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12 - 第一次運命対戦。第10章

♥

1,548

2024年01月20日

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悠華

…ねぇ、本当にここに牛頭馬頭が居るの…?

天狐

えぇ、そうよ

フリカムイ

“台本”通りに頑張ろう

海坊主

オイラも頑張る!!

悠華

ここ、いかにも893が居そうだけど…

天狐

?そうよ

悠華

え、じゃあ台本にあった“若”って…

ガラガラッ!

牛頭鬼

…は、なんでここに、

しゅばっ!(頭を下げる)

悠華

お勤めご苦労様です若!!!

馬頭鬼

え!笑笑笑笑

天狐

本日はぁ、ここに泊めて頂き、我が天狐、貴方様の寛大な心に、感謝致しまする!!!

牛頭鬼

口調おかしいし、泊めるなんてだれも…

フリカムイ

若ァ、私フリ子がぁ、御奉仕しますよぉ

馬頭鬼

マジで何!!笑笑笑笑

馬頭鬼

え、おもしろ笑笑笑笑

牛頭鬼

フリ子どなた!!?!

フリカムイ

私ですぅ、ふぇぇ

海坊主

オイラ、

天狐

ちょっと!!

海坊主

あ、まちがえた!!

馬頭鬼

間違えたとか絶対言っちゃいけないやつ笑笑笑

海坊主

わっちも、御奉仕致しやす!!!

牛頭鬼

お前は女の設定なのか!?男の設定なのか!?

悠華

さらに、わたくしめ一行を泊めて頂くと、な、な、なんと!!!

悠華

今なら、タダで!!!

馬頭鬼

特売セールが始まる予感

悠華

フリ子が2体に増えて御奉仕致します!!!

馬頭鬼

あ、だめ、死ぬ笑笑笑笑

フリカムイ

そうでぇす、フリ子、頑張りまぁす

馬頭鬼

フリ子死ぬ笑笑笑笑笑

牛頭鬼

お前、それでいいのかよ…

バチンっ!!

天狐

うちの商品に触らないでもらおうか!!!

天狐

いくら若でも、許しませんで!!!

牛頭鬼

マジで口調どうした

悠華

とりあえず、若

悠華

貴方の見た目が変わってないことについてなにか説明を貰いたい

牛頭鬼

は?

馬頭鬼

ん?僕らの見た目?

悠華

そう

フリカムイ

あ、フリ子終わり?

天狐

ダメよ

フリカムイ

は?

牛頭鬼

まぁ、人間の皮を被ってた方が組をまとめるのにちょうどいいし、

馬頭鬼

何よりこっちの姿の方が可愛いでしょ?僕が

悠華

前の姿を知らないからなぁ

フリカムイ

フリ子、惨めな鳥になっていたのにぃ

馬頭鬼

まじでフリ子死ぬ笑笑笑

フリカムイ

お気に召したようで何よりですぅ

海坊主

わっちは!!??

牛頭鬼

俺は結構好きだぞ

海坊主

わっち嬉しい!!!!

天狐

アタシ、そろそろ寝たいんだけど

馬頭鬼

んー、そうだなぁ

馬頭鬼

ひと仕事頼まれてくれない?

フリカムイ

?なに?

天狐

こらフリ子!!!

フリカムイ

ゲフンゲフン

フリカムイ

ふぇ、何かなぁ?フリ子気になるっ

悠華

はる子も聞きなるぅ

牛頭鬼

悠華は悠華でいいだろ…!?

馬頭鬼

そこの角にある日本人形

悠華

馬頭鬼

呪われてるから祓っ__…

天狐

ぼんっ

ぼわっ!!!

牛頭鬼

この屋敷燃やす気か馬鹿!!!

海坊主

それよりも水!!!!

びしゃっ!!!

牛頭鬼

ここの畳腐らせる気か!!!!

ボカっ!!!

天狐

痛い!!!

海坊主

いってぇ!!!

天狐

はぁ、、せっかく、祓ってあげたのに…

フリカムイ

あれ姫さん静か__…

フリカムイ

…姫さん、なんか嬉しそうだね

天狐

アタシと海坊主が殴られてたのに…?

