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br

シャークんと帰るの初めてだ!

shk

最近…補習とかあって
一緒に帰れなかったからな…

ある日の放課後 シャークんの家が同じ方向だと聞いて 今日は一緒に帰っていた

br

シャークんの家って
こっちだったんだね!

shk

うん…なかむは反対だけど
きんときもこっち方向
なんだよね?

br

そうだよー!
今日はあの二人、予定あって
一緒に帰れなかったけど…

br

今度はみんなで
一緒に帰りたいね!
遊びにも沢山行こ!

shk

うん!

br

じゃあ、僕ここだから!

shk

ぇ、俺もここ…

br

ぇ?同じマンション!?

shk

俺3階
303

br

僕は2階!
201だよ!

br

一人暮らし…なの?

shk

うん…両親は居ない…
小さい頃に亡くなったから

br

そうなんだ…
じゃあ、一緒にご飯食べない?

shk

いいの?

br

僕も一人だからさ!
一緒に食べた方美味しいよ!

shk

じゃあ…行こっかな

shk

一回荷物置いて
着替えてから行くから

br

わかった!
じゃあ、またあとでね!

家に着けば制服から部屋着に着替えていると インターホンが鳴り シャークんを家の中に入れた

br

どうぞ!

shk

おじゃまします…

br

ご飯、何がいい?
僕、作るよ!

shk

んー、じゃあ…
ハンバーグとか?

br

いいね!

br

じゃあ、座って待ってて!

shk

俺も手伝うよ

br

ありがと!

二人で一緒に料理を作っていけば テーブルに並べ

br

冷めないうちに食べよ!

shk

うん

"いただきます!"

br

モグモグ

shk

モグモグ
ん、美味ッ!

br

これシャークんが
形作ったやつ!

shk

ちょっと崩れたけど…

br

美味しいよ!モグモグ

shk

うん…美味しいな モグモグ

ご飯を食べ終われば片付けをし リビングにあるソファに座った

shk

お腹…苦しい…

br

いっぱい食べたもんね!

shk

久々にちゃんとご飯食べたかも

br

ぇ?ちゃんと食べなきゃ
倒れちゃうよ!

shk

じゃあ…また
一緒に食べてもいい?

br

もちろん!
いつでも来ていいよ!

shk

ありがと

br

あのさ…

shk

ん?

br

シャークんに
話しておきたいことあるんだ…

shk

なに?

br

僕ね…

自分は突発的に発情してしまう病気を 持っているのだと声を震わせながら 今まであったことを話した

br

薬は飲んでる…けど
効かない時もあって…

shk

それって…薬効かなくて
症状が出たら
俺に止めてほしいってこと?

br

えっと…それは…

shk

そういうことか…

br

ぇ…?

shk

体が目的だったんだ
それで、近付いてきて…
仲良くしたいとか
ウソなんだろ!

br

ッ!ち、違うッ
そうじゃなくて…

shk

やめろッ!近付くなッ!
(ソファから立ち上がれば相手から離れ)

br

ビクッ
し…シャークん…ッ

shk

ッ……ごめん…帰るッ
(バタバタと走ればぶるーくの家を出て行く)

br

待ッ……ッ…

きっと心の何処かで なかむもきんときも優しくしてくれるから みんなが僕を救ってくれる シャークんもきっと大丈夫って 思ってしまっていたんだ…

br

そりゃ…そうだよね…
だって、気持ち悪いもん…

br

言わなきゃ、良かった…ッ

それから数日シャークんとは会ってない 連絡をしてみたけど返事が来ないし 学校にも来てないみたいだし… 話したくても避けられてるなら 僕には何も出来ない

nk

ぶるーく?

br

んー?

nk

元気、なくない?

br

んー…元気だよー

nk

なんかあった?

br

んーん、ないよー

nk

(話し掛けてもボーっとして…
全然元気ない…)

nk

きんとき…

kn

ん?

nk

ぶるーくがおかしい…
シャークんも学校に
来てないみたいだし…

kn

確かに…
ここ数日会ってないかも…

nk

もしかしたら
ぶるーく…話したのかも
シャークんに自分のこと…

kn

ぇ?

nk

ぶるーく悩んでた…
話すか話さないか…

nk

俺が話した方いいんじゃない?って言ったからだ…ッ

kn

なかむのせいじゃ…

nk

どうしたらいいのかな?
俺に出来ることって
ないのかな?

kn

見守ることしか出来ないよ…

nk

でも!

kn

じゃあ、二人の間に入って
無理矢理にでも仲直りさせる?
シャークんは
拒絶してるかもしれないのに

nk

それは…

kn

だから、見守っていようよ…
二人とも子供じゃないんだから
自分たちで解決できるよ

nk

ッ……

kn

大丈夫だよ。きっと…
(なかむの頭を撫でて)

nk

うん……ッ

〜次回へ続く〜

忘却の恋ーロストピュアシンドロームー

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