夏目 莉緒
歩をここまで運んだのは、
夏目 莉緒
周さん。
来栖 歩
周さん!?
夏目 莉緒
歩が倒れた後、
夏目 莉緒
周さんが1番動いてくれたんだよ。
周が歩の額に手を当てる
一条 周
熱はないらしい、
一条 周
少し疲れが出たのだろう。
海和 イツキ
しっかし、なんで今に倒れたんや、
夏目 莉緒
…歩は、ここ最近毎日練習室に残って個人練してたんです、
神崎 遥
それが原因…ね、
夏目 莉緒
俺は、無理してたの気付いてたのに…
夏目 莉緒
あの時無理にでも止めてれば良かった、
明日見 慎弥
莉緒さん…
夏目 莉緒
どうしよう、俺のせいだ…
一条 周
…
一条 周
夏目、お前は少し思い違いをしている。
夏目 莉緒
え、?
一条 周
来栖は皆のために、夏目もまた歩のために。
一条 周
皆、自分が思う最善を尽くしたまでだ。
一条 周
お前に非はない。
神崎 遥
(やるじゃん、周)
夏目 莉緒
周さん、
一条 周
夏目、来栖の部屋を案内しろ。
一条 周
俺が部屋まで連れて行く。
周が歩を姫抱きする
夏目 莉緒
!?
夏目 莉緒
はっ、はい!
夏目 莉緒
だから、みんなその後も安心して練習を再開できた。
夏目 莉緒
ちょうど終わった頃だろうけど…
来栖 歩
周さんに会いに行かなきゃ、
夏目 莉緒
えっ、
来栖 歩
周さんにお礼言いに行かなきゃ!!
夏目 莉緒
歩、まだ寝てた方が…!
夏目 莉緒
…行っちゃった、