ー 洗面所 ー
葛葉
なぁ叶~
叶
ん〜?
叶
どーしたの。
葛葉
なんでわざわざ着いてくんの、
叶
んゃ、ただ単に僕が葛葉の
面倒を見たいだけ~。
面倒を見たいだけ~。
葛葉
だからガキ扱いすんなって、。
叶
してないよぉ~笑
葛葉
してるだろ、w
適当に話しつつも 洗面台に辿り着いては
叶
はい、これ付けて?
…と彼に言われて 少々大きめのヘアピンを渡された
葛葉
ンー。
葛葉
さんきゅ、
叶
はーい。
叶
自分で付けれそ?、
葛葉
これくらい出来るわw
前髪を上げてピンで止め。
葛葉
ほらなー?
叶
んふw、
かわいいねぇ~♪
かわいいねぇ~♪
葛葉
…うるさ、w
叶
あ~ぁ。もー僕
傷ついちゃったわ。
傷ついちゃったわ。
葛葉
あっそぉ~?
傷ついたと言い張る彼を ほおっておいて
蛇口から水を出しては顔を洗って 鏡を見ようとした瞬間
叶
─はい。
叶
タオルあげる♪
葛葉
ぇ、あぁ…
渡してくれたタオルで顔を拭いては
彼が急かすように
叶
着替えよ〜?
…と言って背中を押して来た
葛葉
んん、、
葛葉
ンな急かすなって……
叶
え〜?早い方が良くない?
葛葉
ゆっくりでも良くね?
叶
…
叶
まぁいいじゃん?笑
そんなことを話しながら クローゼットへ歩を進めた。
ー リビング ー <クローゼット前>
叶
これにしたら〜?
葛葉
首元だるそ〜、
叶
……じゃあ、これとか!
葛葉
それもあんま変わらんくね?
叶
ぇ~、似合うのにー、
何故だろうか、
先程から彼がやたらと首元の 隠れる服を勧めてくる…
葛葉
…んま、これでいーわ~、
叶
ん、良かった
葛葉
…?
葛葉
そか、
ササッと着替えを済ましては
叶
葛葉、
叶
ちょっとこっち来て、
…そんなことを言われ 近づいてみると
なにか気にしているかのように 首元の襟を弄ってくる
葛葉
ん、ちょ、くすぐってぇわw
叶
あ、ごめん ごめんw
葛葉
てかさっきからどした?
叶
ん〜?
叶
叶
別に?
葛葉
へんなのw
――――――――――
叶
…もーそろそろご飯行く?
葛葉
ん、行くか、
叶
パスタ食べに行こーよ〜
葛葉
麺か~
久々だしそーするか.
久々だしそーするか.
叶
うん!
叶
…。
葛葉、 気づいてないよね?
まぁ、大丈夫か、
……それにしても 昨日の僕酷かったな、
謝んないとだよね、…
葛葉に首絞めちゃった時に できた跡見られたら また思い出しちゃうもんね、
秘密にしなきゃ、。
ー お店前 ー
叶
着いたよ~
葛葉
んぁ、ここか。
叶
そー そー。
叶
早く中に入ろー?
葛葉
はーい、
彼の後をついて行くように
お店の中へ入った.