悠華

いやただ、賑やかなの久しぶりだなぁって、思って

悠華

この1ヶ月間生きた心地無かったから、やっと、地に足が着いた感じ

悠華

だから、嬉しい

牛頭鬼

うっ、そんな笑顔で言うことじゃ…

フリカムイ

姫さんが嬉しそうで、俺も嬉しいよ

馬頭鬼

飴ちゃんいる?

悠華

睡魔がやばいから寝たいです

馬頭鬼

よし、みんなで雑魚寝だ!!!

馬頭鬼

いいでしょ?牛頭鬼

牛頭鬼

そうだな、じゃあ布団運ばせるか

馬頭鬼

ちょっと海坊主、もうちょっとそっち詰めて

海坊主

え、狭かった?

馬頭鬼

違うくっつきたい

牛頭鬼

可愛くないか?馬頭鬼

フリカムイ

?そう?

牛頭鬼

おま、肯定しろよ…!!

天狐

スースー…

海坊主

天狐、よっぽど疲れてたんだろうなぁ…

牛頭鬼

…なぁ悠華

悠華

いつもみたいに、お嬢って、呼べ…

悠華

やばい、ほんと、眠い…

馬頭鬼

悠華ーー、起きてぇーー

むにゅむにゅ

悠華

ほっぺの肉を揉まないでー

ぐいーっ

悠華

伸ばさないでーー

ぱっ

悠華

あ、離してくれた

馬頭鬼

起きた?

悠華

うん、おかげで目が覚めたよ

牛頭鬼

起こすなよ、

馬頭鬼

聞きたいことがあるの

悠華

?なぁーに

馬頭鬼

なんでここに来たの?

悠華

??

悠華

質問の意図が分からない

馬頭鬼

悠華が僕らを追いかけてくる理由って何?

馬頭鬼

僕ら、そこまで仲良くなかったよね?

悠華

…え?

悠華

え、

悠華

うそ、

馬頭鬼

え??

牛頭鬼

ん??

フリカムイ

あちゃー、牛頭馬頭、やっちゃったねぇ、

天狐

フリ子!!!

フリカムイ

はい!!!!

海坊主

うそ、すごい寝言…

馬頭鬼

それで話戻すけど、仲良くなかったよね??

悠華

…まじかぁ、1人で、勝手に舞い上がっちゃってたみたい、へへ、

悠華

…恥ずかしぃ、

馬頭鬼

!!

牛頭鬼

何この生き物、ほんとに人間か…?

馬頭鬼

怖いおじさんに連れてかれちゃう

ぎゅぅっ

悠華

あぅ、

馬頭鬼

もー、ほんと可愛いぃぃ

馬頭鬼

食べちゃいたくなる

フリカムイ

それはだめよぉ、貴方がそのセリフを言うと、シャレにならないわぁ

馬頭鬼

フリ子復活だねおめでとう

フリカムイ

あんまり嬉しくないわぁ

悠華

あの、馬頭鬼…?

馬頭鬼

あーそう、そうだ

馬頭鬼

ごめんね、悠華

馬頭鬼

僕ら、別に友情はないよ

悠華

!!うん、わかっ__

馬頭鬼

僕らの間には主従関係しかない

悠華

うん

馬頭鬼

僕、馬頭鬼と牛頭鬼はさ、妖の中でもワースト1位2位を独占するほど弱いんだよね

牛頭鬼

違う、周りが化け物なだけだ

海坊主

スースー…

馬頭鬼

僕ら、とっても弱いの

悠華

?そんなことないよ

馬頭鬼

知ってる

馬頭鬼

でもね、弱いことが原因で、前の主人からいっぱい痛いことをされて来たの

悠華

!!

悠華

殺そうか?そいつ

馬頭鬼

もう生きてないよ、死んだ

牛頭鬼

天逆毎に殺されたから

悠華

!そう、

馬頭鬼

…悠華、もう一度言う。僕らの間には主従関係しかないよ

馬頭鬼

だからこそ、悠華の感情が理解できない

牛頭鬼

悠華が俺らの事を大切だと思う度に、俺らの頭の中は?????で埋め尽くされる

馬頭鬼

主人が、妖を大切にするなんて初代以来だから、僕ね、怖いんだぁ、

悠華

!!

