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放課後の保健室
保健委員の仕事を終え、帰ろうとしていると
足元に一冊の本を見つけた
ゆあん
興味本位だった
ゆあん
ゆあん
ゆあん
普通に生活していたら絶対に発さない言葉
その本、いや、日記にはこう書かれていた
○月✕日 今日から、この本に日記をつけていこうと思う。それは、病気と一緒に生きていくため、あと少しの人生をここに記録していきたい。"るな"のかかった心臓の病気は治らないらしい。お医者さんが、あと1年っていってた。正直るなも怖い。だけど、それを受け止めて病気と残りの人生を楽しむ。今日はーーーーー
見てはいけなかった
見るべきものではなかった
そう思ったのは、背後から声をかけられた瞬間
?
ゆあん
驚いて振り向くと、そこには見たことのある顔があった
?
ゆあん
この子は誰だろう、見たことはあるけど…
?
俺は本を返して帰ろうとした
ゆあん
?
ゆあん
めんどくさそうだったから、正直関わりたくなかった
?
?
ゆあん
?
ゆあん
るな
俺はコクリとうなずいた
るな
ゆあん
るな
ゆあん
ゆあん
るな
るな
彼女はクスクスと笑いながら、保健室を出ていった
「皆には内緒ね?」という言葉を置いて
次の日の朝、いつもと違う事が起きた
るな
彼女がこちらに走りながら声をかけてきた
ゆあん
俺は動揺しながらも、返事を返した
るな
ゆあん
るな
るな
初めてだった
高校生になって、用事もないのに初めて声をかけられた
俺は、クラスの中で空気だったから
人と関わることを好まなかったから
違和感しかなかった
でも、それだけじゃなくて
今日も委員会の仕事を終え、帰ろうとしていると
彼女が来た
るな
るな
ゆあん
るな
るな
ゆあん
るな
るな
るな
ゆあん
るな
ゆあん
るな
るな
ゆあん
るな
何なんだろう、
用もないのに話しかけてきて
何がしたいんだろう
るな
るな
ゆあん
るな
ゆあん
るな
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
るな
ゆあん
るな
ゆあん
るな
ゆあん
るな
るな
ゆあん
結局、彼女の押しで一緒に帰ることになった
といっても、校門までだけど
るな
ゆあん
るな
ゆあん
るな
るな
ゆあん
「またね」とは言わなかった
それを言ったら、明日も話してしまう感じがするから
ゆあん
その夜俺は、自分の部屋で
彼女のことを考えながら、眠りに落ちた
なぜ彼女のことを考えていたかはわからないけど
きっと
自分と真反対の人に興味を持ったんだろう
そう思うことにした