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最高すぎる! 神作 あ、初コメ失礼します!
あれ、3月9日卒業式.....?私の誕生日やないかい。あ、コメント失礼します
やばいw、泣いてもうたwww これは、めっちゃ、よかった! 初めて、こゆうけいで泣いたわwww
主
主
主
主
主
主
主
春千夜
ひどく冷静に、 少し頬を緩めてそう言う彼に、俺は
武道
…そう、一言.そう言うことしかできなかった. 俺は、今でも… 春千夜君が好きだ.
春千夜
そう言って俺の肩に腕をかけてくる春千夜君の腕を払って、
武道
春千夜
そう、冷たい言葉しか言えなかった。
春千夜
武道
春千夜
少しうざったらしく言う春千夜君に、俺は
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
やっぱり、冷たい言葉しか言えなかった
武道
こんなふうにふざけられるのも、言い合いができるのも、たたき合いができるのも、これで最後だと思うと、 無性に悲しくなった
武道
春千夜
春千夜
春千夜
いたずらに笑って、俺の頭を優しくポンっと撫でる. やめて。優しくしないで。 もうこれ以上、君を好きになって辛くなりたくない。
武道
春千夜
武道
蘭
竜胆
武道
春千夜君含め、蘭君、竜胆君は、後輩である俺に構い、優しく接してくれた. どんな時もそばにいて、 俺がいじめにあえば守ってくれた. 大切な人だ.
武道
武道
武道
蘭
竜胆
蘭
竜胆
武道
春千夜
武道
春千夜
竜胆
蘭
春千夜
武道
春千夜
蘭
竜胆
武道
武道
蘭
武道
武道
竜胆
春千夜
春千夜
いつもはそんなこと言わないくせに。 こんな時だけそんなセリフ吐いて. なんだか今日が特別な日だってもう一度実感させられて苦しい。 胸が痛い。
竜胆
蘭
春千夜
蘭
竜胆
春千夜
蘭
竜胆
武道
2人の背中を見送る. 大きくて、いつまでも俺を守ってくれた背中.
春千夜
武道
春千夜
…言いたい。 気持ちを伝えたい。 声に出そうとしたら、喉が詰まって、苦しくなって
武道
春千夜
そういって、笑うことしかできなかった。
春千夜
春千夜
武道
結局最後まで言わずじまいのまま、 俺の恋は終わった
武道
武道
春千夜くんたちが卒業して約8年が経った俺も社会人で、 今では会社の社長を務めている。 一方春千夜くんは、大手企業の結構偉い人らしい。
武道
俺は今でも、あの人が好きだ. 忘れられない。 女々しいかもしれないが、あんなに好きになったのは、春千夜君が初めてだったから。
武道
机に突っ伏し、 目を閉じると、一瞬で夢の世界に入ることができた
武道
目を開けると、 見慣れた景色が広がった
武道
武道
黒板を慌てて見ると、 3月9日と書いてある。
武道
武道
これは夢だ. 俺にはもう、タイムリープする力はない。けど、もし本当にタイムリープしているならやっぱり想いを伝えたい
武道
武道
俺は、三年教室にいった
武道
春千夜君の机の前に立つ. 俺は、近くにあったシャーペンで、 小さく机に 「好きでした。これからもずっと、愛してます」 なれない言葉を書いた
武道
嘘だ.本当は、気づいて欲しいのに。 俺は天邪鬼だ.本当に。 自分の言いたいことも言えず、結局未練ダラダラで.
武道
武道
やっぱり今日は、あの日の卒業式だったらしく、 俺は蘭君と竜胆君を見つけ、走って行った
武道
蘭
蘭
竜胆
武道
武道
蘭
竜胆
武道
蘭
武道
竜胆
カシャっという合図に合わせ、 ひかるレンズを見る
武道
武道
蘭
竜胆
蘭
武道
蘭
蘭
竜胆
武道
武道
マイキー
武道
後ろを向くと、両手を広げて悪戯に笑い、俺を驚かすそぶりを見せる、 3年のマイキー君がいた
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
桜の木を見上げながら、そういうマイキー君を見つめながら、俺は口を開いた
マイキー
武道
やっぱりマイキー君はすごい。 俺は、この人に嘘をつけたことがない。
武道
マイキー
武道
全身の血が沸き立つ感覚があった. でもその後にすぐ、血の気が引いて焦りがきた
武道
マイキー
マイキー
武道
マイキー
武道
俺は、もう一度桜の木を見上げ、 マイキーくんを見た
武道
武道
マイキー
マイキー
武道
そう言って、笑った. そして俺は、桜の木に手を当てた. これでいい。もう満足だ.
武道
春千夜
武道
そこには、俺の愛してやまない彼がいた.