悠華

…私は、何をすればその不安を取り除ける?

馬頭鬼

これ以上、僕に踏み込んでこないで

馬頭鬼

僕と牛頭鬼は一心同体だから、牛頭鬼にも

悠華

!!

悠華

…うん、そっか

馬頭鬼

…面倒くさくてごめんね、

馬頭鬼

ねぇもしも、僕ら2妖が、“妖”じゃなくなったら、悠華どうする?

フリカムイ

!!そんなの、

馬頭鬼

もしもの話だよ、もしも

悠華

…牛頭馬頭が、妖じゃなくなったら…?

馬頭鬼

(…新しい、妖を作るのかな、)

悠華

呪う

馬頭鬼

は?

牛頭鬼

ん!?

悠華

自由が欲しいのなら、私と契約してからどこにでも行っていいよ

馬頭鬼

ちょっ、待っ、

悠華

でも、妖じゃ無くなるとか、私を裏切るとか私から離れるとか、そういうの

悠華

許さない

馬頭鬼

!!

悠華

私から離れようとするなら呪ってまで私と関係を作らせる

悠華

結果、牛頭馬頭がどこに行けなくなって、私に殺すって言っても、私は呪い続ける

悠華

死んでも、解呪なんてしてやらない

馬頭鬼

……なんで?

悠華

??

悠華

なんでって、牛頭馬頭のこと好きだから

馬頭鬼

!!

馬頭鬼

好き、好き?

悠華

好き、大好き

悠華

でも、この呪うってやつは、牛頭馬頭だけじゃない

悠華

例え、他の妖であっても私から離れそうとするなら呪う

悠華

呪って飼い殺してやる

馬頭鬼

一生、悠華から離れられないじゃん、

悠華

?離れる必要なくない?

悠華

あなた達妖は、私の事大好きなんだし

牛頭鬼

へぇ、言うね

悠華

?事実

馬頭鬼

!!

馬頭鬼

悠華、性格悪いって言われたことない?

悠華

んー、覚えてないなぁ

悠華

…牛頭馬頭はこんな私、嫌い?

馬頭鬼

うん、きらーい

牛頭鬼

おれもー

馬頭鬼

でもその倍嬉しい!!

悠華

!んふふ、笑顔だね

牛頭鬼

俺も、嬉しいなぁ

馬頭鬼

悠華、僕らの愛は純愛なんてもんじゃないよ

馬頭鬼

もっと、どろどろで、べたべただよ

馬頭鬼

まるで溶けたチョコレートみたいな

悠華

私もそうだよ、世間では狂愛と呼ばれる部類の愛し方

馬頭鬼

もう一度繋がると、今度は僕らが離せなくなるよ

牛頭鬼

一生、来世でもそのまた来世でも、繋がったままだ

馬頭鬼

それでもいいの?

馬頭鬼

僕、きっともうすぐ死ぬ、弱くて呪霊に殺される

悠華

私が守るよ

馬頭鬼

!!

馬頭鬼

僕と牛頭鬼も、“そっち側”の、守られる側に、なれるの…?

悠華

元からそのつもり。東雲の当主を私が殺したあの日から、貴方達妖は私が守るべき部類に入ってるよ

馬頭鬼

あははっ、嬉しいなぁ

馬頭鬼

今回はちゃんと、主人の終わりまで見届けられるかも

牛頭鬼

強くならないとな

馬頭鬼

牛頭鬼には無理だよ、武器庫呪霊なんだから

悠華

は、?

牛頭鬼

なんだと、幻術も使える

牛頭鬼

それに、性能が一緒なだけで意思疎通のできないあんな低級呪霊と一緒にするな

馬頭鬼

僕も使えるよ、幻覚

悠華

…え、マジで言ってる!?

馬頭鬼

しーっ、しー!起きちゃうよ、

悠華

!!

悠華

おっと、失礼…

牛頭鬼

そのセリフ、鈴鹿御前もよく言う

悠華

ほら、妖は主人に似ると言いますから

悠華

というか、武器庫呪霊ってほんと?

牛頭鬼

ものを収納するしか脳がないけどな

悠華

え、いやいや、え??

