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3階。医務室。

天の声

ルカスは、物音が場所的に離れていたため聞こえなかった。

天の声

そして、ルカスの元にフェネスが慌てた様子で尋ねてきた。

フェネス

ルカスさん!!

フェネス

ルカスさんはいらっしゃいますか!?

ルカス

おや…?

ルカス

は〜い、私なら居るよ〜♪

フェネス

主様が大変なんです!!

フェネス

と、とりあえず失礼します!!

天の声

ルカスが答える前にフェネスが、扉を少し乱暴に開けて入ってきた。

○○

…。

ルカス

え!?

ルカス

主様!?

天の声

ルカスが、何事かと思っていたらフェネスが気絶した○○を抱えていたため驚いた。

ルカス

ど、どうしたんだい?

フェネス

詳しい事情は、分かりませんが主様があの長い階段の1番上から転落したとのことで…。

ルカス

あの長い階段から!?

フェネス

はい…。

ルカス

とりあえず、そこのベットに主様を寝かせてくれるかい?

フェネス

はい。

○○

…。

ルカス

よく見ると、体に転落した時に出来たものらしき傷や軽い痣が見受けられるね。

フェネス

はい…。

ルカス

体の傷よりも、頭の方が酷そうだね…。

ハウレス

やはり、そうでしたか…。

フェネス

うわっ!?

フェネス

は、ハウレス!?

ハウレス

あぁ、驚かせてすまないな。フェネス。

ハウレス

心配で、皆と着い来てしまってな…。

ルカス

それは、構わないよ。

ルカス

主様は、皆も大切に思っているからね♪

バスティン

あぁ。

フルーレ

もちろんです!!

ベリアン

やはり、ミヤジさんが仰っていた通り頭を強く打っておられましたか…。

○○

…。

ロノ

"頭の方が酷い"って、大丈夫なのか主様…。

ボスキ

…?

ボスキ

…。

ボスキ

あぁ、そういうことか。

アモン

ん…?

アモン

何がっすか?

ボスキ

"頭の方が酷い"ってことだよ。

アモン

そりゃ、頭を1番強く打ってしまったらしいっすからね。

ボスキ

つまり、だ。

アモン

なんすか?

ボスキ

"バカ"って事だろ?

ラト

•́ω•̀)?

バスティン

( 。∀ ゚)?

フェネス

( ᐕ)?

アモン

…は?

ボスキ

いや、だからよ。

ボスキ

主様が"バカ"になったってことだろ?

アモン

あぁ〜、はいはい…。(´˘`*)

アモン

…。

アモン

フンッ!! 💢ง ^^ω)ڡ≡)`Д゚);、;'.・”

ボスキ

グウェッ

ボスキ

な、何故だ…。

アモン

"何故"も何も、あんたの方がもっとバだからっす!!

アモン

いや、主様は"バカ"ではないんすけど…。

ハウレス

(アモン、その気持ちよく分かるぞ。)

ハウレス

(暖かい目で見守るぞ、アモン!!)

ハウレス

(´ 。✪ω✪。`)

バスティン

…?

バスティン

なぁ、ロノ。

ロノ

何だ?

バスティン

何か、辺な視線を感じるんだが…。

ロノ

…は?

天の声

偶然、アモンの前に立っていたバスティン。

天の声

バスティンの感じている"変な視線"は、ハウレスだ!!

ルカス

あらら…。

ボスキ

チ━━0(:3=͟͟͞͞('、3)_ヽ)_━━ン・・

ルカス

アモン君、気持ちは分かるけれど怪我人を増やさないでね?♪

アモン

あ、つい癖で💦

フルーレ

…"癖"?

アモン

すみませんっす、ルカスさん…。

ルカス

いやいや♪

ルカス

そんな顔して謝らなくても大丈夫さ♪

ルカス

深海に沈めれば、すぐに起きるだろうからね♪

アモン

それもそうっすね!!

フルーレ

それ、起きるとは思いますけど"あの世"でなのでは…?

ラムリ

ボス、ドンマイ…☆

ルカス

まぁ、ボスキ君の事は置いておいて…。

○○

…。

ルカス

問題は主様だね。

ルカス

体の傷の方は手当しておいたから、大丈夫なはずさ♪

ユーハン

…。

ユーハン

1つ思ったことがあるのですが、よろしいでしょうか…。

ルカス

ん?なんだい、ユーハン君。

ユーハン

主様は何故、このような時間にあの場所に居られたのでしょうか…。

現在 0:06 分

○○が転落した時刻は 23:43 分

ロノ

言われてみれば、確かにそうですね…。

バスティン

腹でも空いてたんじゃないか…?

