TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

 

一時限目終了後

あなた

(呪霊がどこにいるか分からないと疲れるな…)

あなた

(まあいつ襲われるか分からないから気抜いちゃダメなんだけどさ…)

モブ美

ねえ〇〇さん

モブ美

放課後体育館裏に来てくれない?

あなた

ん?分かった!

あなた

でも、部活あるから、早めに終わらせてもらえると助かるな!

放課後呪霊が出現しても駆けつけられるよう、私は部活に入ることになっていた

モブ美

え…今日、初日だけど?

あなた

うーん、まぁそうなんだけど…(困ったなぁ、説明できないからな…)

クラスメイト

モブ美、その辺にしとけよ

男子の1人が言った

クラスメイト

そうだよ、星野さん困ってるじゃん

クラスメイト

そうだそうだ

そして何人もが言い出す

モブ美

(はぁ?!アンタ達は関係ないでしょ?!)

あなた

みんなありがとう、私は大丈夫だから!

あなた

モブ美ちゃん、声かけてくれてありがとうね!

〇〇が微笑む

モブ美

(うわ…善人アピールキッツ)

クラスメイト

うわ…可愛い上に優しいとか天使かよ

クラスメイト

分かる

クラスメイト

〇〇ちゃんって彼氏とかいるの?!

あなた

彼氏?!いないよ?!

クラスメイト

えー!?そんな可愛いのに!?

クラスメイト

え、じゃあ俺彼氏なろうかな

クラスメイト

馬鹿、お前じゃ釣り合わねえよ

あなた

うーん、でも彼氏はまだ早いと思うからいいかなぁ

 

 

その頃の虎杖達

(夏油の呪霊の異空間で強化訓練の最中)

虎杖悠仁

すると突然虎杖が持っていた竹刀を握りしめ、折った

夏油傑

虎杖、どうしたんだい?!

虎杖悠仁

いや〇〇が変な奴に手出されてるような気がして…

珍しく渋い顔で虎杖が言う

乙骨優太

あれ虎杖君、奇遇だね

乙骨優太

僕もだよ

その瞬間、乙骨の周りの空気が凍りつく

伏黒恵

あー…そいつ殴ってやりたい…

伏黒も気づいていたようで、不機嫌だ

吉野順平

いっそのこと澱月を…

順平が澱月を出す

狗巻棘

しゃけ……

鬼のような顔でそう呟く

そして、口元のファスナーを開ける狗巻

狗巻棘

ぶっ殺してや…

夏油傑

みんな落ち着け!!

慌てて夏油が静止に入る

 

 

その頃の〇〇

体育の授業

西崎

んじゃ、今日は1000m測るぞー

クラスメイト

うげ…そうだった…

クラスメイト

あぁ…最悪

みんなは口々に文句を言っていたが

あなた

(校庭にも特に異変なし…だね)

〇〇はみんなを守るために、それどころではなかった

モブ美

〇〇ちゃん、いきなり測定なんて可哀想だねw

自分が守られていることを知らない モブ美が〇〇に絡む

あなた

うん、大丈夫かな…(まあ高専で毎日走らされてたから大丈夫だろうけど…)

西崎

よーし、じゃあモブ美と〇〇は一緒に走ってくれ

クラスメイト

え?!〇〇ちゃんモブ美と走るの?!

クラスメイト

アイツめっちゃ長距離速いんだよな、星野さん可哀想

クラスが湧く

モブ美

(調子乗ってるからそうなるのよwざまあみろ)

モブ美

(よーし、ぶっち切りでゴールして、恥かかせてやろーっとw)

西崎

よーしじゃあ位置について

パァン!

開始の合図が鳴らされる

クラスメイト

〇〇さん大丈夫かな…ってあれ?

クラスメイト

普通にモブ美抜いてない…?

〇〇はモブ美を抜き、独走していた

モブ美

(何アイツ、一周目から速度出すなんて馬鹿じゃないの?)

モブ美

(そんなんじゃすぐスタミナ切れるわよ、)

だが3周、4周と走っても〇〇のペースは落ちなかった

あなた

(高専では1500mだったからな…こっちが楽に感じる)

クラスメイト

ええええ?!?!

クラスメイト

あのモブ美と一周差をつけるなんて…?!

クラスメイト

しかも走るフォームめっちゃ綺麗!!

 

西崎

よーし、〇〇ゴール!

あなた

ふぅ…

クラスメイト

嘘だろ?!〇〇さん息切らしてないんだけど?!