悠華

待って、え、すご

牛頭鬼

?凄いのか??

悠華

凄いよ、呪術師なら誰もが欲しがるよ

悠華

…私の妖すごーい、マジですごい、

悠華

私居なくても完結してる、

悠華

火、水、風、雷を操れて反転術式も使えて、武器もいっぱい収納出来る…

悠華

…すごいなぁ

馬頭鬼

それらを従えてる主様は、もっと凄いよ

馬頭鬼

ねぇ、悠華?

牛頭鬼

お嬢もチートだ、術式強制解除とか、並大抵の奴らなら死ぬ

馬頭鬼

悠華は、主人でもありジョーカーでもあり、最後の切り札だね

悠華

別名がいっぱい

悠華

私は、十種妖操術を使える悠華っていう称号だけで満足だなぁ

馬頭鬼

もっと、欲張らないと

馬頭鬼

契約は起きたあとしよ

悠華

うん、そうだね

悠華

もう眠気が、

……

悠華

…スースー

馬頭鬼

寝た、早い

牛頭鬼

…なぁ、馬頭鬼

馬頭鬼

…僕も同じこと考えてるよ

牛頭鬼

迎えに来てくれたな、こんなにも早く

馬頭鬼

嬉しいね、牛頭鬼

馬頭鬼

やっと、本当の意味で命を懸けて守りたいと思う主が、生まれた

牛頭鬼

お嬢の歪んだ愛を、これを祝福と呼ばず何になろうか

馬頭鬼

お互いに、ドロドロの関係だね

馬頭鬼

愛しい、愛しい子

馬頭鬼

もっと早く、これを話したかったなぁ

牛頭鬼

これからまだ時間は沢山ある、これからだ

馬頭鬼

うん、そうだね

なでなで、

悠華

んん…

馬頭鬼

迎えに来てくれてありがとう、悠華

馬頭鬼

これから、よろしくね主様

翌朝

悠華

ん゛、

フリカムイ

あ、起きた?

天狐

よく寝てたわね

ドタドタドタ!!

フリカムイ

うっさ…

ばんっ!!

馬頭鬼

起きた!!??

悠華

えっ、と、起きた

悠華

おはよう

馬頭鬼

おはよう!!!

馬頭鬼

契約!!!!

悠華

…の、前に聞きたいことがあって、

馬頭鬼

????

悠華

貴方達、私にこれ以上踏み込むなって言ってたけど、本当に契約していいの?

フリカムイ

拒否したらどうするつもり?

悠華

契約はする、その後は自由にしていいよ

馬頭鬼

あー、あれね

馬頭鬼

あれ正直嘘

悠華

え?

馬頭鬼

悠華が僕らに踏み込んで来なくても僕たちが悠華を侵食するから!!

馬頭鬼

安心して!!!

海坊主

それ、何について安心すればいいの?

牛頭鬼

先にご飯にするか?

馬頭鬼

えーー、契約は?

馬頭鬼

けいやくーー

牛頭鬼

腹減っただろ

悠華

…いや、先契約して、次の所行こ

牛頭鬼

…じゃあ、おにぎりか…

天狐

ちょっと握ってくるわ、行くわよフリ子海子

フリカムイ

え…はぁい、フリ子、行きまぁす

海坊主

わっち、頑張りやす!!

馬頭鬼

いってらー

トタトタトタ

悠華

それじゃあ、本契約に進もう

馬頭鬼

うん!!!

牛頭鬼

あぁ

悠華

あなたたちの願いは?

馬頭鬼

“悠華、僕といっぱい美味しいもの食べようね”!!

牛頭鬼

“なるべく、健康に悪いことはしないでくれ”

悠華

…そんなことでいいの?

馬頭鬼

これ、初代の時もほかの主の時も出来なかったから、今回こそやりたいの!!!

牛頭鬼

お嬢は老衰で死んで欲しいからなるべく、悪いことはして欲しくない

悠華

…なるほど

悠華

私はね、“私が死ぬその瞬間まで、ずっと私と一緒にいて離れないで”

馬頭鬼

!!

悠華

…よし、契約完了…って黙っちゃってどうした__

馬頭鬼

え…え!!!

