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いい所で切らないで…()
たお
たお
咲紅→流羽→光←モブ 光→?
たお
たお
たお
たお
流羽
流羽
光
流羽
光
流羽
一緒に笑い合ったあの時に
もう一度戻ることは出来ないのか
キーンコーンカーンコーン
始まりのチャイム
僕の隣には彼はいない
去年はびっくりするくらい
隣になって、たくさん笑い合っていたのに
流羽
僕の口からため息が一つ
こぼれ落ちた
純
虹々
純
虹々
青春、真っ最中の僕たち
周りの話は恋愛話で溢れかえっている
純
純
虹々
虹々
そんなことを言って君たちは側から見たら完全なる両思い
互いに脈ありだと分かっているからこそできる会話
純
純
虹々
純
僕にもこんな余裕があるのなら、こんなに辛い思いはしないのに
葵
廊下から聞こえる彼の声と学年で1番モテると思われる彼女の声
光
彼女のことを悪く言うのなら僕の恋を邪魔する悪役
どうしても耳を塞ぎたくなる
彼女こと、葵は顔が可愛くて この年にしては胸がそこそこ大きくて健康的な身体 そしておっとりとした可愛らしい性格
彼が好きになりそうな女の子
ただでさえ僕は男
こんな子に勝てるわけないのに 僕はどうしても彼への想いを諦めきれない
女子
女子
放課後、廊下を歩いてる時に女子の間から聞こえた声
女子2
女子
僕はこの言葉を聞いた瞬間
心に矢が刺さったような痛みを負った
僕は苦しく、悔しくて…
この場を去った
流羽
家に帰り、ベッドに行き枕に顔を埋める。
女子が言っていた「あの2人は両思いでしょ」
流羽
去年、席が隣になることが多くて
人よりちょっと多く話してただけだけど
「幸」の一文字で表せる素敵な日々だった
去年だけを見ていれば、、ね
今年クラスが離れてやっと気づいた彼の存在
僕は彼のことが大好きだったんだ
流羽
クラスが違うと話すことなどなく距離は開いていく
彼の隣は僕じゃなく
違う人がいる
さっきみたいな噂が流れる
信じなければ良い話なのに
事実に近いから信じてしまう…
この恋は諦めた方がいいのかな…
翌日学校へ行くと、また周りの話は恋愛話しで溢れている
聞いていても虚しくなるだけだが、どうしても耳を傾けてしまう
純
咲紅
聞こえた話は咲紅くんの話
さとみくんはイケメンで文武両道とも完璧でかっこいい、 誰もが憧れる存在
純
咲紅
純
しばらく聴きに入っていると咲紅くんと目が合った
咲紅
咲紅
咲紅くんは顔を赤くし、目を逸らしてしまった
純
純
純
咲紅
この咲紅くんの行動から、僕に気があると思うのは自惚れしすぎかな…
もしさとみくんが僕に告白をした時、咲紅くんを振ることになるのか
叶わなくても、僕は光くんが好きだから
それでも、叶う恋があるならば そっちを信じてみるのもありかななんて…
あのことがあってから僕は咲紅くんのことが気になって仕方がなかった
咲紅
咲紅
咲紅くんに誘われたお昼
そこには純くんや虹々くんも居た
流羽
流羽
咲紅くんが広げたお弁当は何もかも、形が綺麗で輝いて見えた
流羽
咲紅
咲紅
口元におかずを含みながらモゴモゴと話す咲紅くん
流羽
咲紅
そう返事をして咲紅くんは自分の箸でおかずを掴み 僕の口元へ持ってくる
流羽
急な間接キス、カップルがよくやるあーんに高鳴る僕の鼓動
今までは誰相手にも気にしたことすらなかったはずなのに
流羽
咲紅
咲紅
咲紅くんはほっとしたように、再び自分のおかずを口に含み始める
桃色の唇に先程僕が口にした箸が吸い込まれていく
“間接キス”を妙に意識してしまったのかじわじわと体温が上がっていく
虹々
どうやら虹々くんに気づからた様子
流羽
虹々
流羽
もしかしたら、今の僕は咲紅くんに 気があるのかなと思ってしまう
咲紅くんはきっと大事にしてくれる
何日間か、咲紅くんを見てきたがそんな気がした
虹々
学校の休み時間、虹々くんに声をかけられる
虹々
流羽
虹々
それだけ言い残して虹々くんは去って行った
誘われたのは初めてでその喜びからなのか 心が飛び跳ねるような感覚に合った
僕はこの後なかなか頭が働かず、授業に身が入らなかった
流羽
帰り、僕が校門に行くとすでに咲紅くんはそこに居た。
咲紅
流羽
咲紅
咲紅くんとは、学校の話をしたり 家にいるペットの話をしたりして家に向かって歩いて行った。
僕の家がすぐそこまでくると咲紅くんは立ち止まってこう言った。
咲紅
流羽
しばらく沈黙が続く
ふーっと息を吐き咲紅くんは口を開いた
咲紅
流羽
咲紅くんからの告白
少し気があるかなとは思っていたけれども、 いざとなって口にしてもらうと自然と顔に熱は集まる
それでも、僕の好きな人は……
必ず叶う苦のない偽りの恋・叶わなくても諦められない本当の想い
僕に差し出された2つの選択肢。 この2つのどちらかを選ばなければいけない。
僕が出した答えは……
たお
たお
たお
たお
たお