クラスメイト

やば!!

クラスの注目は全て〇〇に向いた

その一方、モブ美は…

モブ美

はぁ…はぁ…はぁ
(ああマジ最悪!!!)

無理に〇〇に追いつこうとしたため、息が切れ、不恰好な姿勢で1人走っていた

クラスメイト

うわ、モブ美があんなんなってるの初めて見たわ

クラスメイト

分かる、いつも自慢してるけど、〇〇さん相手だと大した事ないねw

クラスの囁きが聞こえたモブ美は

モブ美

(私に恥かかせやがって…あのクソ女…!!)

モブ美

(絶対許さない…徹底的に潰してやる…)

 

西崎

よし、モブ美ゴール

だが声をかける者は居なかった

モブ美

チッ

そして忌々しそうに舌打ちをして

モブ美

ないこ!みゆき!

池手 ないこ

どうしましたか?!モブ美さん!

嫌 みゆき

何がありましたか?!

モブ美

あの女さ、

そう言うと、モブ美は〇〇を指差した

モブ美

ちょっと遊んでやろう?

すると、2人はニヤつき

嫌 みゆき

久しぶりのオモチャだなぁw楽しみ

池手 ないこ

あの子もいつまで耐えられるかな?w

 

 

昼休み

あなた

(よーし、用意してきたお弁当食べよ)

クラスメイト

〇〇ちゃーん、お弁当食べよー!

クラスメイト

あっ!ずるい!私も一緒に食べたいよー!

クラスメイト

星野さん!僕達とも食べようよ!

あなた

うん!みんな一緒に食べよー!

〇〇は鞄を漁る

あなた

…あれ…おかしいな…

クラスメイト

どうしたの?

あなた

いや…あれ?

クラスメイト

なんかあった?

あなた

お弁当無いな…

クラスメイト

ええ?!

クラスメイト

置いてきちゃったの…?

あなた

いやでもさっき鞄見た時はあったんだよね…

クラスメイト

購買行ってきたら?

あなた

お弁当食べるつもりだったから、お金持って来なかったんだよね

クラスメイト

お金貸そうか?

あなた

いや、いいよ!大丈夫!(申し訳ないからな…)

クラスメイト

ええ?いいよ、貸すよ

そして少し遠くで

モブ美

うわ焦ってるw

嫌 みゆき

かわいそーw

池手 ないこ

まあ自分が悪いからしょうがないよw

〇〇の弁当を隠し、小声で3人が話す

すると、〇〇達の所に突然

中里晴人

星野さん

晴人が現れた

クラスメイト

ええええ?!晴人君?!

クラスメイト

どうしたの?!晴人君!!

クラスメイト

相変わらずかっこいい…!

女子が騒ぎ出す

中里晴人

俺のお弁当あげるからさ、一緒に食べよう?

モブ美

(はぁぁぁぁぁ?!晴人がなんであんな奴と?!)

クラスメイト

ええええええええ?!?!

〇〇の周りの全員が叫ぶ

あなた

いやでも、申し訳ないし良いよ…

中里晴人

はぁ…

それを聞いた晴人はため息をつき

中里晴人

いいから来いよ

〇〇の手を引き、走り出した

あなた

ちょっ…!?晴人君?!

クラスメイト

きゃああああああ!!

女子が歓声をあげた

クラスメイト

うわ…晴人も星野さん狙ってたのか…

クラスメイト

あいつ敵なら勝ち目ねぇじゃん

クラスメイト

もう俺諦めよ…

逆に男子はがっかりした言葉を漏らした

 

そして遠くでモブ美達が文句を言っていた

モブ美

あの女、男子に色目使いやがって…

※使ってません

池手 ないこ

しかもめっちゃイキってる…ガチムカつく

※どちらかというとイキってるのはお前らだy……モブ美達です。

嫌 みゆき

徹底的に分からせてやらないとだね…

 

 

その頃の〇〇達

あなた

ちょっと?!晴人君?!ここ屋上だよ!?

中里晴人

わかってるけど…?

あなた

え、でも何でわざわざここに?

中里晴人

女子が騒がしいから、ここで食ってるだけ

そう言うと、晴人は気怠げに腰をおろす

中里晴人

何立ってんだよ、座れ、昼飯ねぇんだろ?

晴人は自分の横を指差す。

あなた

う、うん!ありがとう!