牛頭鬼

…愛だ、

馬頭鬼

ずっと一緒じゃん!!!

馬頭鬼

うれしぃ!!

悠華

え、嬉しいの?

悠華

離れられるけど離れられないんだよ?

馬頭鬼

そりゃあ!

馬頭鬼

捨て駒としか見られてなかった僕らを生涯必要としてくれるなんて、そんなの

馬頭鬼

祝福でしかないよ!

バンッ!!

鈴鹿御前

そうですね、祝福でしかないですよね

牛頭鬼

…不法侵入だ、

悠華

鈴鹿御前、なんで、ここに

鈴鹿御前

悠華…

悠華

はい

鈴鹿御前

なんで私を1番に迎えに来てくれなかったんですか!!!!!

馬頭鬼

悠華

え、

鈴鹿御前

愛刀だって、如意練刀だって置いていったのに!!

ドタドタ!!

フリカムイ

ちょっと鈴鹿御前、俺助けてって言った時助けてくれなかったのなんでなの

鈴鹿御前

そっちの方が面白そうだったので

フリカムイ

うわっ、

天狐

フリ子!!

フリカムイ

まだやるの?!

鈴鹿御前

主様ぁぁぁあ!!!

鈴鹿御前

私鈴鹿御前は寂しかったです!!!!!

鈴鹿御前

行き着く先が地獄だとしても離れないって前回言ったのに!!!!

悠華

そう、だけど、え?

牛頭鬼

いや、先に離れたの俺らだろ

鈴鹿御前

うぅ、うぅ!!

鈴鹿御前

悲しぃぃぃぃ

悠華

ちょ、落ち着いて、

鈴鹿御前

はい

馬頭鬼

一気に静かになるじゃん…

悠華

…じゃあ、本契約進めてもいい?

鈴鹿御前

はい

悠華

“私が死ぬその瞬間まで、ずっと私と一緒にいて離れないで”

悠華

私の願いはこれ

悠華

鈴鹿御前は?

鈴鹿御前

私は前と変わりません

鈴鹿御前

“行き着く先が地獄だとしても私は私の生涯をかけてお供させて頂きます”

悠華

…はい、契約完了

鈴鹿御前

…悠華

悠華

?うん

鈴鹿御前

私は妖です

悠華

?そうだね

鈴鹿御前

私達は妖です

鈴鹿御前

そして、あなたは人間です

鈴鹿御前

貴方は、人間以外の何者でもありません

鈴鹿御前

妖には、なれません

鈴鹿御前

呪霊にも、なり得ません

悠華

??

鈴鹿御前

そして、自分より大事に思える人が居て、その人の為に頑張れるなら、

鈴鹿御前

それはもう、愛です

悠華

!!

鈴鹿御前

んふふっ、貴方は馬鹿ですねぇ、

鈴鹿御前

ほんっと、ばかだ

フリカムイ

…ま、その点で言ったら、バカを極めてるよね

天狐

そうね、バカよバカ

海坊主

…うーん、オイラも少し思うところはあるなぁ

悠華

悠華

一体、何のはな_

鈴鹿御前

東雲冬華と、やり合った時の話です

悠華

!!

悠華

…聞かれてた?

フリカムイ

そりゃ、もちろん

悠華

…うっそぉ、えぇ

馬頭鬼

僕は嬉しかったよ、悠華の守るべき人の中に僕達妖がいて

天狐

本来ならアンタがお嬢を守らなきゃいけないのよ

鈴鹿御前

良いですか?貴方は、本当に馬鹿です

悠華

そんな何度も言わなくても…

鈴鹿御前

妖を、大人を頼ってください

悠華

!!

鈴鹿御前

人間はともかく、妖は丈夫にできています

鈴鹿御前

1人でなし得ないことでも、十妖います

鈴鹿御前

10倍の力を出せます

悠華

それは、とってもいいね

鈴鹿御前

はい

鈴鹿御前

正直、私達は何回地獄に落ちるか分からないでしょう

天狐

到底、1回じゃ済まないわね

鈴鹿御前

ですが、私達は十妖です。地獄さえも壊してみせます

悠華

!!

