大人になるまでの俺の人生

※今日は灰谷目線で行きます(？)

小さいお口でパクパク食べる小さな目の前にいる天使

あれこれ10分も経つがお粥ひとつも食べ終わらない

何回食べても同じ反応をしてくれる

そこがまた愛おしい

初めて会ったのに、ほんと可愛い子って罪深ァい♡

足に結んでいたガチガチの縄を解き、跡がないか確認をする

今はボロボロだが、きっと綺麗なんだろう、そしてバサバサなまつ毛、綺麗な瞳、

その身に相応そうな名前

その中に平凡な苗字

別に良く無くはない、だが変えてやりたいと思った

佐々木、は春には平凡すぎるか、？…うーん、やべぇ提案したものの、名前に合う苗字が見つかんねぇ…

にしても急だなぁ…さてさっさと考えちゃお

は？何その理由、可愛すぎ、てか俺らの家族になるってマジ？逃げる気ないじゃん、可愛いかよいや可愛いだわ

顔も耳も真っ赤にし、まるで見られたくないかのように両手で隠し、返事をする

そんなことを思っていると

ニッとした顔をした竜胆と照れて慌てる可愛い春千夜

それを見て蘭は2人を抱きしめた

ヒョイｯ

と蘭は春千夜を持ち上げる

そこに移るのは細く綺麗な身体だった

幸いにも傷とかは顔以外着いていないみたいだ

ペシｯｯ

こんなに目をキラキラさせて、可愛いなぁ

照れくさそうに両頬を両手で抑えながらお願いをする

あー、兄ちゃんマジ天才、可愛い弟がいるってこんなに良いんだなぁ、いや、まぁ誘拐してきただけだけど

そういい俺は春の頭にシャンプーを着け、ゴシゴシ洗う

俺の指が気持ちいのか、それか湯が暖かいのか、なんだかぽやぽやしている

2分くらいゴシゴシし、シャワーで綺麗に洗い流すと先程よりとても綺麗な淡いピンク色をした髪が移り出す

嗚呼、嬉しそうだ、可愛い笑顔、食べてやりたい…

そんな感じで体も洗い終わり、湯船に3人で浸かる

いいこと思いついたw

はい可愛さ100億点!!俺ってば天才wてか兄ちゃんも乗ってくれたな、ナイス~♪

可愛い弟に育ててやろぉっとw

ピュピーｯ

え、心臓もたない、俺ら今日命日？

そして何十分か経ち、俺らは風呂から出た

さっき兄ちゃんから学んだお願いの仕方を覚えたせいで言うようになってしまった、

可愛いからいいけど

そして蘭は丁寧に春千夜の髪をとかしながら乾かしていく

そうすると濡れた髪は綺麗に乾き、綺麗な色がもっといい色になった

あー可愛い、でも逃げる可能性だってまだあるから、縄は忘れない

明日はちゃんと鎖とか買わなきゃな

グッ…キュッｯ

おやすみ、皆