主
主
主
主
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りうら攻め アニキ受け 視点は悠佑。 地雷さんばいばい。 通報はしないでください。
ある休日の夕方。 今日はグループの活動も落ち着いていたので軽くランニングをしていた。
悠佑
りうら
悠佑
うっすら汗も出始めてきたためペースを落としてランニングからウォーキングに切り替えた時メンバー最年少のりうらとばったり鉢合わせた。
悠佑
そう、気まずいのだ。 それというのも、俺は先日りうらに告白されたのだ。 ガチの、恋愛的なあれで。
俺は少し考えさせてほしいと言って1週間後に答えを出すと言ってその場から逃げた。 そんな俺にりうらは次の日から告白前と何ら変わらない態度で接してきてくれた。 まったく、これではどちらが最年長なのか分からない。
りうら
悠佑
りうら
そう言って流れる沈黙。 気まずい理由その2。 その1週間後というのが今日ということ。
悠佑
最初はドッキリだと思った。 メンバーだし、男同士だし、 でも視線は痛いほどに真っ直ぐで居たたまれなかった。 断ろうと思った。 でもどうしてもりうらのことがどこかでチラついて頭から離れなくて。
りうら
もう、答えは出ていた。 いや、最初から、告白される前から分かり切っていたことではないか。 自分可愛さに逃げてきて、男同士メンバー同士だからとこの気持ちを勘違いと決めつけてみて見ぬふりをした。 目の前の男は自分の気持ちとしっかり向き合ったというのに。
悠佑
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
当たり前じゃんと笑うりうらはとても眩しくてなぜこんなにも臆病になっていたのか不思議に思える。
りうら
忘れてたでしょと呆れながら笑うりうらの言葉で思い出す。 ここ、そと、ひと、いっぱい、 ぶわっ、と羞恥が込み上げてくる。 あ、今俺の顔絶対真っ赤やわ。
りうら
腕を引かれたので抵抗せずについていく。 まぁ今の俺は力なんて入らないのだけれど。
連れてこられた場所はりうらが住んでるマンション。 中に入るよう促される。
悠佑
りうら
部屋の中は意外にも整っていて、鞄が床に置いてあったりはするが男子大学生にしては清潔感あふれる部屋だ。
悠佑
ふと目に入った大学で使っているのであろう参考書のような本。 活動と両立して勉強もしているというのだからこいつは本当にすごいと思う。
りうら
悠佑
りうら
ぱたぱたと忙しなく台所の方に消えたりうら。 遠慮なく座らせてもらう。 目についた中国語の会話帳をパラパラとめくる。
悠佑
元あった場所に戻して自分の学生時代を思い出す。 勉強はあまりせずほぼ音楽に費やしていたという記憶しかない。
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
あぁ、本当に俺は、なぜこの幸せから目を逸らしてきたのか。 この笑顔が途切れさせないため、俺は今度こそ前を向く。
主
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