鈴鹿御前

地獄に落ちるのが怖いですか?

悠華

…そりゃ、でも、

鈴鹿御前

なら、怖いと思う地獄を、私達が壊します

悠華

!!

鈴鹿御前

この世は地獄です。なのでこの世も壊せます

天狐

…お嬢が壊したいのなら、夏油傑2号をやりたいのならアタシ達、全力を出すわ

悠華

そんな事、出来るわけ…

牛頭鬼

考え方によっては、使い方によっては妖は色んな事が出来る

牛頭鬼

人を殺すもよし、人を助けるもよし

鈴鹿御前

私達は【助けて勝つ】という主義ではありません

鈴鹿御前

【勝って、助ける】という感じです

鈴鹿御前

なので、力だけは異様にあります

鈴鹿御前

悠華が今背負おうとしているものは、それは大人が背負うべきものです

鈴鹿御前

悠華が、子供が考える話じゃない

悠華

…でも、

鈴鹿御前

今までは“1人で”考えないといけない状況下に置かれていますが、今はもう違う

鈴鹿御前

私達も背負います

鈴鹿御前

今、結論を出さなくてもいい

鈴鹿御前

ただ、考えておいてください

鈴鹿御前

これから先、何か守りたいものができたとき、1人ではもう太刀打ちできない所まで来ています

鈴鹿御前

人間を頼りにくかったら妖に、妖でも無理だったら神頼みです

悠華

…うん、ありがとう

悠華

考えて、おくよ

鈴鹿御前

はい!

鈴鹿御前

さて、主様次はどこへ行きます?

悠華

…そうだな、まず喜びを噛みしめたいな

悠華

やっと、6妖戻ってきてくれた、

悠華

…フゥーッ、

鈴鹿御前

息抜きも大切ですからね!!

馬頭鬼

甘いのが食べたいな〜

馬頭鬼

1ヶ月、甘い物食べてないもん

悠華

?みんな集まったりしなかったの?

鈴鹿御前

私達、お互い会いたくありませんでしたからね

悠華

??

フリカムイ

行こうと思えば行けたし探そうと思えば探せたけどプライバシーは必要じゃん?

鈴鹿御前

やーんストーカー!!

フリカムイ

…あながち、間違いじゃないよね

天狐

…これは呪いね

フリカムイ

祝福って言いなよ

それから、3日がたった

大体は省略するが、妖が九妖集まり、残りはあと一妖という現状になった

悠華

よし、よし!!!!

悠華

これで雷神、九妖目戻ってきた!!!

雷神

ほんと、ごめんなさい、悠華、私、あなたになんてことを

悠華

大丈夫!!

悠華

戻ってきてくれたんだから!!!

フリカムイ

最後の一妖は天逆毎だね

悠華

天逆毎はさっぱり居場所が分からないんだよね

鈴鹿御前

初代の屋敷も探しましたが、全く

海坊主

うーん、なぞ

フリカムイ

なんか、こう…

悠華

フリカムイ

なにかに妨害されてる感じがするんだよね

悠華

妨害?

フリカムイ

うん、そう

フリカムイ

探し出そうとすると、居場所が分からない

馬頭鬼

…まさか、もう、死んでたり、

馬頭鬼

それは無いとしても、閉じ込められてたり

フリカムイ

…うわ、言わないでよ

フリカムイ

その可能性を必死に無視してきたんだから

悠華

…なにかに妨害…

風神

悠華、分かったの〜?

悠華

いやまったく

悠華

呪術高専かと思ったけど、多分違うよね

フリカムイ

うん、高専なら分かるよ

雷神

…私達が見つけられなくて、高専じゃない所…

牛頭鬼

結界内か?

雷神

そう、じゃないかしら…

フリカムイ

…あ

フリカムイ

…もし予想が当たってるなら、凄く近くに居るかもしれない

馬頭鬼

…なに、予知?

フリカムイ

違う、直感

悠華

へぇ、直感すごい

天狐

まだ当たった訳じゃないでしょ

馬頭鬼

というか、フリカムイの直感信じられるの?

鈴鹿御前

五分五分ですね

フリカムイ

大丈夫、自信しかないよ

悠華

じゃあ信じようか

馬頭鬼

は!?大丈夫なの!?

