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しるあっと
35
放課後。
校舎の端にある、少し古い部室。
そこがゲーム部の部室だった。
伶
伶は椅子に座りながら、小さく呟く。
昔はもう少し人数がいたゲーム部も、今では伶一人。
高3になった今、部長になったものの、部員が増えなければ今年で廃部になる可能性もあった。
伶
そう言いながら、伶はパソコンを起動する
一人でゲームをする放課後。
それが伶の日常だった。
――その時。
ガラッ。
勢いよく部室の扉が開いた。
???
突然聞こえた明るい声に、伶は顔を上げる。
そこには、5人の新入生が立っていた。
???
先頭にいた青髪の少年……ではなく、青い雰囲気をまとった少年が笑う。
???
らっだぁ
その後ろから、
金豚きょー
緑色
レウクラウド
コンタミ
次々と自己紹介が続く。
伶は少し驚いた。
伶
らっだぁ
らっだぁが即答する。
らっだぁ
らっだぁ
伶は少し黙る。
久しぶりの部員。
しかも5人。
伶
そう言うと、らっだぁ達の顔が明るくなる。
らっだぁ
らっだぁ
伶
らっだぁ
らっだぁはその名前を口にして、にこっと笑った。
らっだぁ
その瞬間。
伶は少しだけ、不思議な感覚になった。
ただの後輩。
ただの新入部員。
そう思っていたはずなのに。
なぜか、その声が耳に残る。
楽しそうで、まっすぐで。
――青い声。
この時の叶はまだ知らなかった。
この出会いが、自分の毎日を大きく変えていくことを。
コメント
1件
うわ、一気に5人も入部!しかも全員名前が個性的すぎて笑っちゃいました(笑)「青い声」ってタイトルが気になってたんですけど、らっだぁくんの「青い雰囲気」がそれに繋がるんですかね。伶くんの「今日も俺だけ」から一転、急に賑やかになるギャップが好きです。これからどんなゲーム遊ぶのか、どんな化学反応が起きるのか、すごく楽しみです!