彩月
彩月
彩月
彩月
彩月
彩月
わたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に
三つ編みの先客に声をかけてしまった。
彩月
~~~~~~♪~~♪ ~~~~♪~~♪ ~♪~~♪~ ~~~♪~~♪~♪~
口をついて出ただけ。
ホントはどうでもよかった。
先を越されるのが、
なんとなく癪だった。
三つ編みの子は、語る。
どっかで聞いたよなこと。
三つ編みの子
彩月
彩月
彩月
彩月
彩月
三つ編みの子
って三つ編みの子は、
消えてった。
~~~~~~~♪ ~~♪~♪~♪~~~~♪ ~~~♪~♪~~ ~~♪~♪~~♪~~~~♪
さぁ今日こそは と
靴を脱ぎかけたらそこに
背の低い女の子
また声をかけてしまった。
背の低い子は語る。
グラスでの孤独を
背の低い女の子
って
彩月
彩月
彩月
彩月
彩月
彩月
背の低い女の子
と
泣いて
背の低い子は、
消えてった。
そうやって、
何人かに声をかけて追い返して
わたし自身の痛みは誰にも言えないまま
~~~~♪~~♪
初めて見つけたんだ。
似たような悩みの子
何人目かに会ったんだ
黄色いがーディガンの子
黄色いガーディガンの子
と
言った。
口をついて出ただけ。
ホントはどうでもよかった。
思ってもいないことでも、
声をかけてしまった。
彩月
ああ、どうしよう
この子は止められない
わたしには止める資格が無い。
彩月
彩月
彩月
黄色いガーディガンの子
って
目を伏せたまま消えてった。
今日こそは、誰もいない。
わたしひとりだけ
誰にも邪魔されない
邪魔してはくれない。
彩月
黄色いガーディガンの子
彩月
三つ編みの子
彩月
背の低い女の子
彩月
飛びます。
彩月
彩月
コメント
5件
私のアール大好きだったんで嬉しいです(*´˘`*)♡