ロノ

ハァ…、バスティン…。

ロノ

あのなぁ‪💢、主様はお前みたいにそんな頻繁に腹空かして飯探しをするようなお方じゃないんだよ!!

バスティン

…ん?

バスティン

そうだったのか…?

ロノ

お前は主様を何だと思ってんだよ。

バスティン

同士。

ロノ

ハァ…。

ロノ

(もう、こいつに何言っても無駄だ…。)

フェネス

…。

天の声

フェネスは、静かにロノの肩に手を置いた。

フェネス

ロノ、本当にお疲れ様…。

フェネス

その気持ち、俺も分からなくは無いよ。

ロノ

フェネスさん…。

フェネス

(ハウレスに料理作らないでって言っても作ってくるし、作られたら作られたで食べないとハウレスが悲しそうな顔するし。)

フェネス

(ボスキとアモンは、どっか逃げて行っちゃうし。いっつも、"喧嘩しないでね"って言っても些細なことですぐに喧嘩をし始めるし。)

フェネス

(喧嘩の仲裁に入っても、理不尽なことに俺の方に飛び火するし。)

フェネス

(アモンとボスキはいつも一緒になってトレーニングをサボるし…ブツクサ(割愛))

ロノ

ふぇ、フェネスさん…?

ロノ

何か、心做しか目から光を感じないんですけど…。

フェネス

ん?

フェネス

あぁ…。

フェネス

大丈夫だよ、ロノ。

フェネス

キニシナイデネ

ロノ

え…?

ラムリ

あ!!僕、分かった!!

ラムリ

星を見たくて外に行こうとしてたんじゃないかな〜?

テディ

う〜ん、確かにそうかもしれませんね…。

テディ

今日は、星空が綺麗ですし星を眺めに外へ行くのなら打って付けです!!

ラト

フム…、でしたら何故私達にお声を掛けずに行こうとしていたのでしょう。

ラト

私には理解出来ませんねぇ。

フルーレ

主様のことだから、俺達に迷惑を掛けたくなくて1人で行こうとしたんじゃないかな?

ラト

おや、そうなんですか?

ベリアン

主様なら有り得そうですね。

ベリアン

ですが、万が一のことがあってはいけませんので私達執事の1人は連れ添って欲しいですね…。

ユーハン

えぇ、それは私も同じ意見です。

ユーハン

ですが、その主様のお心遣い…。

ユーハン

とても胸が暖かくなります。

ハナマル

あぁ、俺もだ。

ロノ

俺もです!!

バスティン

俺もだ。

ルカス

フフッ、本当に皆主様の事が大好きだね♪

ルカス

もちろん、私も♪

天の声

…。

4:10 分

天の声

あれから、数時間。

天の声

○○は目を覚まさず、その様子を静かに見守っていた執事達。

ミヤジ

そろそろ、フルーレ君とラト君は寝た方が良いと思うよ。

ミヤジ

仕事に支障が生じてしまうからね。

フルーレ

俺は寝ませんよミヤジ先生!!

ラト

私は、今日に限って何故か寝ようにも眠ることが出来ません。

ラト

何故でしょうね…?

フルーレ

ラトも主様の事が心配なんだね。

フルーレ

主様の事が心配だから眠れないんだよ。

ラト

フム、これが"心配"と言うのですね…。

ラト

不思議ですねぇ。

ミヤジ

2人の気持ちは分かったよ。

ミヤジ

"寝ろ"なんて、私も無理強いはしないさ。

フルーレ

ありがとうございます、ミヤジ先生!!

○○

…うっ、、

ルカス

主様!!

ベリアン

主様!!

○○

…あ、れ、、?

フェネス

主様!!

天の声

ようやく、○○が目を覚ました。

ルカス

お目覚めになられたんだね、主様♪

ルカス

どこか、痛む所はあるかい?

○○

…無い、、です。

ルカス

それは良かったです♪

ルカス

ところで主様、何故私に敬語なんです?

○○

"主様"…?

○○

…って、何…?

ルカス

えっ!?

ロノ

え!?

フルーレ

え!?

バスティン

え?

ハウレス

え?

フェネス

…え?

ルカス

あ、主様。

ルカス

ご自身のお名前は分かりますか?

○○

名前…?

○○

…。

○○

ごめんなさい、よく分からないです…。

ルカス

…困ったね…。

ルカス

主様は、記憶喪失らしい。

ボスキ

はぁ!?

