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原爆少女【続編】

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原爆少女【続編】

7 - 【7話】ただそれだけだった…。

♥

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2024年07月28日

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ほたる

海ちゃんへ。

ほたる

こんにちは、高橋ほたるです。覚えていますでしょうか

ほたる

私は結婚をして、旦那様の町に嫁ぐことになりました。

ほたる

ですからもう、海ちゃんとは会えないと思っております。

ほたる

どこに住んでいるのか、お互いどうなっているのか、分からないのですから。

ほたる

その事もあって、手紙を書きました。

ほたる

私が手紙を書いた理由はもうひとつ、あります

ほたる

それは…。

ほたる

私の寿命が10年だからです。

ほたる

私は被爆したせいで、白血病になりました。

ほたる

あの当時は、まだ生きられると思っていましたが

ほたる

だんだんと体力が落ちてきて

ほたる

ついに余命10年と宣告されてしまいました。

ほたる

このことは、誰にも言っていません。

ほたる

海ちゃんだけです

ほたる

この手紙を見てるということは

ほたる

私が生きている間に、この手紙を読んでくれたのだと思います

ほたる

10年の時をすぎたら、捨てて欲しいと陽平さんに頼みました

ほたる

もう、海ちゃんを悲しませたくないから…。

ほたる

海ちゃん。

ほたる

幸せになってください

ほたる

ありがとう。

ほたる

私からはもう、言う言葉はありません

ほたる

またどこかで、会えたらいいなと思っております。

ほたる

どうか、お体に気をつけてお過ごしください。

ほたる

さようなら

ほたる

源ほたる

ほたる…ちゃん…

グスッ

その時

私の頭に浮かんだ言葉は

会いたい…。

ただそれだけでした_。

陽平さん…!

陽平

おかえり、海さん

陽平

どうしたんだい、?

ほたるちゃんの居場所、知ってますか!

陽平

ほたるちゃんの居場所…?

ひろ

たしか、軽井沢の方へ行ったという噂があったが

ひろ

詳しくは分からないな…

軽井沢…ですね…

陽平

軽井沢なんて、ここから何十時間もかかるだろう

でも、急ぎなんです

ほたるちゃんのためにも…。

陽平

……。

ひろ

一体何があったか分からないが

ひろ

行ってみればいいでは無いか

ひろ

陽平くんは、どうなんだい?

陽平

僕は…。

陽平

……。

陽平

ごめん、ちょっと海さんと話したい…。

え、?

ひろ

わかった

ひろ

海ちゃん、ただ単にこれは僕の意見だ

ひろ

自分の気持ちも、ちゃんと伝えるんだよ

ひろ

じゃあ僕はこれで

はい…。

陽平

海さん、おいで

……。

なにか、いけないことがあるのでしょうか

陽平

……。

陽平

海さん、本気で言っているのかい?

え?

陽平

軽井沢だ

陽平

軽井沢なんだよ?

はい…。

陽平

何十時間もかかる

陽平

しかもこんなの噂だ…。

陽平

もし居なかったら…

陽平

行き損ではないか。

それは…。

……。

確かに、陽平さんの言う通りです。

陽平

ただ、僕は手紙の内容を知らないから

陽平

これ以上は言えないが…。

はい…。

おばあさん

山本さぁん?

陽平

陽平

はい

陽平

いまいきまーす

おばあさん

ごめんなさいね、薬がきれてしまって…。

陽平

あぁ、今用意しますね

おばあさん

ごめんよ

おばあさん

あれ?

おばあさん

見かけない顔ねぇ

山本海と申します(. .*)

おばあさん

山本、?

あ、

陽平の妹です

はじめまして

おばあさん

あれ、陽平くん

おばあさん

妹いたの?

陽平

陽平

あぁ、

陽平

いましたよ

おばあさん

お姉さんだけだと思っていたが

おばあさん

妹もいたんだね。

陽平

はい

陽平

あ、こちら

陽平

町の管理を長年しているおばあさん

おばあさん

こんにちは(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”

こ、こんにちは!

陽平

…よしっ

陽平

できました

おばあさん

ありがとうねぇ☺️

陽平

いえ

陽平

あ、おばあさん、ひとついいですか

おばあさん

なんだい?

続く

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