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三ツ谷
ふぁぁ……(目を覚ます)
三ツ谷
……
三ツ谷
…ドラケン？
三ツ谷
メモ……？
少し出かけてくる 誰か来ても開けるんじゃねぇぞ？
三ツ谷
昨日は怒らせちゃったからな…
三ツ谷
まだ怒ってるかな…
三ツ谷
帰ってきたら謝ろ…
三ツ谷
えっと……
三ツ谷
ここをこうして……
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ
三ツ谷
ん？玄関？
三ツ谷
誰だ？
三ツ谷
いやでも､ドラケンに開けるなって言われてるし……
ﾊﾟﾘｰﾝｯｯ！！
三ツ谷
ｯなに！？
ｶﾞﾁｬｯ
魔族
いたぞ！！
三ツ谷
え？
魔族
やっぱお前は許さねぇ
魔族
ｶﾞｼｯ(腕を掴む)
三ツ谷
ちょｯ……
三ツ谷
離してｯ……！
魔族
ここには人間なんていらねぇんだよｯｯ！！
三ツ谷
痛ｯ…
三ツ谷
離せｯ！！
魔族
お前がいるからｯ！！
ｶﾞﾁｬｯ！！
ドラケン
三ツ谷ｯ！！
三ツ谷
ドラケンｯ……？
ドラケン
テメェら何してる？
魔族
ド､ドラケン様…
魔族
これはｯ…あの…
ドラケン
何をしていたのかと聞いてるんだ
魔族
そ､そいつが悪いんですｯ！！
魔族
そうですよ！
魔族
人間の癖に､ドラケン様達と一緒に居て…！
ドラケン
は？
ドラケン
おい､三ツ谷
ドラケン
目つぶって耳塞いでろ
三ツ谷
え………？
ドラケン
いいから
三ツ谷
うん……(目と耳を塞ぐ)
ドラケン
ﾄﾞｶｯ(魔族を殴る)
魔族
ｯ！？
魔族
なｯ！？
ドラケン
いい加減にしろよ
ドラケン
俺と王が決めたことに
ドラケン
まだ反発するのか？
ドラケン
コイツはなにか悪ぃことでもしたのか？
ドラケン
勝手に決めつけんなよ
魔族
し､しかしｯ…！
ドラケン
ｶﾞﾝｯ(壁を殴る)
魔族
ﾋｯ……
ドラケン
出ていけ
ドラケン
今すぐ出ていけ！
魔族
ｯすみません……！！(出ていく)
ドラケン
………
ドラケン
三ツ谷……
ドラケン
もういいぞ…
三ツ谷
ん((ｽｯ(耳と目を開ける)
ドラケン
ごめんな腕､大丈夫か？
三ツ谷
大丈夫だよ
ドラケン
昨日の怪我も彼奴らなのか？
三ツ谷
……
魔族の子ども
ここだよ！
三ツ谷
ここは？
魔族の子ども
おはなばたけ！！
三ツ谷
お花……
魔族の子ども
はなたばをプレゼントにしたらどうかな？
魔族の子ども
ぼくたちもよくはなたばをつくるんだー！
魔族の子ども
みつやおにいちゃんもいっしょにつくろ！
三ツ谷
！！
三ツ谷
うん((ﾆｺｯ
ｶﾞｻｯ
魔族
あ？
魔族
テメェ､人間じゃねぇか
三ツ谷
ｯ……
魔族
こんなところで何してるんだよ
魔族
さっさと出ていけよ
魔族の子ども
みつやおにいちゃんをいじめるなー！！
魔族
は？なんだこのガキ
魔族の子ども
そーだよ！
魔族の子ども
おにいちゃんはとってもやさしいんだよ！
三ツ谷
2人とも…
魔族
ﾁｯ…
魔族
このガキがｯ！！(殴りかかる)
三ツ谷
ｸｯ…(子どもを庇う)
魔族の子ども
みつやおにいちゃんｯ！
三ツ谷
子どもに手を出すとか大人気ねぇんだよ
魔族
は？
魔族
人間の癖に生意気なんだよ
魔族
つーか此奴がいるからドラケン様達も可笑しくなったんじゃねぇ？
魔族
ははっ笑
魔族
確かに！笑
三ツ谷
ｯドラケン達を侮辱するな！！
魔族
さっきからうぜぇんだよｯ！！(殴りかかる)
ドラケン
そうだったのか…
ドラケン
ごめんな……
三ツ谷
違う！！
三ツ谷
ドラケンのせいじゃｯ！
ドラケン
ちゃんと守るから…
三ツ谷
え？
ドラケン
絶対ぇ守る
三ツ谷
！！((ﾎﾟﾛｯ
ドラケン
俺も､お前が大事なんだ((ｷﾞｭｯ(抱きしめる)
三ツ谷
ドラケンｯ…((ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
あぁ､気づきたくなかった
自分の気持ちに､､､
ダメなんだ､､､
ドラケンを､､､
好きになっちゃいけないんだ
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
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