アモン

え!?

ナック

そんな…、、。

ベリアン

主様…。

○○

…?

ベリアン

私は、ベリアン。

ベリアン

ベリアン・クライアンと申します。

○○

えっと…、、。

ベリアン

お目覚めになられて、知らない人達に囲まれて混乱なさっていますよね。

ベリアン

申し訳ありません。

ベリアン

私が、主様のことについて説明致しましょう。

○○

"主様"って、私のこと…?

ベリアン

はい。

ベリアン

主様のお名前は、○○ ○○という素敵なお名前です。

○○

私は○○って言うのね…。

ベリアン

はい。

天の声

ベリアンは、○○について詳細を伝えた。

○○

私、結構重要なポジションに経ってるんだね。

ベリアン

はい。

ベリアン

いつも、多忙の中こうして我々の方へと出向いてくれますよ。

○○

そうなんだ。

○○

…私、、。

○○

皆さんの事を全く覚えていないし、もう1つの私の世界での記憶は辛い記憶しか思い出せないし…。

ベリアン

え…?

ルカス

"辛い"記憶…?

ラト

フム、主様を苦しめる輩は私が全て壊して差し上げましょう。

○○

…。

○○

ところで、ベリアンさん達は何者なの?

ベリアン

私達ですか?

ボスキ

そういや、言ってなかったな。

ベリアン

申し訳ありません、主様。

ベリアン

まだ、名前だけでしたね。

ベリアン

私は、

ボスキ

俺は、ボスキ・アリーナス。

ボスキ

主様の恋人だ。

アモン

はぁ!?

ベリアン

え?

ハナマル

俺は、カワカミ・ハナマル。

ハナマル

○○の父親だ。

テディ

え!?

ユーハン

ハナマルさん…?💢

○○

えっと、ボスキさんは私の恋人で…

○○

ハナマルさんは、私の父親…なんだね。

ボスキ

あぁ、それで合ってる。

ハナマル

あぁ、合ってるよ〜。

アモン

ちょ、何言ってんすかボスキさん!!

ボスキ

だって、こうした方がもっと主様の傍に居られるだろ?(小声)

アモン

そ、それもそうっすね…?(小声)

ラムリ

僕は、ラムリ・ベネット!!

ラムリ

主様のお友達です!!

ナック

ラムリ?

ルカス

私は、ルカス・トンプシー。

ルカス

主様の主治医であり、血筋関係にあります♪

○○

私の親戚さん…?

ルカス

はい♪

ナック

ルカスさんまで!?

ナック

まぁ、"主治医"は間違っておりませんけれど…。

アモン

俺は、アモン・リード。

アモン

主様の友達っす☆

ロノ

俺は、ロノ・フォンティーヌ。

ロノ

主様専用のコックと、遊び仲間です!!

ロノ

(よく、遊ぶし料理も作ってるから嘘は無いはず…。)

バスティン

俺は、バスティン・ケリー。

バスティン

主様の忠実な犬だ。

バスティン

(よく、一緒に動物を愛でたりしてるからな。まぁ、面倒で割愛したが…)

ロノ

はぁ!?

ロノ

犬!?

ラト

フム…、私はラト・バッカ。

ラト

そして、こちらは私の弟のフルーレです。

フルーレ

ちょ、ラト!!俺は!!

ラト

早く挨拶しないと、失礼ですよ?

フルーレ

あっ💦

フルーレ

俺は、フルーレ・ガルシアと申します。

ラト

私とフルーレは、主様の弟なんですよ。

○○

私の弟…?

ラト

はい。

○○

私、お姉さんだったんだね。

フルーレ

ん…?

フルーレ

えっ、ラト俺達は

ラト

…。

フルーレ

…!?

フルーレ

ンンンッ、ンンンッ"""

天の声

ラトは、フルーレの口を手で塞ぎながら続ける。

ラト

こちらは、私達のミヤジ先生です。

ミヤジ

私は、ミヤジ・オルディア。

ミヤジ

主様の…せ、先生…だよ///

○○

先生…?

ミヤジ

(ラト君達に合わせたが、まぁ間違ってはいないだろう。)

ミヤジ

(だが、いざ言うと恥ずかしいね…//)

ラト

はい。

ラト

知識や、常識の事などあらゆることについて教えてくださる私達の大切な先生です。

フェネス

お、俺はフェネス・オズワルド。

フェネス

主様の読書友達…です///!!

