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⚠️ 苦手な方地雷の方はマワレミギ🙇 ご本人様には関係ございません

🎼🌸

⋯テクテク

🎼📢

⋯スタスタ

🎼🌸

(どうしたらいいんだろ いるまに協力してもらうって
提案したのは俺だけど…)

🎼🌸

⋯ねぇいるま

🎼📢

🎼🌸

えっと その…

🎼🌸

母さんに俺の思い知ってもらうにはどうしたらいいのかな…?

🎼📢

話すしかねぇだろ…それ以外あんのか?

🎼🌸

そ それはそうだけど…ッ伝え方とか…!

🎼📢

てかあいつもらんの気持ちに気づいてねぇから

🎼📢

伝え方がどうとか以前に

🎼📢

まずは自分の気持ちを素直に伝えることだろ

🎼📢

そもそもお前が我慢したからこうなってるんだし

🎼🌸

たしかに…そっか

🎼📢

⋯俺もこの件はお前の味方だからなんかあったら言ってやる

🎼📢

だからとにかく素直に話せ

🎼🌸

うん… ありがとう!

🎼📢

別にいいけど…お前勘違いはすんなよ

🎼📢

仲良しは今日だけだから

🎼🌸

(久しぶりに話したけど)

🎼🌸

(いるまは…)

俺が思っていた何倍も大人になっていた

🎼🌸

(わんちゃん俺よりいるまのほうが兄っぽいのかも…w)

🎼🌸

ゴクッ

🎼🌸

(緊張する…)

🎼🌸

(俺の全てを素直に話すのは今日が初めてだから…)

🎼📢

ジィー

🎼📢

おら 行くぞ

🎼🌸

⋯うん

🎼🌸

⋯ッただいま

🎼📢

紫桃 母

あらおかえりなさい

紫桃 母

らん ニコッ

🎼📢

ダル

🎼🌸

ギュッ ⋯母さん ちょっと話がある

紫桃 母

なあに?

🎼🌸

⋯とりあえず荷物だけ置いてくるから待ってて…!

紫桃 母

わかったわ

🎼🌸

ごめん お待たせ…

🎼📢

よーいしょっと

紫桃 母

いるま! 今かららんと話すの!

紫桃 母

ソファーで寝ないで どっか行きなさい!

🎼🌸

母さん 俺が…いるまに居てって頼んだから…!

🎼🌸

ね?

紫桃 母

ハァ 一体なんの話しをするつもりなの?

🎼🌸

⋯プルプル

🎼🌸

(怖いけど…言うって決めたから)

🎼🌸

あのね母さん

🎼🌸

母さんには俺の本音を聞いてほしい

紫桃 母

⋯本音?

🎼🌸

うん

🎼🌸

⋯俺はね今やってる勉強 したくない…

紫桃 母

⋯ッ

🎼🌸

S高校にも行きたくない

紫桃 母

バッ 何言ってんの…?

🎼📢

黙って聞いとけよ

紫桃 母

…で

🎼🌸

それでね 俺もう天才とか優等生とか言ってほしくない

🎼🌸

そのレッテルを貼ってほしくない

🎼🌸

俺の性格上 期待に応えなきゃ…期待を超えなくちゃってなるの…

紫桃 母

でも…! らんはこの義務教育中 ずっと成績がよかったのよ?

紫桃 母

それに 学校のリーダー的仕事もやってくれてたって

紫桃 母

こんなの優等生にしかできないんだから仕方ないじゃない…!

紫桃 母

天才 優等生以外になんて呼べばいいのよ!

🎼🌸

🎼📢

お前はさ 母親のくせしてらんの努力知らねぇの?

紫桃 母

は?

🎼📢

こいつ昔っから勉強苦手なんだぞ?

🎼📢

人前で話すことだっていつも恥ずかしがって 兄のくせして
俺の後ろにいつも隠れてた

紫桃 母

そんなことあるわけ…

🎼📢

あるんだよ ばか

🎼📢

なのに 夜中まで苦手な勉強してたし
寝不足になりながらも作業してた

🎼📢

ちゃんと見てたらわかんだろ 一緒に暮らしてるんだし

🎼📢

らんのことが嫌いな俺だってわかったぞ…?

紫桃 母

🎼📢

てめぇは天才を演じてるらんしか見ずに
ほんとのらんを見ようとも思わなかった

🎼📢

だろw

紫桃 母

でもらんは! 私が言ったこと全てこなしてくれた…!

紫桃 母

天才じゃないわけがない!

🎼📢

まだ言うのかよ! らんは…お前を…!

🎼🌸

いるま… 伝えてくれてありがとう

🎼🌸

ここからは俺が話すよ

🎼🌸

母さん 俺はね心配をかけたくなかったんだよ

🎼🌸

あと…母さんの悲しい顔をもう見たくなかったから

紫桃 母

🎼🌸

小学生の時 父さんが死んで、

🎼🌸

母さん 俺が見た事ないくらい泣いてた

🎼🌸

俺は 母さんの俺らへの優しいあたたかい笑顔が好きだったから

🎼🌸

母さんが喜ぶようにって勉強とか学校のこといっぱい頑張った

紫桃 母

らん…

🎼🌸

最初の頃はいっぱい褒めてくれてたから

🎼🌸

俺も嬉しくて もっと頑張ろうって思ってたんだぁ

🎼🌸

⋯でもね ある時くらいから
らんはできて当たり前 もっと上を目指せって…

🎼🌸

そこからは ああ俺ってなんでこんなことしてるんだろってなった

🎼🌸

⋯そこから体調も崩しちゃったりして…とにかく無理してた

🎼🌸

これが俺が頑張ってた理由

🎼🌸

もう俺はこんな思いしたくないからやめたい

🎼🌸

…どうかな…?

紫桃 母

今 らんの思いを初めて知った

紫桃 母

私 らんは大丈夫って勝手に思ってた… ごめんね…ポロポロ

🎼🌸

ッ! 母さん…

紫桃 母

私はらんの将来のためを思ってたけど
今のらんを見れてなかったら意味ないよね…

紫桃 母

本当にごめんなさい…

🎼🌸

ポロポロ 伝えれてよかったぁ…

紫桃 母

これからは素直に伝えて 甘えて 相談して…

紫桃 母

⋯まだ信用ならないかもしれないけど 頑張るから

🎼🌸

…ッうん!

紫桃 母

ギュッ

🎼🌸

ヒクッ えへへ

🎼🌸

ぎゅー 久しぶり!

🎼📢

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読んでいただきありがとうございました!

君たちの先生だから

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