テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

元攘夷志士ですが今は幕府の犬です

一覧ページ

「元攘夷志士ですが今は幕府の犬です」のメインビジュアル

元攘夷志士ですが今は幕府の犬です

4 - ベルトコンベアには気をつけろ(後半)

♥

46

2025年01月18日

シェアするシェアする
報告する

万事屋 木に吊るされ中

志村新八

悪気はなかったんです

志村新八

仕事もなかったんです

志村新八

夏だからおばけ退治なんて儲かるんじゃねえのってー

志村新八

夏だからおばけ退治なんて儲かるんじゃねえのってー

志村新八

街ふれ回ってたら…

志村新八

ねっ? 銀さん

坂田銀時

そうだよ 俺昔から霊とか見えるからさ

坂田銀時

それを人の役とかに立てたくて…

坂田銀時

あっ 君の後ろにー

坂田銀時

めちゃめちゃおこってる ばばあが見えるね

沖田総悟

マジですかい? それ蝶楽さんでさあ

蝶楽 蘭華

誰がばばあだと?ごらあ(^^)

坂田銀時

ひっ

沖田総悟

こんな怒ってんですけどどうすればいいですかね

坂田銀時

し、心配いらねえよ

坂田銀時

俺たちを解放して水を与えれば全部無かったことにするってよ

沖田総悟

そうか わかりやした

沖田総悟

じゃこれ鼻から飲んでくだせえ

坂田銀時

うん?

坂田銀時

アッ!あいててて…アアッ…

坂田銀時

なに?これなんだか懐かしい感覚!

坂田銀時

昔プールで溺れた時の感覚!

坂田銀時

(叫び)

神楽

銀ちゃん私頭爆発しそうバーンって

神楽

助けて

坂田銀時

おい いたいけな少女が 頭爆発するってよ!

坂田銀時

いいのか?てめえらこの小説終わるぞ こらぁ!

沖田総悟

次回から「真選組血風帳」スタート

沖田総悟

みんな 絶対見てくれよな

志村新八

あっ…これ俺ら殺されますね

坂田銀時

誰か助けて!

近藤勲

おい トシ、蘭そろそろ下ろしてやれよ

近藤勲

いい加減にしないと総悟がSに目覚めるぞ

土方十四郎

何言ってんだ。

土方十四郎

あいつはサディスティック星から来た王子だぞ

蝶楽 蘭華

もう手遅れね。

下ろしてもらったよ

神楽

アア…気持ち悪いヨ…

志村新八

ウエッ…

土方十四郎

本来ならてめえらたたき斬ってやるとこだが

土方十四郎

あいにくてめえらみてえのに関わってるほど

土方十四郎

今は俺たちも暇じゃねえんだ 消えろや

坂田銀時

フフッ…なあ幽霊怖くて何も手につかねえってか?

神楽

かわいそうアルな

神楽

トイレ一緒についてってあげようか?

近藤勲

武士を愚弄するか!

近藤勲

トイレの前までお願いします!(謝る)

蝶楽 蘭華

お願いすんのかい!

土方十四郎

お願いすんのかい!

近藤勲

いや さっきから我慢してたんだでも怖くてな…

蝶楽 蘭華

えっ〜…

神楽

ほら行くヨ

近藤勲

はい

土方十四郎

おい あんたそれでいいのか?

土方十四郎

あんたの人生それでいいのか?おい!

蝶楽 蘭華

はぁ…

蝶楽 蘭華

あんたたち頼むからこのことは他言しないでほしいわ

土方十四郎

頭下げっから頼む

志村新八

なんか相当大変みたいですね

志村新八

大丈夫なんですか?

土方十四郎

情けねえよ

土方十四郎

まさか幽霊騒ぎごときで隊がここまで乱れちまうたぁ

土方十四郎

相手に実体があるなら刀で何とでもするが

土方十四郎

なしときちゃー

土方十四郎

こっちもどう出ればいいのか
皆目 見当もつかねえ

坂田銀時

えっ なに? オタク幽霊なんて信じてるの?

坂田銀時

痛い痛い痛い痛い 痛いよ〜

坂田銀時

お母さんここに頭ケガした人がいるよ!

土方十四郎

お前いつか殺してやるからな

沖田総悟

まさか 土方さんも見たんですかい?赤い着物の女

土方十四郎

分からねえ だが妙なもんの気配は感じた

土方十四郎

ありゃ多分人間じゃねえ

沖田・銀時・蘭華

いてててて…痛い痛いよお父さん

沖田総悟

バンソウコウ持ってきて

沖田総悟

できるだけ大きな人ひとり包み込めるくらいの!

