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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

突然、現れたその青年

艶のある髪

風に靡く(ナビク)その制服

吸い寄せられる天性の瞳

綺麗だ…((ボソッ

ん?((ニコッ

どうしたの?

彼の笑顔は美しい

((ドキッ、

俺は驚いたように口を手で隠した

いや、なんでも…

彼に気持ちを悟られないために

よっと((ポスッ

彼がフェンスから降りて近づいてきた

君、タヒのうとしてたの?

は、

ふふっ((ニコッ

俺には見えちゃうんだよ

その幽霊は片手で望遠鏡を作りながら 俺を覗いた

心底驚いた。

まるで、彼のその瞳は

俺のことを見え透いている

なるほどねー

何だよ、

いや、何でもないよ

ただ

((トコトコ

耳元でこう言った

君が僕をどう思ってるか、気になっちゃって((ボソッ

ッ…⁈

何だ。お前離れ((スカッ

は?

そうだコイツ、幽霊だから…

大丈夫だよ。((ヨシヨシ

急に触られて反射的に振り払ったが、 俺が彼の手に触れる食感はない

何でお前は俺に触れるんだよ

幽霊だから

はぁ、

もういい、俺は帰る

(コイツといると気が狂う)

えー、

幽霊を背にして歩き始めた

俺ともう2度と会えなくなるけど

いいの

別に

時期に俺は居なくなるから

ふーん

けど帰る前に、お前の名前聞かせろよ

俺は潔。幽霊なんだ〜

見れば分かる、

可哀想にね

君が惚れた子はもうタヒんでるなんて

勝手に人の心覗くとか変態かよ

ていうか、お前自意識過剰すぎ

ただ元カノに似てるだけだ

あれ?強がりなんだね

凛ってさ

何で俺の名前

知らないとでも思った

だから何でだよ、気持ち悪りぃ

幽霊だから〜

そのアホ面見てると腹が立つ、

じゃあな幽霊

はぁー、

何なんだよアイツ

そう思って、歩き出した時

フェンスが揺れる音がした。

 

((パァーーーン

((ビクッ

まさか、

((ガチャッ

おい!

あれ絶対、飛び降りだろ

フェンスを掴み、下をのぞいた時

ビュンッと強い風が吹いた

ッ 、

フェンスは酸化してて壊れやすくなっていたらしく

体が傾いた

体が空に身を委ねた

 

その時俺は見た

誰も居なかった屋上で笑う

幽霊を

君が望んでた事でしょ((ニコッ

(何だよアイツ)

(まぁ、いい。こうなることを望んでたのは、本当だから)

 

 

 

静かに目を閉じて終わることを待った

 

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161

コメント

1

ユーザー

わぁー!最高ですー🥺🫶

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