コメント
3件
最高すぎる😭👏✨ 続き楽しみです!︎💕︎
めちゃめちゃ楽しみすぎます💖 人魚とか絶対面白い話になる💭 続き楽しみにしてます♪
また面白いものを!! 続き待ってます!
冷たい
苦しい
真っ暗で怖い
助けて、
誰か
助けて、、
Jungkook
あぁまたあの夢だ
海で溺れる悪夢
Jungkook
Jungkook
俺は幼い時に海で溺れた事がある
亡き母に貰った大切な首飾りを落としてしまい、それを取りに行った
泳げなかった俺は瞬く間に波にのまれてしまった
そんな俺を助けてくれた者がいた
”人魚”だ
死にかけていた為よくは見えなかったがあれは確かに人魚だった
首飾りは結局無くしてしまったけれど、命は助かった
翌日、感謝を伝えようとまた海に出て探したが再会することはなく
そのまま10年という月日が経った
Jungkook
Jungkook
soldier
soldier
Jungkook
Jungkook
soldier
soldier
Jungkook
Jungkook
あの時溺れた以来、海に近付く事が難しくなってしまった
この国の王の息子、王子である俺は
それはそれは過保護に育てられ、危険な事からは遠ざけられてきた
死にかけた事によって海には近付けるな、と王から命令が出ているらしい
そんなの、知った事ではないが
Jungkook
Jungkook
soldier
soldier
Jungkook
soldier
Jungkook
soldier
soldier
Jungkook
城の皆が寝静まった頃、
俺はそっと部屋を抜け出した
向かうのはもちろん海だ
Jungkook
Jungkook
Jungkook
月の光を反射してキラキラと輝く水面が眩しい
Jungkook
あれから俺は”人魚”について調べた
人を食べるとか、キスされると溺れないとか、
色々な話がある中で気になったのは、彼らの歌声を聞いてはいけないということだった
彼らの歌声は、人間にとっては”死の歌声”だと言われているらしい
Jungkook
Jungkook
砂浜に座って海を眺める
綺麗だ
素直にそう思った
その時、風が吹いて簡単な地図が書かれた紙が飛ばされてしまった
まずい、あれがないとここまで迷わずには来られないんだ
俺は立ち上がって紙を追った
その紙は海に流されてしまいそうだ
Jungkook
浅瀬だから大丈夫だと思っていたのも束の間、急に深くなり慌てて水面に顔を出した
足がつかない
あぁこれはかなりまずい
Jungkook
??
Jungkook
目の前に、人がいた
いや違う、人魚だ
??
”彼”は俺の手を取って泳ぎ出した
Jungkook
岩に着いて彼は俺を押し出すと少し離れた所に移動した
Jungkook
Jungkook
??
Jungkook
??
Jungkook
彼を追って岩から離れようとすると彼が慌てて戻ってきた
??
??
Jungkook
Jungkook
??
Jungkook
Jungkook
Jungkook
Jungkook
Jungkook
??
Jungkook
Jungkook
目の前の彼をじっと見つめる
金色に輝く髪と青い綺麗な瞳
人魚が女性だけでないことは知っていたが、彼は女性と見間違えるほどに綺麗だった
??
Jungkook
Jungkook
??
Jungkook
??
??
Jungkook
??
??
そう言い残して彼は行ってしまった
soldier
Jungkook
Jungkook
Jungkook
soldier
Jungkook
Jungkook
Jungkook
soldier
Jungkook
俺は急いで部屋を出た
Jungkook
こんな昼間から出会えるわけないとは思っていたが体が先に動いていた
昨日と同じように砂浜に座り海を眺める
どうしても彼にまた会いたい
会えるまで諦めるつもりはない
彼に惹き付けられていると自分でも感じている
人間と人魚は関わるべきではないと言っていた
それが何だ
どうなったっていい、彼に会えるなら
俺はここに通い続ける
Jungkook
次の日も、その次の日も、ほぼ毎日
俺は海に顔を出しに来た
未だに彼には会えていない
また海で溺れたら助けに来てくれるだろうか
覚悟を決めて海に入ろうとしたその時
美しい歌声が響いた
Jungkook
横を見ると、彼がいた
彼は儚い笑顔を俺に向けている
Jungkook
……To be continued