蝶楽 蘭華

ついでに頭の薬も持ってきてよ〜!

蝶楽 蘭華

できるだけマヨネーズ嫌いになる薬〜!

土方十四郎

お前ら打ち合わせでもしたのか‪💢

志村新八

赤い着物の女か...

志村新八

確かそんな怪談ありましたね

志村新八

僕が通ってた寺子屋でね

志村新八

いっときそんな怪談が流行ってたんですよ

志村新八

えっとなんだっけな

志村新八

夕暮れ時にね授業が終わった生徒が寺子屋で遊んでるとね

近藤勲

(神楽に)まっててよ頼むから待っててよ

神楽

こぼすんじゃないヨ

志村新八

もう誰もいないはずの校舎に...

ぷーん(蚊の音)

近藤勲

んん!(蚊をたたく)

近藤勲

なんだか最近蚊が多い...

赤い着物の女が近藤のトイレをのぞく

近藤勲

アッ!

志村新八

赤い着物の女がいるんだって

志村新八

それで「なにしてんだ」って聞くとね...

近藤勲

ぎゃぁぁぁぁ!

全員

!?

コンコン(トイレをノック)

神楽

ゴリラどうしたか?

神楽

チャックに皮挟めたか?

坂田銀時

神楽 どうした?

神楽

チャックに皮が挟まったアル

坂田銀時

はぁ?

土方十四郎

どけどけ!

神楽

あっ

土方十四郎

蘭頼む!

蝶楽 蘭華

はいよ!(トイレのドアを蹴り壊す)

近藤さんが便器に逆さで頭突っ込んでる

土方十四郎

アア...

蝶楽 蘭華

いやなんでそうなんの?

近藤勲

ウウッ...
あ...あ...赤い着物の女が...

近藤勲

ウウッ...

近藤勲

来る...こっちに来るよ

沖田総悟

近藤さんしっかりしてくだせえ

沖田総悟

いい年こいてみっともないですぜ寝言なんざ

坂田銀時

こらあれだ

坂田銀時

昔泣かせた女の幻覚でも見てんだろう

土方十四郎

近藤さんは女に泣かされても泣かせたことはねえ

蝶楽 蘭華

それもどうなの

坂田銀時

じゃ あれだ

坂田銀時

お前が泣かせた女が嫌がらせしに来てんだろう

土方十四郎

そんなタチの悪い女を相手にした覚えはねえ

坂田銀時

ふ〜ん...じゃなに?

土方十四郎

そんなん知るか!ただこの屋敷にー

土方十四郎

得体の知れねえもんがいるのは確かだ

志村新八

やっぱり幽霊ですか?

坂田銀時

ああ?俺はな幽霊なんて非科学的なもんは信じねえ

坂田銀時

ムー大陸はあると信じてるがな

坂田銀時

(鼻くそほじった手で神楽の頭を撫でる)

神楽

ん?

蝶楽 蘭華

うわ(引き)

坂田銀時

ハァ...アホらしいつきあいきれねえや

坂田銀時

てめえら帰るぞ

坂田銀時

(蘭華の手を掴んでる)

志村新八

銀さん。

坂田銀時

ん?

坂田銀時

何してんですかあんた

蝶楽 蘭華

はぁ...

土方十四郎

...

坂田銀時

なんだこら!

坂田銀時

こいつが怖いっていう顔してるから和らぐようにてーつやいでやってんだよ!

神楽

銀ちゃんすごくキモイアル

坂田銀時

な...何言っておい...

蝶楽 蘭華

はぁ...

沖田総悟

あっ赤い着物の女

ドコン!!(襖を突き破る銀時)

志村新八

何やってんスか?銀さん

坂田銀時

いやあのむー大陸の入り口が...

沖田総悟

旦那あんたもしかして幽霊が...

坂田銀時

なんだよ?

蝶楽 蘭華

土方、あんたは

蝶楽 蘭華

あれ?

土方十四郎

ンッ...ンッ...(ツボに上半身突っ込んでる)

沖田総悟

土方さん何をやってるんですかい?

土方十四郎

いやあの...マヨネーズ王国の入り口が...

総悟・神楽・新八・蘭華

...

総悟・神楽・新八・蘭華

(見なかったことにして帰る)

坂田銀時

待て待て待て違う!

坂田銀時

こいつはそうかもしれんが俺は違うぞ

土方十四郎

ビビってんのはお前だろ!

