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撮影が終わって、いつも通り感想言ったり雑談して、解散した後。

Broooock

ねぇねぇNakamu

Broooock

今日のきんさんヤバかったけど大丈夫?生きてる?

Nakamu

やばい

Nakamu

疲れ全部吹っ飛んだ

きりやん

スマイルも激カワだったんですけど??

Broooock

拗らせオタクいるw

きりやん

そういうbroooockさんもヤバかったんじゃないんですか?

Broooock

いやまぁそうなんだけどさぁ

Broooock

だってあれは可愛すぎるじゃん

Nakamu

酔っ払ったシャケ呂律回んなくて可愛いもんなぁ

Broooock

そーなの!!ほんと叫ぶかと思った!

なんてこんな具合に、僕達はいつもこの3人だけのグループチャットで、各々片想い相手への抑えきれない感情を語り合っている。

傷の舐め合いとも言う気がするけど、これで満足出来てるし。

でもやっぱり夢見ちゃうよね、もし両想いで、付き合えたら〜、なんて。

キスとか添い寝とかしちゃって、もっと触れ合って、その先も………

想像するうちに顔が熱くなるのを感じて、なんだか少しドキドキする。

Broooock

……できたらなぁ~

虚しくないと言えば嘘になる。

多分あの二人だって思ってる。

でもみんな、相手に伝える気は微塵も無い。

「当たって砕けろ」なんてのはよく言うけど、僕達は今のこの関係性が一番大事なの。砕けるなんて冗談じゃない。

だからこうやってガス抜きしてるわけ。

メンバーに全員に隠さなくていいから気が楽だし、誰かが限界になったりしても他2人で止められる。

win-winだ。

きりやん

また今度カラオケ行って語らん?

Nakamu

行く

きりやん

Broooockは?

なんてのは全部口実で、実際は「推し」について語り合えるのが嬉しい……のかもしれないけど。

Broooock

はい!自分、行かせていただきます!

【brshk】怖がり同士の攻城戦

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