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ありえない僕の恋

第10話 - ありえない僕の恋(最終話)

120

2024年09月04日

#BL

#ユンギ

#ジン

#BTS妄想BL

サンゴ

ｿｸｼﾞﾝ

何食べる？

ﾕﾝｷﾞ

べつに
何でもいい…

ｿｸｼﾞﾝ

ヤー❗️

ﾕﾝｷﾞ

💧

ｿｸｼﾞﾝ

せっかくの
祭りだぜ!?

ｿｸｼﾞﾝ

遠慮なんてしてる
場合じゃない‼️

ﾕﾝｷﾞ

う、うん…

ﾕﾝｷﾞ

(いい歳して
はしゃぎ過ぎだろ💧)

ﾕﾝｷﾞ

(一緒に居るこっちが
恥ずかしい…//)

ｿｸｼﾞﾝ

で、

ｿｸｼﾞﾝ

ﾕﾝｷﾞは
何が好き？

満面の笑みでﾕﾝｷﾞの答えを待ちわびるｿｸｼﾞﾝ

ﾕﾝｷﾞ

え？

コイツの“好き”ってワードに反応してしまった

食べ物のこと聞いてきただけなのに

俺、どうかしてる…

ﾕﾝｷﾞ

俺は＿＿

ｿｸｼﾞﾝ

あーーーっ❗️

ﾕﾝｷﾞ

ｿｸｼﾞﾝ

タッカンジョン‼️

ﾕﾝｷﾞ

タッカンジョン？♡

ｿｸｼﾞﾝ

ほらあそこ
俺のおすすめ✨

ｿｸｼﾞﾝ

もうあんなに並んでる!!
俺たちも早く並ぶぞ❗️

グイッ

夢中でﾕﾝｷﾞの腕を引っ張るｿｸｼﾞﾝ

ﾕﾝｷﾞ

ｿｸｼﾞﾝ

早く早く♪

ﾕﾝｷﾞ

(ほんっと、)

ﾕﾝｷﾞ

(子供かよ…//)

屋台でお腹を満たした２人が人通りの少ない場所に腰かける

ｿｸｼﾞﾝ

(ここなら
ゆっくり話せる…)

ﾕﾝｷﾞ

(こんな所に連れてきて
話でもあるのか…？)

ｿｸｼﾞﾝ

なぁ

ｿｸｼﾞﾝ

聞いてイイ？

ﾕﾝｷﾞ

なに？

隣に座るﾕﾝｷﾞの方を向いて話し始めるｿｸｼﾞﾝ

ｿｸｼﾞﾝ

夏休み前、

ｿｸｼﾞﾝ

俺のこと避けてた？

ﾕﾝｷﾞ

っ…

ｿｸｼﾞﾝに触れてほしくないことを聞かれてうつむくﾕﾝｷﾞ

ｿｸｼﾞﾝ

俺が声かけても
無視してた…よな？

ﾕﾝｷﾞ

………

ﾕﾝｷﾞ

うん

ｿｸｼﾞﾝ

何か理由が
あるんだろ？

ｿｸｼﾞﾝ

教えてほしい、

ｿｸｼﾞﾝ

お前を怒らせるような
ことしたのなら

ｿｸｼﾞﾝ

俺、なおすから

ﾕﾝｷﾞ

なおすって、

ﾕﾝｷﾞ

べつに…

ｿｸｼﾞﾝ

？？

ﾕﾝｷﾞ

(だってお前が)

俺の気持ちに気付かないのが歯痒かったから、、

ｿｸｼﾞﾝ

俺、
お前と話せなくて

ｿｸｼﾞﾝ

すごく
ツラかった…

ﾕﾝｷﾞ

え？

ｿｸｼﾞﾝ

この際、
正直に言う

ｿｸｼﾞﾝ

お前と話す前は
苦手で関わらない
ようにしてた

ｿｸｼﾞﾝ

でも、

ｿｸｼﾞﾝ

偶然をきっかけにお前と
話すようになってから

ｿｸｼﾞﾝ

意外と悪いヤツじゃ
ないってわかった、

ﾕﾝｷﾞ

(悪いヤツと
思ってたのかよ…💧)