土方十四郎

俺はお前 ただ胎内帰願望があるだけだ

神楽

わかったわかった

神楽

ムー大陸でもマヨネーズ王国でもどこでも行けよクソが!

銀時・土方

なんだその蔑んだ目は!

総悟・神楽・新八・蘭華

ハッ...

土方十四郎

なんだ?おい

総悟・神楽・新八・蘭華

(ビックリして固まってる)

坂田銀時

ふっ...驚かそうたって無駄だぜ同じでは食うかよ

総悟・神楽・新八・蘭華

アア...アア...

坂田銀時

おい しつけえぞ

総悟・神楽・新八・蘭華

ぎゃぁぁぁぁ!(悲鳴)

坂田銀時

...たく手の込んだ嫌がらせを

土方十四郎

これだからガキとバカは...

銀時・土方

引っかかるかってんだよ

??

ハーッ!(後ろにいる)

銀時・土方

...

銀時・土方

こ...こんばんは

屯所廊下(ガンダッシュ中)

志村新八

み...み...見ちゃった!

志村新八

ほんとにいた!ホントにいた!

神楽

ぎんちゃーん!

蝶楽 蘭華

アイツらのことは忘れな!もう助かんない!

ばこーん

総悟・神楽・新八・蘭華

ハッ...

銀時・土方が後を走ってくる

志村新八

き...切り抜けてきた!

蝶楽 蘭華

い、いやまってしょってるから!女しょっちゃってるから!

志村新八

うわー!こっち来るな!

土方十四郎

おい!なんで逃げんだおまえら!

坂田銀時

あれ?ちょっと待って おいなんか後ろ重くねえか?

土方十四郎

知らん!俺は知らん!

坂田銀時

いいや乗ってるってだって重いもんこれ

土方十四郎

うるせえな!自分で確認すればいいだろうが!

坂田銀時

お前ちょっとくらい見てくれてもいいんじゃねえの?

土方十四郎

ちょっと待ってこうしよう、せーので2人同時に振り向く

坂田銀時

お前絶対見ろよ!裏切るなよ!絶対みろよ

銀時・土方

せーの!

銀時・土方

(後ろ振り向く)

??

ウウ〜ッ...(真後ろ)

銀時・土方

こ...こんばんは(デジャブ)

銀時・土方

ぎゃぁぁぁぁ!(悲鳴)

倉庫

志村新八

やられた...今度こそやられた

沖田総悟

しめたぜ!これで副長の座は俺のもんだ

沖田総悟

蝶楽さん2人で頑張りやしょう

蝶楽 蘭華

最高だぜ

志村新八

言ってる場合か!

蝶楽 蘭華

ねえ誰があかり持ってない?

沖田総悟

あっ蚊取り線香がありますぜ

沖田総悟

(つける)

志村新八

なんだよ あれ...
なんであんなんいんだよ?

神楽

新八 銀ちゃん死んじゃったアルか?

神楽

ねえ 死んじゃったアルか?

沖田総悟

実は前に土方さんを亡き者にするため

沖田総悟

外法てわ妖魔を呼び出したことがあったんでえ

蝶楽 蘭華

いやなにしてんの!?

沖田総悟

ありゃもしかしたらそんときの...

志村新八

あんたどんだけ腹ん中真っ黒なんですか!

神楽

元凶はお前アルか!おのれ銀ちゃんの敵!

喧嘩中

志村新八

ああもう狭いのにやめろっつうの!

蝶楽 蘭華

あんたたちやめなさい狭いって!

志村新八

なんでお前ら会うといっつも...

蝶楽 蘭華

ちょ、新八くん!!!!新八くん!!!(肩叩く)

志村新八

うん?

蝶楽 蘭華

(ドアを指さす)

??

(顔が挟まってる)

蝶楽 蘭華

ぎゃぁぁぁぁ!

志村新八

ぎゃぁぁぁぁ!

神楽

うん?

沖田総悟

うん?

蝶楽 蘭華

……あれ?

志村新八

で、ですぺらーど!

志村新八

すす……すんません!

志村新八

てめえらも謝れバカ野郎!

志村新八

(総悟と神楽の頭を掴む)

志村新八

(打ち付ける)

志村新八

人間心から頭下げれば

志村新八

どんなやつにも心通じんだよバカ野郎!

蝶楽 蘭華

(私はあんたが怖いよ)

志村新八

あの……ホント靴の裏もなめますんで!

志村新八

勘弁してよマジで!僕なんか食べてもおいしくないよ!

志村新八

僕なんか食べても美味しくないよ僕なんか食べても……

志村新八

うん?

