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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

彩月

またまた、すみません(_ _(--;(_ _(--;

彩月

今日は超暇なんで、

彩月

[わたしのアール]

彩月

を歌うんだけど、その歌を物語バージョンでもやる!!

彩月

それでは始めます。

彩月

よーいスタート

わたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に

三つ編みの先客に声をかけてしまった。

彩月

ねぇ、やめなよ

~~~~~~♪~~♪ ~~~~♪~~♪ ~♪~~♪~ ~~~♪~~♪~♪~

口をついて出ただけ。

ホントはどうでもよかった。

先を越されるのが、

なんとなく癪だった。

三つ編みの子は、語る。

どっかで聞いたよなこと。

三つ編みの子

[運命の人だった。どうしても愛されたかった]

彩月

ふざけんな!

彩月

そんなことくらいで

彩月

わたしの先を越そうだなんて!

彩月

欲しいものが手に入らないなんて

彩月

奪われたことすらないくせに!

三つ編みの子

[話したら楽になった]

って三つ編みの子は、

消えてった。

~~~~~~~♪ ~~♪~♪~♪~~~~♪ ~~~♪~♪~~ ~~♪~♪~~♪~~~~♪

さぁ今日こそは と

靴を脱ぎかけたらそこに

背の低い女の子

また声をかけてしまった。

背の低い子は語る。

グラスでの孤独を

背の低い女の子

[無視されて、奪われて、居場所がないんだ]

って

彩月

ふざけんな!

彩月

そんなことくらいで

彩月

わたしの先を越そうだなんて!

彩月

それでも、

彩月

うちでは愛されて

彩月

あたたかいごはんもあるんでしょ?

背の低い女の子

[おなかがすいた]

泣いて

背の低い子は、

消えてった。

そうやって、

何人かに声をかけて追い返して

わたし自身の痛みは誰にも言えないまま

~~~~♪~~♪

初めて見つけたんだ。

似たような悩みの子

何人目かに会ったんだ

黄色いがーディガンの子

黄色いガーディガンの子

[うちに帰るたびに、増え続ける痣を消し去ってしまうためここに来たの]

言った。

口をついて出ただけ。

ホントはどうでもよかった。

思ってもいないことでも、

声をかけてしまった。

彩月

ねぇやめてよ

ああ、どうしよう

この子は止められない

わたしには止める資格が無い。

彩月

それでも、

彩月

ここからは消えてよ。

彩月

君を見ていると苦しいんだ。

黄色いガーディガンの子

[じゃあ今日はやめておくよ]

って

目を伏せたまま消えてった。

今日こそは、誰もいない。

わたしひとりだけ

誰にも邪魔されない

邪魔してはくれない。

彩月

ガーディガンは脱いで

黄色いガーディガンの子

彩月

三つ編みをほどいて

三つ編みの子

彩月

背の低いわたしは

背の低い女の子

彩月

今から

飛びます。

彩月

以上!

彩月

見てくださりありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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