○○

私、読書好きだったんですね。

○○

どんなジャンルが好きだったんだろう…。

ハウレス

(フェネスまで!?)

ハウレス

(し、仕方がない…!!)

ハウレス

俺は、ハウレス・クリフォード。

ハウレス

主様の…主様だけの、俺です!!

ハウレス

(焦って、色々とごちゃ混ぜになってしまった💦)

フェネス

ん…?

フェネス

(何か、言葉が滅茶苦茶な気が…)

ナック

わ、私はナック・シュタイン。

ナック

主様のボディーガードでございます///

ナック

(主様をお守りするのが仕事ですし、間違ってはいないはずです…。)

テディ

俺は、テディ・ブラウン!!

テディ

主様のトレーニングと語り仲間です!!

テディ

(トレーニングなら一緒にやっているし、剣などについて語り合っているから嘘はついてないぞ!!)

テディ

(流石に、トレーニングの内容は違うけど)

ユーハン

(て、テディさんまで…。)

ユーハン

(私も名乗らなければ、失礼に当たってしまいますもんね。)

ユーハン

私は、シノノメ・ユーハンと申します。

ユーハン

主様に身も心も全て捧げた者です。

ユーハン

(嘘はついていません。)

ベリアン

(み、皆さん💦)

ベリアン

(えっと…、、あ!!そうです!!)

ベリアン

私は、ベリアン。

ベリアン

主様のお世話係です。

ベリアン

(神に誓って、嘘は付いておりません!!)

ベリアン

(ですが、やはり恥ずかしいです///)

○○

えっと、、。

○○

改めて、皆さん。

○○

よろしくお願い…します。

皆 "はい!!/はい。/あぁ。/おう。/うん!!"

天の声

そうこうしていると、日差しが部屋を照らした。

天の声

"夜が明けた"と太陽からのお告げだった。

天の声

…。

庭。

天の声

朝食を摂り終えた○○は、庭で花を見ていた。

○○

…。

○○

ハァ…。

○○

(どうしよ、さっき何も無いところで躓いてまた頭ぶつけて思い出したんだよね。)

○○

(記憶…w)

○○

(言い出しにくい…。)

○○

(しばらくは、面白そうだからノッとこ。)

○○

(完全に悪意しかねぇぜ!!ヒャッハー☆)

○○

(ただ、演技が上手くいくかだな。)

○○

(ネタバレはどうしよ、またその時になったら考えれば良いか。うん。)

○○

(ヘッ、人生は楽しんだもの勝ちだぜ(`‐ω‐´))

アモン

ん?

アモン

主様じゃないっすか!!

○○

(あ、アモンや☆)

○○

(よし、演技演技…)

○○

えっと、、

○○

アモンさん…だよね?

アモン

正解っす主様!!

アモン

ただ、俺ら友達なんすから敬称はいらないっすよ〜。

○○

そっか、じゃあアモン…。

アモン

はいっす!!

○○

ここのお花、綺麗なお花だね。

アモン

あぁ、その話っすか。

アモン

実は俺が育ててるんすよ。

○○

え?

○○

そうだったの?

○○

(いつもみたいな感じで驚いたら、バレそうだから気をつけないとなぁ〜)

アモン

そうっすよ〜。

アモン

俺の仕事でもあるんすよ。

アモン

それに、"主様の喜ぶ顔が見たい"っていうのもあるっすからね〜。

○○

私の喜ぶ顔…?

○○

(あっっっっぶねぇ!!普通にいつものリアクションするところだった!!セーフ!!)

○○

(よく耐えたな私!!我ながら、アッパレ!!)

アモン

そうっすよ〜、主様の喜ぶ顔を見るとこっちも嬉しくなるんすよ。

○○

…え?

天の声

アモンが真剣な表情で言うものだから、○○は目を見開いて驚いた。

天の声

だが、そんな○○の様子には気づかずにアモンはいつものように…

アモン

ほら、これどうぞっす!!

○○

薔薇…?

アモン

そうっす!!

アモン

花は人を笑顔にしてくれる魔法のアイテムなんすよ!!

○○

ありがとう、アモン。

アモン

いやいや、どういたしましてっすよ〜。

○○

わ、私。

○○

他の所にも行ってみるね。

アモン

…?

アモン

(気のせいっすかね?)

アモン

(早口だった気がするっすね…)

○○

ッ…!!

○○

(適当な事言って逃げて来ちゃった💦)

○○

(怪しまれてないかな…?)

○○

(普段、チャラチャラしてるのにふとした時にあんな表情して言うのなんて反則!!)

