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アーツ

貴方は?

エクメア

ああ、私の事は王子とでも呼んでくれ。

アーツ

王子……

エクメア

まあ座ってくれ。立ち話は良くない

アーツ

(座

エクメア

まずは、急に話して驚かせてしまったな

エクメア

申し訳ない

アーツ

・・・

エクメア

私たちは地上の空気が苦手でね。通常息を止めているんだ。

アーツ

そうなのね…

エクメア

次に…君に見てもらいたいものがある

アーツ

見てもらいたいもの…?

エクメア

着いてきたまえ

アーツ

ここは…?

エクメア

ここに敷いてあるもの。

エクメア

これは全て宝石だ。

アーツ

え…?

エクメア

これは我々が採掘時の形状を元に作成した宝石のレプリカだ。

エクメア

これを君の仲間だと思って欲しい。

エクメア

(レプリカを粉砕機に入れる)

アーツ

ガリッ!ゴリゴリバキッメキッ!

エクメア

こうして滑らかな粉状にして撒き均す

アーツ

・・・

エクメア

普段宝石の欠片を返しているだろう。

エクメア

あれは我々が作ったレプリカだ。
偶に本物も返しているがな

アーツ

・・・これが…あの子達なの…?

エクメア

嗚呼、この砂を幾らでも持って帰ってもいいが、

今の月の技術では復元出来ない

アーツ

・・・クウ、マーズ、アウロ、マオ…

アーツ

・・・

エクメア

話は変わるが、君に協力して貰いたいんだ

アーツ

協力?

エクメア

嗚呼、金剛に祈らせる事だ。

アーツ

先生を…祈らせる…

エクメア

まあ詳細は後ほど話そう。

エクメア

そういえば君の胸だが、合成のダイヤモンドを嵌めさせてもらったよ。

エクメア

調子はどうだい?

アーツ

いつもと変わらないわ。

エクメア

良かった。

エクメア

戻ろうか。

エクメア

綺麗だろう?

アーツ

ここは?

エクメア

ここから君達が住んでいる所が見えるぞ。

アーツ

本当ね。

エクメア

・・・ありがとう。

アーツ

エクメア

これまで沢山の宝石に協力を試みたが

エクメア

皆、精神的苦痛で自壊してしまった

エクメア

理解があり助かった。

アーツ

そうなの…

エクメア

・・・その髪、整えようか?

アーツ

髪、?

エクメア

嗚呼、毛先が地面に擦れて汚れてしまっているよ

アーツ

悪いわね、ありがとう。

宝石の輝くもとへ 第二章

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