン

めっちゃ嬉しい、ありがとう!!!!

ソクジン

実はねぇ、悪魔ってすんごい

ナムジュン

ちょ、ジンヒョン話の脱線しないで下さい

ソクジン

すみません…

ナムジュン

僕はキムナムジュンです

ナムジュン

吸血鬼、と認知してください

ユンギ

吸血鬼…

ジョングク

あ、

ジョングク

チョンジョングク、です

ジョングク

ゾンビ…やってます

テヒョン

わあああ、映画見ました!!

ジョングク

え?

テヒョン

ウォーキングデッド!!!!!!

ジョングク

あぁ…ありがとうございますㅋㅋ

テヒョン

いやぁ、流石でした!!

テヒョン

主演はやっぱり違いますなぁ…

ユンギ

主演…??

ホソク

はーい、次僕!!!!

ホソク

僕はチョンホソクでーす!!

ホソク

狼男ですッ

ユンギ

狼男!!!!

ホソク

お?君好きなの??

ユンギ

狼男はハロウィンの中で1番好きなんです

ホソク

きゃ~ッ、嬉しい!!!!!!

思ったより、良い人達そうだ。

ソクジン

で、君達は?

ユンギ

あぁ、

テヒョン

僕はキムテヒョン!!

テヒョン

20歳です!!

テヒョン

今は狼男の格好してます!!!!

ホソク

可愛過ぎㅋㅋㅋㅋ

ユンギ

俺はミンユンギです

ユンギ

22歳です

ユンギ

黒猫…の格好らしいです

ナムジュン

可愛いㅋㅋㅋㅋㅋㅋ

ソクジン

ユンギさん猫耳似合うㅋㅋ

ジョングク

ふふッ…

ホソク

こんな可愛い黒猫初めてㅋㅋㅋ

ユンギ

………………

そんなに可愛いのか?俺…

ホソク

チョーカーまで付けてるし…ㅋㅋ

ホソク

誰かの性癖に刺さるかもね

ナムジュン

…………………

ジョングク

分かりやす過ぎですヒョン

ソクジン

ま、とりあえず歓迎会といたしまか~!!

ホソク & ジョングク & ナムジュン『はーい』

4人は大騒ぎしながら部屋を出て行った。

ユンギ

………………

テヒョン

………………

ユンギ

いや俺らどうすればいいんだ

テヒョン

縛られたままの歓迎会…!?

テヒョン

僕そういう趣味無いんだけどなぁ…

ユンギ

うるさい

テヒョン

ええ!?!?

少し経った後、慌ててソクジンさんが手錠を解いてくれた。

ハロウィンらしい歓迎会も終わり、時刻は夜の11時。

テヒョン

あははははッ、ジンヒョン面白~い!!ㅋㅋ

ソクジン

でしょでしょ!?!?

ユンギ

ジョングガと価値観合いすぎる

ジョングク

それなです

ナムジュン

俺はホソガが好きだ

ホソク

ごめん、吸血鬼に襲われる趣味は無いんだ

ナムジュン

え…

ホソク

嘘だよㅋㅋㅋㅋㅋㅋ

笑い合っていると、急に電気が消えた。

テヒョン

え、また?

ユンギ

なんだろうな

電気が再び付いた時

いつの間にか現れた舞台に、仮面を被った4人が立っていた。

ソクジン

Ladies and gentlemen

ソクジン

今夜の宴はこれからです

ユンギ

おおおおお

テヒョン

ジンヒョン格好良い…!!

ユンギ

何か余興でもするのかな

テヒョン

だといいねッ!!

ホソク

なんと今夜は、珍しいお客様がいらっしゃいました

ホソク

ミンユンギさんとキムテヒョンさんですッ

ナムジュン

ハロウィンの夜に相応しい、熱い心を持ったお2人です

ナムジュン

…どうぞ心ゆくまでお召し上がりください

ユンギ

テヒョン

え?

突然の事に驚いていると

後ろからジョングガに肩を叩かれた。

ジョングク

失礼しまーすッ

ユンギ

え、え??

真っ白な床に、真っ赤な血が飛び散る。

これ、俺の血なのかな

テヒョン

ユンギヒョン!!!!!!!!

ホソク

うはは、やっぱ司会者ごっこは楽しいね!!

ナムジュン

だろ??ㅋㅋ

ソクジン

皆、あまり食べ過ぎないでよ?

ソクジン

一応この人達は俺らの仲間にするんだから

ユンギ

ッ、この野郎ッ…

ジョングク

ㅎㅎ…ユンギヒョン知らないんですか??

ジョングク

ゾンビは人を喰うんですよ?

ホソク

狼男も吸血鬼も

ホソク

悪魔はちょっと違うけど、みーんな人間が餌なの

ホソク

テレビなんかで見ていないの??

テヒョン

み、見たけどッ…

ソクジン

ふふッ、さぁディナーを始めようか

ソクジン

いただきます

ジミン

うぅ~ッ、ここどこだろ…

黒猫を追いかけていたら、いつの間にか深い森に入ってしまった。

しかも、時刻はもう11時44分。

4って、縁起悪いんだけどなぁ…

しばらく彷徨っていると木々の隙間から灯りが見えた。

ジミン

誰かいるのかな?

大きな古い扉をノックすると、ゆっくり開いて

中には黒猫の格好をした白い男の人と、狼の大きい耳をつけた男の人が立っていた。

ジミン

?あ、あの…

テヒョン

ようこそお客様

ユンギ

合言葉をお願いします

ジミン

合言葉…??

今日はハロウィンだから、合言葉は…

ジミン

Trick or Treat !!!!

ユンギ

ㅎㅎ…

テヒョン

では、お客様

彼等は、紅く染まった口元を晒して

にっこりと綺麗な笑顔で言った。

" Welcome to Nightmare "

Fin .

ううー、ハロウィン作品なのに全然怖くなくて泣きそうなほび太郎です…

少しでも楽しんで頂けたら幸いです😷

それでは皆様に

Trick or Treat

…されたと思ってハロウィン画像あげますね🌟

まずはお馴染み 『悩むよりGO』 の白雪姫仮装から

はい 、可愛い。

この時のユンギさん砂糖過ぎてしんどかったです🤤

そしてお次は 『21世紀少女』の仮装

色々とツッコミどころ満載🤫

お次は 『ホルモン戦争』のガチ仮装

わいの推しが可愛すぎて逮捕したいです

最後に何かのステージでやった衣装

SINが色々SINどいのはわいだけですかね(

あ、この時のテヒョン氏大優勝

大優勝ですよね????((

では、改めまして!

最後まで見てくれてありがとうございます

寒くなってきたので、充分に体調管理しながら

HAPPY HALLOWEENして下さい!!

あんにょん~🌟

この作品はいかがでしたか?

633

コメント

53

ユーザー

え、え、最高すぎんか…?

ユーザー

好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♡

ユーザー

今回も最高すぎたよぉぉぉぉ

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