ｿｸｼﾞﾝ

お前と話すようになって
しばらくして気付いた

ｿｸｼﾞﾝ

学校に行くのが
楽しみになってたことに

ﾕﾝｷﾞ

楽しみ？

ｿｸｼﾞﾝ

お前がどんな顔して
教室に入ってくるのか、

ｿｸｼﾞﾝ

俺にどんな悪態
ついてくるのか、

ｿｸｼﾞﾝ

居眠りばかりしてるの
猫っぽくて面白いと
思ったりだとか…

ﾕﾝｷﾞ

うわ、

ﾕﾝｷﾞ

見てたのかよ、、

ｿｸｼﾞﾝ

とにかく俺は、

ｿｸｼﾞﾝ

いつもお前のことが
気になってた…

ﾕﾝｷﾞ

え…？

ｿｸｼﾞﾝ

でも、課題のプリント
人質にとられて

ｿｸｼﾞﾝ

お前はやっぱり俺のことが
嫌いなんだと思ったから…

ﾕﾝｷﾞ

ちがう…

ﾕﾝｷﾞ

嫌いじゃない

ｿｸｼﾞﾝ

え？

ﾕﾝｷﾞ

お前のこと嫌いだから
あんなことしたんじゃない

ﾕﾝｷﾞ

むしろその逆

ｿｸｼﾞﾝ

逆…？

鈍いｿｸｼﾞﾝにも伝わるように

ストレートな言葉で

ﾕﾝｷﾞ

俺は、

ﾕﾝｷﾞ

お前のことが＿＿

ドーン🎆

ｿｸｼﾞﾝ

わぁああああ✨

ﾕﾝｷﾞ

っ、

ﾕﾝｷﾞの言葉が盛大な花火の音でかき消される

ｿｸｼﾞﾝ

花火だー✨

ｿｸｼﾞﾝ

ほら見て！

ﾕﾝｷﾞ

うん…、

無邪気に花火の方を指差すｿｸｼﾞﾝ

ｿｸｼﾞﾝ

スゴイ!!スゴイ!!

ｿｸｼﾞﾝ

こんな綺麗な花火
感動するぅ(泣)

ｿｸｼﾞﾝ

花火師さん
リスペクト✊✨

ﾕﾝｷﾞ

ﾌﾌｯ…

ｿｸｼﾞﾝ

ん？

ｿｸｼﾞﾝ

何笑ってんだよ、

ｿｸｼﾞﾝ

消えちゃうだろ
早く見ろって！

ﾕﾝｷﾞ

わかったよ

ﾕﾝｷﾞ

ちゃんと見てるって

ｿｸｼﾞﾝ

まったくﾕﾝｷﾞは
リアクション
薄いんだからー

ﾕﾝｷﾞ

だな

はしゃぐｿｸｼﾞﾝをおだやかな瞳で見つめるﾕﾝｷﾞ

ｿｸｼﾞﾝ

最高だぁあああ✨

ﾕﾝｷﾞ

(気持ちなんて
伝わらなくてもいい…)

ﾕﾝｷﾞ

(今はただ無邪気なコイツを
見てるだけで)

なんか幸せだ

ｿｸｼﾞﾝ

なぁ、知ってるか？

ﾕﾝｷﾞ

ん？

ｿｸｼﾞﾝ

この祭りの
“花火”の言い伝え…

ﾕﾝｷﾞ

言い伝え？

ﾕﾝｷﾞ

知らない

ｿｸｼﾞﾝ

最後の花火が
燃え尽きる時、

ｿｸｼﾞﾝ

手を握り合ってた
ふたりは

ｿｸｼﾞﾝ

“永遠に
結ばれる”って話

ﾕﾝｷﾞ

///

ﾕﾝｷﾞ

(結ばれる??)