○○

(無理!!惚れろってこと!?)

○○

(既に、好きだけどね!!推しは別にだけど!!)

○○

(うぅ、こんなの耐えられる訳が…)

ドンッ💥

○○

わっ!?

ッ!?

っと…。

ハナマル

ふぅ…、あっぶねぇ…。

ハナマル

危うく、○○を押し潰すところだったわ。

天の声

○○は、下を向いて早歩きしていたため横から歩いて来ていたハナマルとぶかってしまった。

天の声

だが、ハナマルは持ち前の反射神経で、ぶつかり倒れかけた○○の手を自身に引き寄せ○○が転けるのを防いだ。

ハナマル

大丈夫だったか?○○。

○○

あ、うん。

○○

大丈夫、ありがとう。

○○

ハナマ…お父さん。

ハナマル

呼びやすい方で良いよ。

○○

じゃあ、お父さん。

○○

(ハナマルの事を、"お父さん"なんて呼べるの絶対今しかないし。)

○○

(こんなチャンス逃して、たまるかってんだ。)

ハナマル

おう、俺は○○が無事なら安心だ。

○○

ごめんね、お父さん。

○○

私が前を見てなかったから…。

ハナマル

なぁ〜に、○○が謝る必要なんてないんだぞ〜?

ハナマル

悪いのは、俺の不注意のせいだからな。

ハナマル

だから、そんな悲しそうな顔してないでさ。

ハナマル

ほら、お父さんにじゃんじゃん甘えて良いんだぞ〜?

ハナマル

な?○○。

○○

わっ、、

天の声

そう言うとハナマルは○○の頭をワシャワシャと撫でた。

天の声

落ち込む我が子を安心させるように。

天の声

慰めるように、壊さないように優しく…。

○○

うん、ありがとう。

○○

お父さん。

ハナマル

ハハッ、良いってことよぉ〜。

ハナマル

ところで、○○。

○○

…?

ハナマル

そんなに急いでどうしたんだ?

○○

えっと、、

○○

("アモンから恥ずかしさのあまり、逃げてきまた!!"なんて言えるはずもない。)

○○

体が重くて、運動不足だと思って少し速めのウォーキングしてたの。

○○

(こんな誤魔化し効くわけないよね〜…、、)

ハナマル

そうだったのか。

○○

(え、効くの?)

○○

うん。

ハナマル

それなら、テディちゃんかハウレス辺りに聞いてみると的確なトレーニングを付けてくれるぞ〜。

○○

そうなの?

ハナマル

あぁ。

ハナマル

(まぁ、俺…。)

ハナマル

(今まさに、そのハウレスとテディちゃんからの鬼トレーニングから逃げてたんだけどな。)

テディ

もぉ〜!!ハナマルさん、逃げましたね!!

ハウレス

ボスキよりも、マイペースだからなハナマルさん。

ハウレス

ハァ、テディやフェネスのように真面目にトレーニングを受けて欲しいものだ…。

ユーハン

ん…?

ユーハン

あそこに居るのはハナマルさんなのではないでしょうか…?

ハウレス

あ、本当だ。

テディ

あ!!本当ですね!!

テディ

おぉーい!!ハナマルさ〜ん!!

テディ "おぉーい!!ハナマルさ〜ん!!"

ハナマル

ん?

○○

声…?

ハナマル

げっ!!

ハナマル

もう、来たのかよあいつら!!

○○

お父さん、呼ばれてるよ?

ハナマル

あぁ。

ハナマル

死のお告げがな。

○○

ゑ?

ハナマル

ゑ?

○○

(やばッ!!いつものように驚いちゃった💦)

○○

(ご、誤魔化し誤魔化し…)

○○

私、テディさんやハウレスさんにトレーニングしてもらいたいな。

ハナマル

(さっきのは、俺の気のせいか?)

ハナマル

やめとけ、○○。

ハナマル

キツいぞ。

○○

え?

○○

でもさっき、テディさんやハウレスさんにって…。

ハナマル

あぁ、そういやそうだったなぁ〜。

ハナマル

まぁ、今はとりあえず逃げなきゃいけなi

ガシッ

ハナマル

‪:( ;꒪⌓꒪;):‬ヒェッ

ユーハン

ようやく見つけましたよ、ハナマルさん ( ◜ω◝ )

テディ

あっ!!

テディ

主様もご一緒だったのですね!!

テディ

俺ってやっぱ、ラッキー!!