あなた

(申し訳ないな…本当)

そして晴人が弁当箱の蓋に具を乗せる。

中里晴人

ほらよ

あなた

…良いの?

長距離もあり、正直〇〇はとてもお腹が空いていた。

中里晴人

ここまで来て食わないのは無しだろ

あなた

…ありがとう

卵焼きを口にする

あなた

?!?!?!

あなた

これすっごい美味しい!!

中里晴人

そうか?自分で作ってるからよく分かんねえけど、

あなた

え?!自分で作ってるの?!天才?!

中里晴人

い、いや、そんな褒めなくても…

晴人は少し驚いた顔をしていた。

あなた

うわ、この炒め物も味付け完璧すぎる…やっぱり晴人君天才だよ…!!!

中里晴人

…そこまで言われるとは思ってなかったよ…

そう言うと、晴人は少し顔を綻ばせる

あなた

あとさ

あなた

ありがとうね、わざわざ声かけてくれて

中里晴人

いや、それは気にすんな

そうして話していくうちにあっという間に昼休みが終わった。

 

放課後

あなた

モブ美ちゃん!!

あなた

ごめんね、待たせちゃった?

モブ美

遅かったね!何かあったの?

あなた

実は、靴が見つからなくて…

モブ美

そうだったんだ、災難だったねw

モブ美

(まあ私が隠したんだけどね…w)

あなた

それで、何の話?

モブ美

あのさ、アンタ本当

『目障りなんだよね』

あなた

…は…?

聞き間違いかと思った

あなた

え…?今なんて?

モブ美

だーかーらー

『ウザいから消えてって言ってんの』

あなた

えっ…?私何かしちゃった…?

あなた

もしそうならごめん…

モブ美

はぁ…だからそういうとこがうざいんだって!!

あなた

…っ!

〇〇がモブ美に突き飛ばされた。

あなた

(…服、泥ついちゃった…)

あなた

なんで…こんなことするの?

モブ美

アンタが晴人に色目使うからでしょ…?

あなた

使ってないよ

モブ美

じゃあなんでアンタだけチヤホヤされてんのよ?!

完全な嫉妬だ。

モブ美

本当意味わかんない!

モブ美

なんでアンタが!!

あなた

(…手を振り出す動作…、殴られる…)

ゴッ

モブ美が〇〇を殴る。

あなた

…(痛い…)

動作は単純で先読みが出来たが、ここで避けると逆上されるため、わざと当たった

モブ美

もういいわ、

モブ美

みゆき、ないこ、抑えて

すると、ないことみゆきが現れる

嫌 みゆき

分かりました

池手 ないこ

ほら、動くな

そして2人に押さえつけられ、〇〇は身動きが取れなくなる。

あなた

…離してよ

だが2人が離すわけもなく…

モブ美

ほらこれ、さっき〇〇ちゃんのために、わざわざ汲んできてあげました〜

モブ美はそう言うと、泥水の入ったペットボトルを掲げる

嫌 みゆき

うわぁ〜!モブ美さんやっさしー!!

池手 ないこ

流石一軍!

モブ美

んじゃこれを、偽善者ちゃんの粛清に使いまーす!

その水を飲ませられる

あなた

(うわ…最悪…)

池手 ないこ

ウケるっっwまずそーw

嫌 みゆき

何入ってるか分からないのに可哀想〜笑

あなた

…ゲホッ…ゲホッ

あなた

(なんなのこの人達…)

あなた

(もしかして呪霊は、この人にいじめられた人の怒りから生まれたんじゃ…)

〇〇が黙っていると

モブ美

なんか喋れよつまんねぇな

あなた

だが〇〇は黙っている

モブ美

あっそ、じゃあいいわ

そしてモブ美はカッターを取り出すと

あなた

(切り付けられるのかな…)

『自分に』刺した

モブ美

痛ーーーーい!!!!

大声で叫ぶ

あなた

(え…?何してるのこの人…)

そしてモブ美の腕から血が溢れ出る

嫌 みゆき

大丈夫ですかモブ美さん!!

2人からの拘束が解かれる。

池手 ないこ

うわ、痛そう…

そして

池手 ないこ

酷いよ!!〇〇ちゃん!!

モブ美を刺すなんて!!!

あなた

は……???

 

私は、目の前が真っ暗になっていった

 

 

next→2000♡

 

loading

この作品はいかがでしたか?

2,723

コメント

9

ユーザー
ユーザー
ユーザー

今回も面白かったです!!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