テラーノベル
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『自分らしさ』
🙂主人公 名前を借りているだけで、本人様とは一切関係ありません。
花の世界です
主が勝手に作ったパロです
花達には、人間と同じ心というもがあり、 心はそれぞれ花の形をしている。 花同士だと相手がなんの花の形の心なのかわかる。 心はその花の性格などを花言葉で表している。 花達の世界では人間のように物が発達していなく、 まるで人間からすると何百年も前のような世界。
モブ
モブ
モブ
俺は昔から彼岸花と言われ育てられた
🙂
🙂
こんな俺でも、楽しみなことがあった
そう、書物庫に行くことだった
🙂
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🙂
🐼
そう、彼だけは
彼だけは俺に優しく接してくれた
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キラキラとした目で喋りかけてくる
彼は考える、ということが特に大好きな…変な花
彼岸花の心を持つものは少ないからよく見たい…だとか
🙂
🙂
🐼
🐼
そう、彼は小説家でもある。妄想が大好き、とのことだ
🙂
🙂
🙂
🐼
🙂
そんな会話をしながら俺はこの間読んでいた本を手に取り、 挟んでいたしおりを取り、本を読み始めた
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彼はいつも通り、俺の横でペンをカリカリッと動かしている
🙂
君は集中していて、俺が笑ったことには気づかない
こんな空間が愛おしく好きだ
夜、暗くなると俺らは家へ帰る
この時間はさっきの話とは反対、ものすごく嫌で、不安な時間
🙂
一呼吸おいて、俺は家へ帰ることにした
🙂
父
父
あれッ…?今日はいつもより機嫌がいいみたいだ…
よかった…
父
🙂
どっちにしろ、家は嫌だ
部屋
🙂
🙂
今日はもう、ねることにしよう。 この嫌な時間が、早く過ぎればいい、というように。
🙂
朝…か?
🙂
🙂
起きたら俺は外にいた。
もしかして…
🙂
そう、親父が俺を捨てたんだ
🙂
🙂
🙂
🙂
今思うと帰る家があるだけ幸せだったのかもしれないな
ざぁぁぁぁぁ
🙂
雨だ…最悪
🙂
🙂
ここはあの書物庫とは違って大きな図書館
🙂
モブ
モブ
モブ
あ…そっか…俺は彼岸花だ。
この図書館のためにも外に出た方がいいのかもしれない
🙂
外は雨が降っていてとても寒い
🙂
しゃがみ込む
🙂
🙂
あ…そうじゃん、あの書物庫に行けば
中を覗く
🙂
彼の返事はない
🙂
あいにくここの鍵はあいつが持っている
🙂
🙂
🙂
🙂
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🙂
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🙂
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🙂
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🙂
🙂
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🙂
🙂
🙂
🙂
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🙂
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🙂
🙂
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🙂
🙂
🐼
🙂
🙂
🐼
🐼
🙂
🙂
🐼
そんな感じで毎日過ごしていた
そんなある日のことだった
その日はいつもと変わらない、特別空が綺麗だったわけでも、
雨が降っていたわけでもない
そんな平凡な日
でも、一つおかしなことがあったんだ
君が、書物庫にこなかったんだ
🙂
🙂
🙂
ドンドン
🙂
モブ
🙂
モブ
🙂
モブ
🙂
モブ
🙂
モブ
🙂
モブ
モブ
🙂
🙂
🙂
🙂
ドンッ
🙂
バラバラッ
🙂
モブ
🙂
モブ
モブ
モブ
モブ
🙂
モブ
モブ
モブ
🙂
モブ
モブ
モブ
🙂
もしかして…なかむって
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
そこには、一枚の封筒があった
🙂
結構な厚みがあって、裏には
🙂
なかむ、と言う文字が書かれていた
見慣れた字
彼の温かい心から溢れ出るような綺麗な文字
🙂
そこには、数枚の原稿用紙と、一枚の普通の紙
🙂
🙂
🙂
🐼
🙂
🙂
そして、俺は原稿用紙に目を向けた
この話は少年二人の物語
主人公には親友に言っていない話があって
それを言いたいけど言えない
そんな感じの話
でも、急に旅に出なくちゃいけなくなった主人公
最後に親友にこう言うんだ
🐼
なぜかなかむに重なった気がした
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
🙂
俺はあれから色々あって5年この街にやってきた
🙂
どんッ
?
?
🙂
召使
召使
🙂
🙂
🙂
?
🙂
召使
召使
?
召使
召使
召使
?
?
召使
🙂
召使
召使
🙂
召使
召使
🙂
🐼
🙂
🐼
🙂
🐼
🙂
🙂
🐼
🙂
🙂
🙂
🙂
🐼
🙂
ぎゅーっ
🙂
🐼
🐼
🙂
🐼
🙂
🐼
🙂
🐼
召使
🙂
召使
召使
召使
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🙂
🙂
🐼
🐼
🐼
🙂
🐼
🙂
🐼
🙂
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召使
🐼
召使
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🐼
🐼
🙂
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🐼
🙂
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🐼
🙂
🐼
🙂
🐼
🙂
なかむは昔から変わってなかった 俺は、少し変わったかな。 心が彼岸花でも不幸なことばっかじゃないんだな それと、彼岸花には「また会う日を楽しみに」 っという花言葉があるらしい。 まるで俺にぴったりだ。 彼岸花だからなんだ。 俺は俺らしく生きていく。 だから、みんな、自分を持って生きてくれ。
翠
翠
翠
翠
翠
翠
翠