ﾕﾝｷﾞ

初めて聞いた…

ｿｸｼﾞﾝ

そっか、

ｿｸｼﾞﾝ

ロマンチックだよな

ﾕﾝｷﾞ

そうだな…

次々に打ち上がる花火をただ見つめるだけのふたり

ドーン🎆

ｿｸｼﾞﾝ

もうすぐ
クライマックスだ

ﾕﾝｷﾞ

だな

ｿｸｼﾞﾝ

え？

ﾕﾝｷﾞ

ほら、

うつむきながらｿｸｼﾞﾝの前にそっと手を差し出すﾕﾝｷﾞ

ｿｸｼﾞﾝ

ﾕﾝｷﾞ…??//

ｿｸｼﾞﾝ

(これはﾕﾝｷﾞの手
握ってもいいってこと)

ｿｸｼﾞﾝ

(だよな??)

ﾕﾝｷﾞ

恥ずかしいから
早く握れって…

ｿｸｼﾞﾝ

う、うん…//

ぎゅ

ﾕﾝｷﾞ

(意外と華奢な
手してんだな…)

ﾕﾝｷﾞ

(指絡めたら
どんな反応すんだろ…)

ｿｸｼﾞﾝ

(ﾕﾝｷﾞの手、冷たい…)

ｿｸｼﾞﾝ

(寒い季節が来たら
俺が温めてやらないと//)

それぞれの想いを胸に

俺たちは互いの手を握ったまま最後の燃え尽きる花火を眺めた

長い夏休みが終わりいつもと変わらない日常が戻った

また夜遅くまで勉強漬けの過酷な毎日が戻ってきた

でも、

少し変わったことと言えば…

ｿｸｼﾞﾝ

ﾕﾝｷﾞちん♡

ﾕﾝｷﾞ

…💧

ﾕﾝｷﾞ

だから…
その呼び方やめろ

ﾕﾝｷﾞの呼び方を変えたこと

ｿｸｼﾞﾝ

いいじゃん
可愛くて♡

ﾕﾝｷﾞ

可愛さは必要ない//

だって俺だけの特別って感じ出したいじゃん？♡

当の本人はお気に召さないようだけど…

ｿｸｼﾞﾝ

なぁ、

ﾕﾝｷﾞ

ん？

ｿｸｼﾞﾝ

そういや、祭りの日

ｿｸｼﾞﾝ

俺に何か
言いかけなかった？

ﾕﾝｷﾞ

ｷﾞｸｯ!!))

ﾕﾝｷﾞ

(なぜ、今⁉️)

ｿｸｼﾞﾝ

花火に夢中で
忘れてたけど、

ｿｸｼﾞﾝ

昨日の夜
急に思い出して
気になって…

ﾕﾝｷﾞ

(ならずっと
忘れててくれよ…💧)

今さら言えるか!!

ｿｸｼﾞﾝ

ﾕﾝｷﾞちん??

ﾕﾝｷﾞ

……💧

ﾕﾝｷﾞ

覚えてない

タタタタ…

挙動不審にその場から逃げるﾕﾝｷﾞ

ｿｸｼﾞﾝ

こら待てっ、、

ｿｸｼﾞﾝ

逃げるな💧

ｿｸｼﾞﾝ

このモヤモヤを
晴らしてくれよー!!

ﾕﾝｷﾞ

(あぁ、ｸｿｯ…)

ﾕﾝｷﾞ

(もう、知らね…)

ｿｸｼﾞﾝ

(祭りの花火の“言い伝え”)

ｿｸｼﾞﾝ

(俺の作り話だってことは
秘密にしておこう…♡)

はじめは苦手で関わることさえしなかった彼

そんな彼とのありえない僕の恋は

まだ始まったばかりだ♡♡

おわり

サンゴ

思ってたより長くなって
しまって自分でもビックリ

サンゴ

読み切りみたいに
作る予定がこんなにも
ダラダラと…すみません💧

サンゴ

SIN🐱🐹の関係性
やっぱり好きー❤️

サンゴ

ピュアストーリー
また作りたい🎵

サンゴ

最後まで読んでくれて
ありがとうございました✨

サンゴ

それではまた～
(・´з`・)ﾊﾞｲﾁｬ

この作品はいかがでしたか？

120

4件

こんにちは！ストーリー全部のほとんどがドキドキだった！花火始まった時どうなるのかずっとドキドキだった‪ (灬´ ˘ `灬)‬ 次の作品も待ってます！体調気おつけてね！

サンゴ

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