me
続き
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どうぞ
潔
え、
潔
り、ん…?
そこには、
強盗が入ったかのように
散らかった部屋と
倒れた凛の姿があった…。
潔
凛っ!凛っ!!!大丈夫かっ!?
凛
…
潔
おいっ、おいってばっ!!
凛
…
凛
い、さぎ、?
潔
っ!!
潔
凛っ!!大丈夫か!?
凛
…
凛
(あぁ、そうか、これは、夢か…)
凛
(夢に、決まってる…)
凛
…
凛
(あいつは…、もう帰ってこないんだっ、)
凛
(俺は、)
凛
(俺は、裏切られたんだっ、)
凛
…
凛
(そうか、これは…)
凛
(神が俺に下した罰なのか…)
凛
…
凛
(もう、夢でもいい、)
凛
(せめて、夢の中でも、お前と、一緒に…)
凛
…
凛
い、さぎ
凛
もう、どこにも、いくな
凛
もう、どこにもっ…
潔
行かないよっ!
潔
りんっ!りんっ、ごめん、ごめんなっ…
凛
…
凛
スルッ
凛
スリスリ
凛
泣くな、泣くなよ…
凛
…せめて、夢の中では笑っててくれ、
凛
お前は、
凛
笑顔が一番似合うんだから…
潔
ゆ、ゆめ…?
潔
りんっ、?
潔
俺はここにいるよっ!夢じゃないよ…!
凛
…
凛
夢の中では、俺を、捨てるな、よ
潔
りんっ、!
潔
(俺が、俺がここまで、凛を追い詰めたんだ…)
潔
…
潔
りんッ!!
ちゅ♡
凛
…
凛
…は?
ギュウ
潔
凛っ、すき、だいすきっ
潔
だからっ、お願い
潔
起きてよっ、
潔
…
潔
夢じゃ、ないよっ、
凛
…い、さぎ、?
凛
本当に、潔、なのか…?
潔
っ!
潔
凛っ!!
凛
ッ!
凛
ギュウッ!
凛
潔っ!
凛
ほんとうに、ほんとうに、潔なんだなっ
潔
うんっ、うん
潔
ごめ、ごめんっりん、
凛
もう、俺から離れるんじゃねぇッ
凛
絶対に…っ
潔
うんっ、うんっグスッ
潔
ぜっだいに、はなれらい、グスッ
凛
潔ッ
凛
お前は、一生俺のものだ
愛してる
凛
ちゅ♡
潔
んっ...///
潔
…っ
潔
お、俺もッ、
潔
…あいしてるっ///
凛
落ち着いたか…、
潔
うん…
凛
…
凛
なんで、
凛
なんで出ていった
潔
え、
凛
何か、理由があったんだろ…
潔
えっと、
潔
…
潔
嫉妬、してたんだ、冴に…
凛
クソ兄貴に…?
潔
うん、そう
潔
別に、おかしかったら笑ってもいいんだぜ…?笑
潔
兄弟に嫉妬とか、おかしいよな…笑
潔
ほんとに…
凛
…
潔
いや、単純に俺が重かったのかもな…
潔
冴はお兄ちゃんだから、俺より特別なのはわかってる
潔
…
潔
でも、
潔
わかってても、抑えられなかったんだ…
潔
…
潔
冴は、凛に色んな顔をさせれる、
潔
それがどうしても悔しくて、
潔
…苦しくて、
潔
…
潔
それに、凛、俺との約束、全部破って冴のとこ行くし…
凛
それはっ…
潔
俺には冷たいし、でも、冴には優しいし…
凛
…
潔
心が、壊れそうだったんだ…
凛
…っ
潔
だからその時、蜂楽に相談して、
潔
出てった
潔
…
潔
凛に、優しくして欲しくて
潔
特別扱いして欲しくて…
潔
…
潔
付き合った頃みたいに、戻りたくて…
凛
…
潔
でも、俺の自分勝手な思いで、凛を傷つけた、
潔
ほんとに、ごめn
凛
謝るのは、俺の方だろ…
潔
え
凛
…悪かった
凛
俺が、お前をそんな風にしちまったんだろ
凛
もとあと言えば俺の責任だろ…
凛
…
凛
だから、謝るな
潔
でもっ、
凛
でもじゃねぇ、
凛
…
凛
俺は…、
凛
俺は、言葉足らずで、今までお前に何も言ってやれなかった…
凛
でも、一つだけ絶対に変わらないことがある
凛
…
凛
俺の隣はお前だけだ
潔
…え、
凛
これだけは絶対に変わらない、今も、この先も…
凛
…
凛
お前は、どうなんだよ
潔
っ、
潔
俺だって、もう俺の隣は凛しか考えられないよっ!!
凛
ッ、
凛
ふっ
凛
それでいい
凛
お前は、俺だけに色んな顔を見せればいい
潔
り、りんが笑ったっ!?///
凛
チッ
凛
笑ってねぇ
潔
いやっ!笑っただろ!
凛
笑ってねぇ
潔
笑った!!
凛
笑ってねぇっ!!
潔
…
潔
…ハハッ笑
潔
また、凛とこんな風に話せるなんて、嬉しいな…
凛
ッ、
凛
ギュウ
潔
りん?
凛
ギュー
潔
おーい、りんさーん?
凛
このままが、いい
潔
あ、
潔
そうだな、俺も、今はこうしていたい笑
潔
…りん
潔
そろそろ、な?
凛
…
凛
ギュウッ
潔
あ、こらー、力強めるんじゃありません!
凛
…
潔
ほら、やることいっぱいあるんだから…
凛
…、、
潔
部屋、一緒に片付けよ?
凛
…ああ
潔
それにしても派手にやったな…笑
凛
…お前のせいだ、
潔
おれっ!?
潔
まあ、そうなのかな…
潔
…
潔
俺が居なくなったらこうなっちゃうほど、
潔
凛は俺のことが好きなんだね〜笑
凛
…
凛
悪いかよ…、
潔
へ、///
潔
あ、いや、別に…///
凛
…お前は
潔
俺も…
潔
俺も、好き、大好き…///
凛
なら、いい…
また、こんな風に戻れるなんて
絶対にないと思ってた…
でも、俺たちはこうしてまた
戻ってきたんだ…
これからは、こいつと…
"糸師凛"と、
明るい未来へ、
2人で進んでいく…。
me
おかえりなさい
me
これにて、完結となります!
me
最後まで見て頂きありがとうございました😊
me
最終話、少し長くなっちゃいました笑
me
そこは許してください笑
me
…
me
嫉妬っていいですよねぇ笑
me
今回はほぼ自分が見たくて書いたんですけど
me
これを見て喜んでくれてる人が1人でもいたら嬉しく思います!
me
それでは
me
またどこかで!!
me
じゃあね!