ハウレス

主様、そこはこれから危険地帯になると思いますのでこちらの方に…。

天の声

とハウレスは小さく手招きする。

○○

…?

○○

分かった。

○○

…。

ハウレス

…?

ハウレス

(何故、俺の両腕を掴んで…?)

○○

ん…。

天の声

ハウレスの指示に従い、ハナマルからハウレスの腕の中へと収まる○○。

ハウレス

ングッ…///!!

ハウレス

(か、可愛い!!なんなんだ!!この可愛い生きもn…主様はッ!!)

ハナマル

や、やぁ…麗しいユーハンさん。

ハナマル

今日も大変お美しゅうございますわよ。

ハナマル

いつ見ても風情があって、素敵でございますわ。

ハナマル

今日は、お天気が本当に快晴でご気分も上がりますことねぇん。♡

ユーハン

いきなりの、お嬢様口調と最後のお姉口調はやめてください。

ユーハン

真面目に吐きそうです。

ユーハン

スゥゥゥゥゥゥ…、、、

ユーハン

うっ…

ユーハン

おrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr…

ハナマル

そんなことまで、有言実行しなくたっていいぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ""""""

ハナマル

俺に向かって吐くなぁ"ぁ"ぁ"ぁ"""

ハナマル

ただの嫌がらせなのか、真面目なのか分かんねぇなぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ""""

ユーハン

フゥ…、、。

ユーハン

お陰様でスッキリしました。

ハナマル

どういう意味でのスッキリだよ!!

ハナマル

普通にスッキリしたのか、憂さ晴らしが出来てスッキリしたのか!!

ハナマル

てか、俺の服がぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ""""

テディ

す、凄いツッコミと絵面ですね…。

ハナマル

俺これ絶対に、フルーレとフェネスに怒られるぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ""""

ハナマル

こんな事なら、真面目にトレーニング受けときゃあ良かったぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"""

ハナマル

。°(°`ω´ °)°。

ユーハン

いい気味です。(^^)

ハナマル

お前それ、反吐吐いた後に言うことか!?

ハナマル

普通、こんな堂々と吐かねぇからな!?

○○

ハウレス、さん。

ハウレス

はい、何でしょう主様。

○○

私、ちょっと屋敷の中に戻るね。

ハウレス

それなら、俺もお供します。

○○

分かった。

○○

じゃあ、このまま行こう。

ハウレス

え…?

○○

…。

ハウレス

あ、あれ…?

ハウレス

(こ、このままで…い、良いのか!?)

天の声

改めて説明しよう。

天の声

ハウレスが○○の後ろから抱きつくような体制になっている。

天の声

○○が、ハウレスの両手を離さないためハウレスは○○に覆いかぶさったままだ。

ハウレス

(クッ、あ、主様が俺の両手を掴んでおられるから手を解こうにも解けないッ!!)

ハウレス

(この状態を、ベリアンさんに見られたら確実に殺られる!!ボスキなんかに見られたら茶化される!!)

ハウレス

(一体どうすれば…)

○○

…。

ハウレス

(あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ""")

ハウレス

(俺の主さm、○○が可愛いい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ""")

天の声

ハウレスが軽く勃キしそうなので、ここら辺で。

天の声

耐えろよハウレス☆

天の声

…。

屋敷のどこぞの一室。

○○

フンフンフン♪

○○

(ヘッヘ、ハウレスを誘拐してきたぜ☆)

ハウレス

う〜ぅぅ…。゚(゚´ω`゚)゚。

ハウレス

(お願います神様。仏様。どうか、ベリアンさんや、ルカスさんや、ミヤジさんや、ましてやクソ仮面に見つかりませんように。)

ボスキ

ん?主様じゃねぇか。

ハウレス

チ━━0(:3=͟͟͞͞('、3)_ヽ)_━━ン・・

○○

あれ?

○○

ハウレス、さん。

ハウレス

( ゚д゚)ハッ!!

○○

どうした……の?

ハウレス

ちょっと、虹の橋を渡って来てました。

○○

え?虹…?橋…?

○○

え?

ボスキ

○○、こんなへっぽこバナナは放っておいてだな。

ハウレス

あ?💢

ボスキ

…。

ボスキ

フッ…。

ハウレス

なっ

ボスキ

( ◜ ֊◝ )=◯)`3゜)∵ 。・゜・

ハウレス

(꒪꒫꒪⌯)

ハウレス

チ━━0(:3=͟͟͞͞('、3)_ヽ)_━━ン・・

○○

ハウレスぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ""""

ボスキ

ゑ…?