悠華

行き詰まった時に、なにか案が出てきたんだ

悠華

賭けない手は無いよ

雷神

それで、どこなのよ

フリカムイ

【大天狗の結界内】だと思う

大天狗

…俺?

天狐

は、それ、複数箇所あるじゃない!!

フリカムイ

そうなんだよね

雷神

…妖でも分からないところ

悠華

…絶対、無いかもしれないけど

フリカムイ

うん、なに?

悠華

津美紀の、所とか?

フリカムイ

!!

天狐

天逆毎が??

馬頭鬼

ないないない

フリカムイ

…いや、多分、というか絶対そうだよ

悠華

!!

悠華

ほんと?!

鈴鹿御前

待ってください、分担は無理ですよ

鈴鹿御前

主様の呪力がもう無い

フリカムイ

じゃあ俺のあげるよ

天狐

…は!?

馬頭鬼

前代未聞だって!!!

フリカムイ

天逆毎が出来たんだ、俺もやる価値はあるよ

フリカムイ

…ま、無いよりマシ、程度だと思うけど…

悠華

ありがとう、そうしよう

フリカムイ

んじゃ、こっちきて手出して

トコトコ

悠華

はい

フリカムイ

…うーん、姫さん

悠華

ん??

フリカムイ

俺ら、似てると思わない?

悠華

え?

悠華

うん、似てるとは思うけど…

フリカムイ

大事な何かのために、命、賭けられるよね

悠華

賭けられる

悠華

賭けるよ

フリカムイ

…今ほど、その思考に感謝したことないよ

𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎

天狐

!!

鈴鹿御前

成功しましたね!!!

フリカムイ

…なるほど

フリカムイ

これやると、リンクが激しくなるな…

悠華

大丈夫??

フリカムイ

待って、声が二重に聞こえてきた

悠華

……

フリカムイ

あ、そう、喋らないで

天狐

?意思疎通できてるの?

天狐

それで?

鈴鹿御前

へぇ、いいなぁぁあ

フリカムイ

…便利な、ものでは無いかな

フリカムイ

…フゥーッ

悠華

(°◇°;)

フリカムイ

辞めないよ、大丈夫

フリカムイ

…よし、

ブワッ!!

悠華

羽が増えた!!!!

フリカムイ

い゛っ

悠華

…ゴメン、

鈴鹿御前

しっかりしなさい!!!

バシッ!!

フリカムイ

い゛って!!!

フリカムイ

馬鹿力

鈴鹿御前

あぁん??

天狐

ほら、フリカムイ復活したことだし、大天狗が張った結界全部行くわよ

天狐

フリカムイとお嬢が伏黒津美紀の家

天狐

それ以外は各々

天狐

じゃ、解散!!!

フリカムイ

あーい

鈴鹿御前

風神、私を運んでくれてもいいんですよ〜

風神

あら、いいわよ〜

馬頭鬼

じゃあ僕と牛頭鬼は雷神〜

雷神

よろしく

馬頭鬼

もうっ、そんな堅苦しい!

天狐

アタシはここから1番近いところに行くわ

海坊主

大天狗、オイラを運んでー

大天狗

悠華

みんな!!!

鈴鹿御前

はーい

悠華

ありがと!!!

天狐

!!

風神

私たちの家族の事でもあるんだから!

フリカムイ

うん、誰一人として、欠けちゃいけない

鈴鹿御前

駄々を捏ねてる幼子を、迎えに行きましょう!!

フリカムイ

行くよ、姫さん

悠華

また後で!!!

天狐

えぇ、また!!

ビュンッ!

鈴鹿御前

…また、があるって嬉しいですね!!!

馬頭鬼

悠華の思い描く未来に、僕らが居るよ

雷神

…とっても、嬉しいわ

海坊主

幸せぇ

天狐

その為にも、天逆毎を迎えに行って、ハッピーエンドで終わらせましょう

鈴鹿御前

もちろんです!!!

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コメント

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ユーザー

悠華の愛は地獄より深そうだな笑 今回で9妖戻ってきたことで、残るは天逆毎のみ!!頑張れ悠華!!

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