志村新八

あれ?いない

志村新八

な...なんで?

蝶楽 蘭華

やっぱりか。(蚊取り線香を見る)

屯所 庭

ぷーん(蚊の音)

銀時・土方

(池から出てきて)うるせえって言ってんだよプンプンよ!

銀時・土方

!?

銀時・土方

あっ……

坂田銀時

てめえ生きてやがったのか

土方十四郎

お前こそ悪運の強い野郎だ

坂田銀時

あっあれはどこいった?

土方十四郎

知らん他の連中の方に向かったんだろう

坂田銀時

逃げやがったのか...

坂田銀時

じつはよさっき追いかけられてる時

坂田銀時

ずーとあいつにメンチきってたんだ

坂田銀時

あれ効いたな

土方十四郎

えっ?ほざけよ てめえ

土方十四郎

俺なんて追いかけられてる時ずっとヤツをつねってた

坂田銀時

ちっせえんだよ俺なんてお前……

ガサガサ(物音)

銀時・土方

ザッバーン(池に潜る)

ゲコッ(カエル)

坂田銀時

さーて水も浴びてすっきりしたし

坂田銀時

そろそろ反撃といくかな

土方十四郎

ムリすんなよ声が震えてるぜ

土方十四郎

奴は俺が仕留めるヘタレは家でヘタレてろ

坂田銀時

ンンッ...ビビってんのはてめえだろう

坂田銀時

わざわざ池に隠れたのは股間がビッショリだったからじゃねえの?

土方十四郎

なんだてめえ!

土方十四郎

幽霊の前にてめえを退治してやろうか!

土方十四郎

てめえにはいろいろと借りがあるからな

土方十四郎

延滞料も含めてきっちり返してやってもいいんだぜ

坂田銀時

え?なんかかしたっけ?

〜?〜!〜?(蚊の音)

坂田銀時

もういいよ あげるよ

坂田銀時

僕もう新しいファミコン買ったから

〜!ー?(蚊の音)

銀時・土方

何だうるせえな!

赤い着物の女

(空にいる)

赤い着物の女

(羽音)

赤い着物の女

シャーッ!

銀時・土方

アガガガガ

屯所中

蝶楽 蘭華

やっぱり思った通りねこいつも、こいつも

蝶楽 蘭華

こいつもこいつも

蝶楽 蘭華

幽霊にやられたヤツらみんな一様に蚊に刺されたような傷があるわ。

蝶楽 蘭華

あれは幽霊なんかじゃない

赤い着物の女

あががが!

銀時・土方

ハッ ウワッ!

土方十四郎

あっ...お...おい!

土方十四郎

あんなんありか?とと...飛んでんじゃねえか!

坂田銀時

なな...なに?お...お前ひょっとしてビ...ビビってんの?

土方十四郎

ババババ……バカ言うな!

土方十四郎

おおおお...俺を...俺を誰だと思ってんだ...てめえ!

坂田銀時

じょ...上等じゃねえか

坂田銀時

よ...よーし じゃお前はヤツを引きつけろ

坂田銀時

おれはあの……アレするから

土方十四郎

(銀時の方を掴む)おい!あれするからってなんだ?

土方十四郎

エスケープな?ずらかるつもりだなてめえ!

坂田銀時

違うってあの……アレだ バ…バズーカで撃つ

土方十四郎

バズーカなんてどこにあんだよ?

坂田銀時

人は皆心にバズーカ持ってんだよ

土方十四郎

てめえだけは逃げようったってそうはいかねえ!

土方十四郎

(銀時の脇をもつ)

坂田銀時

うっ……おい!何してんだてめえおい!

赤い着物の女

ハーッ!(襲いかかってくる)

坂田銀時

ウオッ……

赤い着物の女

ハッ...

土方十四郎

(銀時を投げる)

坂田銀時

アッ!

赤い着物の女

アッ!

土方十四郎

ンッ...(起き上がる)

2人倒れる

土方十四郎

敵前逃亡は士道不覚悟だ

土方十四郎

もっぺん 侍道をやり直すんだな

ドコン(物音)

坂田銀時

とーっ!

坂田銀時

(赤い着物の女を持っつ)

土方十四郎

おい アア...

坂田銀時

何しゃがんだてめえ!(投げる)

土方十四郎

あがっ...

ぶつかる音)

坂田銀時

ペッ(つばをはく)

坂田銀時

俺に侍道を説くなんざ百年はやいんだよ

坂田銀時

うん?

坂田銀時

あれ?