○○

○○

(やべ、いつものノリがぁ"ぁ"!!)

フェネス

ボスキ〜!!

フェネス

どこ逃げたのぉ〜?

フェネス

お〜い!!

ボスキ

( ゚Д゚)ゲッ!!

ボスキ

○○!!逃げるぞ!!

○○

へ…?

ボスキ

…( ー̀֊ー́ )✧。

○○

うわっ!?

ボスキ

(フェネスから逃げるのと、どさくさに紛れて主様を攫う☆俺天才〜)

天の声

ボスキはこの場から、○○の手を取って走って逃げ出した、

フェネス

ん?

フェネス

あぁ、またボスキが逃げてっちゃった…。

フェネス

まぁ、いっか…。

ハウレス

_( _ )_

フェネス

ん!?え!?

フェネス

ハウレス!?

ハウレス

…。

フェネス

ハウレスぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"""

天の声

さっきの、○○のようだ…。

天の声

…。

屋敷の狭い空間。

ボスキ

ハァハァハァ…

ボスキ

す、すまねぇな。

ボスキ

こんな所に連れて来ちまって…。

○○

ハァハァ…

○○

だ、大丈夫…。

ボスキ

ところで、主様。

○○

…?

ボスキ

これからどうするんだ?

ボスキ

いろいろと。

○○

これから…?

ボスキ

あぁ。

ボスキ

記憶は戻ってるかは知らねぇが。

○○

(Σ(゜ω゜)…)

○○

(だ、大丈夫大丈夫。まだ気づいてないはず…。)

○○

(だって、あの鈍感ボスキだもんな。うん。)

○○

記憶はまだ…何も…。

○○

(バリバリ戻ってるぜぇ☆)

ボスキ

そうか。

ボスキ

ま、仕方ねぇな。

○○

私は…これから…。

ボスキ

うん…?

○○

私は…。

○○

…。

○○

どうすれば良いんだろう…ね…。

ボスキ

…。

○○

ただ、闇雲に生きていても…私は、この世界のお荷物になる…。

○○

誰かの役に立てる訳じゃない…。

○○

それでも…、私が生きるてるだけで幸せを感じる人が居るんだよね…。

ボスキ

あぁ。

ボスキ

あんたが死んだら少なくとも、16人は絶望するだろうぜ。

○○

…。

○○

そっか…。

○○

じゃあ、私が死ぬ訳にはいかないね。

ボスキ

あぁ。

○○

私は、何があってもずっとここに居るよ…。

○○

フフッ…、でも…

○○

特にすることもないけどね。

ボスキ

やっと笑ったな○○。

○○

え…?

ボスキ

ずっと暗い表情しやがって。

○○

そうかな… ?

ボスキ

あぁ。

ボスキ

ずっと、ここに居てくれよ○○。

○○

うん。

ロノ

ボスキさ〜ん!!

ロノ

どこですかぁ〜!!

ボスキ

oh...、、逃げきれなかったか…。

ボスキ

解せぬ。

どっかの部屋。うん。

ロノ

ボスキさ〜ん!!

ロノ

出てきてくださ〜い!!

ボスキ

チッ

ボスキ

ハァ…、ここまでか。

ボスキ

さぁ、こんな狭いところとっとと出るか○○。

○○

うん。分かった。

ボスキ

呼んだか?ロノ。

ロノ

おわっ!?

ロノ

一体どこから…、、

○○

…。

ロノ

って、主様まで!?

バスティン

主様まで居たのか。

○○

うん。

○○

ボスキと一緒に…。

○○

(というか、私いつまで記憶喪失やってればいいんだ?)

○○

(そろそろ、飽きてきたなぁ〜)

バスティン

そうだったのか。

バスティン

じゃあ、俺とムーの所に行くか?

○○

ムー?

バスティン

あぁ。

バスティン

猫の執事で、言葉が話せるぞ。

○○

そうなんだ。

○○

じゃあ、行こうかな。

バスティン

承知した。

バスティン

じゃあ、さっそく行くか。

○○

うん。

ボスキ

じゃあ、俺も…。

ロノ

ボスキさん、あんたは仕事が山ほど残っていますよ。

ロノ

だから、いつまでも逃げてないでこっちに来てください。

ボスキ

嫌だぁぁぁ〜、俺は働きたくないんだぁぁ〜( p_q)

ロノ

はいはい、じゃあこっちに来ましょうね〜。

ボスキ

嫌だぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ""""

ロノ

はいはい、静かに静かに〜。

ボスキ

( TДT)キャー

ロノ

棒読みですね…ボスキさん…。

ボスキ

ヘッ( ˙ ⌳˙ )

ロノ

…ハァ。

天の声

お疲れ様、ロノ…w

天の声

…。

自室。

天の声

ベリアンは、ムーと一緒に遊んでいた。

天の声

※ベリアンは、仕事の休憩中…。

ベリアン

ムーちゃんは、本当にモフモフですね〜。

ムー

アッハハ、やめてくださいベリアンさん〜。

ムー

くすぐったいです〜(´∀`*)

ベリアン

フフッ

コンコン

バスティン

ムー、居るか?

