レイチェル
残り4体です
ミケ
こんなもんか
レイチェル
あの巨人…
レイチェル
毛深いですね
レイチェル
あの見た目…
レイチェル
"猿"でしょうか?
ミケ
"さる"だがなんだか知らんが、
ミケ
あの巨人…デカくて多少厄介だが、さっきからぐるぐると歩き回ってるだけだ
多分奇行種だろう
多分奇行種だろう
ミケ
撤退するぞ
あの巨人…
もし、私の記憶が正しいのなら…
ミケ
口笛))
レイチェル
待って下さい!!
ミケ
?
馬は帰って来たぞ
お前のはそこの家に横付けしてるだろ
馬は帰って来たぞ
お前のはそこの家に横付けしてるだろ
ミケ
何か問題でもあるって言うのか?
レイチェル
もし、私の記憶が正しいのであればあの巨人は…
ミケ
なっ、!
ミケ
馬を狙ったのか!?
レイチェル
やっぱり…
獣の巨人
馬を投げる))
レイチェル
!
ミケ
くそっ!
あの巨人は"獣の巨人"
中には人が入っている
レイチェル
!!
レイチェル
ミケさん!!後ろ!!
ミケ
はっッ!!
無垢の巨人
…
下半身を咥えられている))
獣の巨人
"待て"
ミケ
ぐわぁぁぁぁッ!!
獣の巨人
あれ?聞こえなかった?
獣の巨人
俺、今"待て"って言ったんだけどなぁ
無垢の巨人
頭を潰される))
レイチェル
…
体が動かない
獣の巨人
その腰に付けている装置はなんと言うんですか?
ミケ
ひっ…!
レイチェル
…
獣の巨人
あれ?言語は同じはずなんだけどな…
獣の巨人
怯えちゃったかな?
獣の巨人
手を伸ばす))
ミケ
いやぁぁぁっ!!
ミケの腰から立体機動装置を取り、立ち去ろうとする))
レイチェル
待って、!
獣の巨人
おや?お嬢さんの方は正気を保っているんですね
レイチェル
戦士さん、貴方は何故自分達を虐げる人々の為に戦うの?
獣の巨人
…
獣の巨人
何故それを
獣の巨人
もしかして貴方も俺達と同じなのですか?
レイチェル
同じ…なのか分からない
レイチェル
でも、私は貴方達の様に壁を壊さないし壁内人類を滅ぼそうなんて考えていない!!
獣の巨人
そうですか…それはとても残念です
獣の巨人
貴方を情報が伝わる前に殺すという任務が増えました
レイチェル
そう…
獣の巨人
そっちの彼は…怯えて聞いていなそうなので見逃してもいいのですが
獣の巨人
まぁ、もうこの装置は手に入れたし、
ミケ
(戦いを諦めたらそこで人は初めて敗北する…!)
獣の巨人
あ、もう動いていいよ
ミケ
いゃぁぁぁぁぁぁッ!!
レイチェル
ミケさん!!
駄目だ、
自分の身を守るので精一杯で近づけない、!
無垢の巨人
レイチェルを掴む))
レイチェル
ッ!
レイチェル
((指を切る
ミケ
やめろ!!
ミケ
いゃぁぁぁぁぁぁッ!!!
首が千切られる))
((返り血が大量に飛んでくる
レイチェル
ひっ、
レイチェル
((口笛
レイチェル
ごめんなさい、ごめんなさい、!
私は馬を走らせ、その場を離れた
これから、何処に向かえばいいの、?
メデューサ
おい!今日はプリンの配給がある日だぞ!!
アシュリー
訓練兵の訓練はとても厳しいから、こういう配給があると頑張ろうって思えるよね!
レイチェル
プリンだけではしゃぐとは…やっぱりまだまだ子供ね
メデューサ
はぁ?じゃあお前のも俺が食っちまうぞ!
レイチェル
…別に、いいけど
メデューサ
冗談だって!素直に食えよ
アシュリー
そうだよ、折角のプリンなんだし
レイチェル
分かった
訓練兵
おーい、今日プリン1つ余ってんぞ〜!
メデューサ
!!
メデューサ
乱闘だぁーッ!
レイチェル
はぁ…言ったそばから、
メデューサ
あははっ
どうして、
思い出すのは他愛のない日常なんだろう
さっき巨人に掴まれたところが痛い
もう回復魔法を使える様な体力も残って居ない
((気を失う
・
……
・
…チェル
・
レイチェル!!
私を呼ぶのは誰、?
懐かしい声がする
この声…
レイチェル
兄さん…
ハンジ
!!
ハンジ
レイチェル!
ハンジ
良かった、起きたんだね
レイチェル
…
レイチェル
ハンジ、さん
レイチェル
ここは、?
ハンジ
城の跡地だよ
ハンジ
君は今まで気を失っていたんだ
ハンジ
君の馬が奇跡的に此処に連れてきてくれなければ捜索を諦めざるおえなかったよ
ハンジ
良かった
ハンジ
あ、そうだ
ハンジ
ユミルがね…
レイチェル
私…
((兵団服に染み込んだ返り血を見つめる
レイチェル
ごめんなさい…
ハンジ
…
ハンジ
いや、いいんだ
ハンジ
レイチェル、君の怪我は酷いからゆっくり休んでいるといいよ
レイチェル
すみません、
ハンジ
さぁ、レイチェルとユミルを荷台にに乗せて
ハンジ
巨人が来る前に壁に登るぞ!
調査兵団
はっ!!