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜くんは、俺を睨みつけるように見つめる. もう逃さない。と言わんばかりの目で
武道
春千夜
武道
不安、焦り、それらが全て冷や汗となって出てきた.
武道
謝ろうとした時、 春千夜くんは俺のことを、強く抱きしめた
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
俺は、何を言われているのか分からなかった. だけど、無性に顔が熱くなった
武道
春千夜
武道
春千夜くんは俺の両頬に手を当て、 そっと唇を塞いだ
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
これは夢だ.きっと。 未練がましい俺に、諦めるチャンスをくれた、神様からのプレゼント。 俺は、春千夜くんを突き放した
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
そこで夢は途切れた.
武道
イヌピー
イヌピー
武道
俺は、目から出る涙に気づいた.
武道
イヌピー
武道
武道
武道
イヌピー
武道
イヌピーくんは、俺を、優しく抱きしめてくれた
武道
イヌピー
イヌピー
武道
イヌピー
俺はイヌピー君の腕の中で、泣いた.
次の日俺は、 電話の音で起きた
武道
蘭
武道
武道
蘭
武道
蘭
武道
蘭
武道
蘭
武道
蘭
武道
武道
イヌピー
武道
武道
イヌピー
武道
イヌピー
武道
イヌピー
武道
イヌピー
武道
武道
集合時間より30分遅れて到着した. 普通に道に迷ってしまった… 先に着くと、 蘭君、竜胆くん、マイキーくんがいた
蘭
武道
竜胆
マイキー
武道
蘭
竜胆
武道
変わらない。3人だった. 話を聞いてみれば、 マイキー君は社長で、その社員が竜胆くん、蘭君らしい。
武道
マイキー
武道
マイキー
武道
マイキー
竜胆
蘭
蘭
武道
蘭
武道
飲み会などでよく出る質問だなぁ。 なんて、そんなことを考えながら、 俺はあの人を思い出した
武道
武道
竜胆
武道
武道
竜胆
マイキー
ビールを口に含み、 ニヤニヤと悪戯な表情を浮かべるマイキーくん。
武道
マイキー
竜胆
蘭
竜胆
春千夜、その名前を聞くだけで、 心臓がドクっと音を立てる。
武道
竜胆
武道
蘭
マイキー
蘭
竜胆
マイキー
武道
俺は、財布から10万を出し、 机に置いて、 席を立った
マイキー
竜胆
蘭
武道
武道
蘭
竜胆
マイキー
武道
竜胆
武道
靴を履き直し、 店を出ようとした. その時に、人にぶつかってしまった
武道
春千夜
武道
そこには、変わらない、彼がいた
武道
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜くんの声を無視して、 俺は走り出した. 近くにあった、小さな通路に逃げ込んだ
武道
これでいいんだ. これで。なのに、どうして、こんなに つらいんだろう
武道
武道
突っ伏して、必死に涙を抑えていると、 手に冷たい感覚がして、慌てて目を開ける
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
腕を掴まれ、逃げられなくなった
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
この一週間、 どうやって喋ろう。 何を話そう。服は?何を着れば? そんなことを考えすぎて、 ろくに眠れなかった. 俺は2時45分に、少し早めに、前の居酒屋の前に着いた. 心臓の音が、うるさかった
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
思ったよりも落ち着けた. 彼を見たら、少しだけ肩の力が抜けた.
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
思ったよりもふつうにはなせた。今日で最後。 終わりにしよう。 未練はもう、きっと、なくなる
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜くんは、お洒落なブレスレットに、 ネックレス。 そして… ダイヤモンドの、綺麗な指輪を購入していた
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜くんは相変わらず、オムライスが好きらしい。 美味しそうに頬張って、食べている
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
まるであの時に戻ったように、 俺たちは話し込んだ。
そして夜、俺は何故か海の景色が綺麗な場所に連れて行ってもらった
武道
春千夜
武道
あと少しで、春千夜くんにはもう、 会えなくなってしまう。
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
…苦しい。苦しい。 やっぱり、離れたくない。 どこにも行かないで欲しい。
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
とうとう俺は、 口にしてしまった. 言ってはいけないことを。 それでも、流れ出る涙が止まらないように 俺の言葉も止まらなかった
武道
春千夜
武道
武道
武道
武道
武道
その時、春千夜くんが俺を抱きしめた
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
言われた通り手を出すと、 春千夜くんは俺の左薬指に 昼に買ったダイヤモンドの指輪をつける
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
俺たちは唇を重ねた. 何度も、何度も、求めるように
あの時に見た夢のように終わらない。 これからもずっと続いていく。 2人だけの、 儚い、終わらない夢
主
主
主
主
主
主
主
主
主