赤い着物の女 吊し上げ中

赤い着物の女

あの...どうも すいませんでした

赤い着物の女

私地球で言ういわゆる蚊みたいな天人で

赤い着物の女

最近会社の上司との間で子供が出来ちゃって

赤い着物の女

この子産むためにエネルギーが必要だったんです

赤い着物の女

あの人には家庭があるから私一人でこの子育てようって……

赤い着物の女

それで血を求めてさまよってたら

赤い着物の女

女は1人男だらけのムンムンしてる絶好の餌場を見つけて つい...

赤い着物の女

ホント すいませんでした

赤い着物の女

でも私強くなりたかったの!

赤い着物の女

この子育てるために強くなりたかったの!

赤い着物の女

カッ...(怖い顔)

近藤勲

すいません その顔の影強くするのやめてくれませんか?

坂田銀時

...たくよ

坂田銀時

幽霊にしろ蚊にしろはた迷惑だってのに変わりはねえな

土方十四郎

はた迷惑なのはてめえだ

土方十四郎

報酬なんぞやらんと言ってるだろう 消えろ

蝶楽 蘭華

あ、仲良くなったのかと

銀時・土方

んなわけあるか!

坂田銀時

てかおめえ俺の一撃が全てを解決したことをわすれたか?

土方十四郎

何言ってんだ

土方十四郎

てめえの前に俺の一発で全て決着ついてたんだよ

土方十四郎

てめえなんざ居なくてもおれだけでどうにかなってたんだ

坂田銀時

ビビりまくってたくせによく言うぜ

坂田銀時

まさか鬼の副長と恐れられる男が─

坂田銀時

オバケを恐れてるとはお天道さまでも思うめえ

土方十四郎

あれはお前ビビってたんじゃねえ
びっくりしてただけだ

土方十四郎

大きな間違いだぞこれは

土方十四郎

お前は明らかにビビってたけどな

坂田銀時

あれはお前 企画に乗ってやっただけだ

坂田銀時

むしろ俺はこういうの好きだぜ?これから毎回やろうか?

神楽

(戸を開ける)銀ちゃんそろそろ かえ...

神楽

うん?

下に隠れてる

神楽

何やってるアルな?2人とも

銀時・土方

いや コンタクト落としちゃって...

蝶楽 蘭華

あんた達まだビビってんの?

坂田銀時

ビビってねえよ!オラァ帰る!

土方十四郎

おー!帰れ帰れ!そして二度と来んな!

蝶楽 蘭華

...はぁ見送ってくる

土方十四郎

...おう。

屯所前

坂田銀時

ん?見送ってくれんのか?

蝶楽 蘭華

まあ一緒に解決してくれたしね。

坂田銀時

新八、神楽先帰っとけ

志村新八

分かりました。蝶楽さんありがとうございました!

神楽

ありがとな!

蝶楽 蘭華

またおいでね!

ふたりが帰る

蝶楽 蘭華

あんた幽霊苦手だったわね忘れてたわ笑

坂田銀時

はぁ...ほんと散々だったぜ。

蝶楽 蘭華

てーつながれたときは懐かしくなったわ笑

蝶楽 蘭華

よく先生におどかされてたっけね笑

坂田銀時

あぁ、懐かしいな...

蝶楽 蘭華

じゃ、早く帰りな。私も仕事あるし。

坂田銀時

おうまたな

蝶楽 蘭華

うん。(帰ろうとする)

坂田銀時

蘭華!

蝶楽 蘭華

ん?(振り返る)

坂田銀時

お前は俺の前からきえんなよ。

蝶楽 蘭華

……はははっwww

坂田銀時

んな、なんだよ……

蝶楽 蘭華

あんたの前からは消えないよ。

蝶楽 蘭華

じゃ、またね

坂田銀時

...おう!

屯所内

土方十四郎

仲良さそーだなあいつと

蝶楽 蘭華

びっくりした。土方か。

蝶楽 蘭華

そう?仲良いのかしら

蝶楽 蘭華

ま、あんたよりは仲良いかもね

土方十四郎

ふーん、そうかよ

蝶楽 蘭華

えー?もしかしてかわいい真選組のアイドル蘭華ちゃん取られて嫉妬してんのー?

土方十四郎

んな!だれがアイドルだボケ!ほら仕事行くぞ!(ほっぺた引っ張る)

蝶楽 蘭華

い、いひゃい、わひゃったゃは

土方十四郎

ふんっ...

蝶楽 蘭華

素直じゃないなー土方くんは!

元攘夷志士ですが今は幕府の犬です

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

46

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