ムー

は〜い!!

バスティン

そうか、じゃあ失礼するぞ。

ベリアン

おや?

ベリアン

バスティン君。

バスティン

ベリアンさんも居たんだな。

バスティン

それは、邪魔したな。

ベリアン

いえいえ、お気になさらず。

○○

ムー。

ムー

あ!!

ムー

主様!!

○○

いつもめっちゃモフモフしてるよね〜、ねぇなんでそんなにモフモフなの〜!!

ムー

えっへへ、主様ならいつでも撫でてくださって良いんですよ?

○○

え?良いの!?

ムー

はい!!

○○

じゃあ、お言葉に甘えて〜。

ベリアン

あ、あの〜…。

ベリアン

主様…?

○○

ん?

○○

どしたの、ベリアンヌ☆

バスティン

え…?

○○

ん?

○○

…( ゚∀ ゚)ハッ!!

○○

(やば!!つい、いつものテンションで!!)

ベリアン

き、記憶がお戻りになられたのですね…?

○○

あ、

○○

(もう、誤魔化し効かないか…。ましてや、ベリアンだもんな…。)

○○

う、うん。

○○

なんにもない所で躓いて、頭ぶつけて思いだしたの。

バスティン

また頭を…?

ベリアン

そうだったのですね…。

○○

(本当は朝から思い出してたけど、まぁそこら辺はバレんだろう…多分。)

○○

わ、私。

○○

…。

○○

皆に記憶戻ったって伝えてくるね!!

ベリアン

あ、あの…

○○

今すぐに!!

○○

じゃあね!!

ベリアン

走って行ってしまわれましたね…。

バスティン

結構な速さだな。

ベリアン

まぁ…。

ベリアン

お元気になられて、良かったです。

バスティン

それもそうですね。

ムー

主様、記憶喪失だったんですか?

ベリアン

えぇ、昨日の夜中に階段から転落されて。

ムー

えぇ!?

天の声

ベリアンは、ムーに全てを説明をした。

天の声

その後、屋敷中には○○の謝り倒す声が1時間は響いていたそう…。

○○

ごめんなさぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"い!!

天の声

…。

やぁ☆ ごめんね、本当に飽きたから もう色々と省いた✨ 地下組と3階組は、ご想像にお任せするね!! 誤字あったよね、絶対。 確認もせずに投稿したんだ!! ヘイι(˙◁˙ )/ ヘイ! これでやっと、フォロワーさんに 考えてもらった名前のストーリーが 書ける!! 企画参加してくれたフォロワーさん本当にありがとうございます!! ・ミント様 ・ハム様 ・クロ様 ・ℳ_♥様 本当にありがとう!! それで…私がくじ引きで引いたところ。 "ℳ_♥"様が考えてくださった "マリア・マーガレット"になりました!! 名前を考えてくださった人は、その後の ストーリーで出させていただきますので くじ引きが当たらなかった方もストーリーには出ますのでご安心を!! それと、プチ私情を…。 1番初めの"主様がお風呂で…"の ストーリーは私のリアル話なんですね。 はい。兄弟が8人居たなんて驚きだ〜…。 周りの人が幻覚となって別の人に見えてたのは、今となってはめっちゃ面白そう だな〜って。 それを、利用すれば推しに出来るやん!! 夢も見てるのよねあれ。 それと、あくねこミックスさせただけに過ぎないんだ、あのストーリーは。 "感動した!!"って言ってくれる人がめっちゃ居て嬉しかった(?)。 最近、また病んできちゃってるから ストーリーも暗めのばっかりになるかも💦 だが、ストーリーを書く手は止めるつもりはないから安心を!! 家の事情がまた、深刻になってきてるから 投稿頻度が落ちてるんだ、ごめんよ💦 体調は、大丈夫だから心配無用だよ!! じゃあ、次のドロドロストーリーで 会おう!!w 最後までありがとう。 by作者

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