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どうも、くらげです

今日は七夕ですね!

皆さんは短冊書かれました?

僕は学校のイベントで
書きました!

何気に小学校以来でしたね…

ということで今回は
七夕がテーマです!

CPは赤青です

二人は恋人、同棲
設定です

こちらの作品はirxs様のnmmn作品です BL要素が含まれますので苦手な方はご注意下さい また、コメント欄では 検索避け(例:🤪くん、青くん)の方 よろしくお願いします ※ご本人様には一切関係ありません

 

ガチャ

ただいま〜

〜♪

あ、おかえり
まろ!

今日も仕事から帰ると りうらが出迎えてくれる

今日は何かをしながら 鼻歌を歌っとった

何しとるん〜?

片手でネクタイを 緩めながら尋ねる

ん?

あぁ、七夕飾り
作ってたんだ

懐かしいなぁ

確かにw

小学校ぐらいの頃に笹が配られて 飾りを作った記憶がある

一生懸命折り紙を折った記憶が懐かしい

まろも一緒にやろ!

おん、ええよ

二人でサイトを見ながら折っていく

最近は折り紙なんて 触ってへんかったし、 なかなか難しい

こんな感じか…?

いい感じじゃん!

そうか?

りうらの方が
上手く出来とるやん

そう?ありがと!

俺の折ったんはお世辞にも 綺麗とは言えへん

ガタガタやし、不格好や

対してりうらのは 丁寧に折られとって綺麗や

りうらは気を遣って 言ってくれたんかもしれんが、 かえって惨めに思えた

こういう細かい作業って
楽しいよね〜

つい没頭してまうよなw

そうそうw

細かい作業は始めるまでは 面倒やけど始めたら時間を忘れてまう

大の大人が並んで折り紙をしとるんは、 側から見たら異様な光景かもしれんが 二人とも熱中しとる

…よし、
こんなもんかな

せやな

結構できたな

気づけばかなりの量の 七夕飾りができとった

二人で協力して 笹に飾りつけていく

綺麗やな…

ね…

笹の葉の緑と折り紙の カラフルな色の コントラストが綺麗や

あ、そうだ

どしたん?

大事なもの、
忘れてない?

大事なもの…?

ニヤッと怪しげな笑みを 浮かべとるりうら

その意味深な表情と 言葉に怪訝に思う

ちょっと待っててね

?おん

パタパタとスリッパを 鳴らしながら部屋へと駆けていく

一体何のことか見当もつかへん

はい!

これって…

短冊だよ

買って部屋に置いてたの
忘れてたんだよね〜

差し出されたんは長方形の色紙

よく考えれば 七夕といえば短冊や

最近書かへんから すっかり忘れとった

何書こっかな〜

う〜ん…

ペンをクルクルと回しながら 何を書くか思案する

確かこういうのって努力で 叶えられる願いを書くんやっけ

ふんふんふ〜ん♪

上機嫌にペンを走らせとる りうらを横目に俺も書き始める

りうらはどんなことを 書いとるんやろうか?

ふざけそうでもあるけど、 なんだかんだ真面目やしな〜

予想するんが難しい

できた!

俺も書けたわ

りうらはなんて書いたん?

「ずっと楽しく過ごせますように」
って書いた!

へぇ〜

りうららしい願い事や

結局シンプルやけど願うのに ちょうどいいんはこういうんや

まろは?

秘密〜

えぇ〜!

りうら言ったんだし、
教えてくれてもいいじゃん!

やぁだね〜だっ!

もう!教えてよ〜!

頬を膨らまして俺を ジト目で見つめるりうら

そんなことしてもかわええだけや

まぁまぁ、
せっかくの七夕やし
星でも見ようや

話逸らされた気が…

まぁいっか

 

ガラガラガラ

うわぁ〜✨

めっちゃ綺麗やな〜!

ベランダに出ると 満天の星空が広がとった

まさに圧巻や

今日はどこかで
織姫と彦星が
一年ぶりの再会を
果たしてるのかな?

せやなぁ

今日は織姫と彦星にとって 一年に一度の特別な日

この天の川を渡って二人で 思い出話に花を咲かせとるんやろうか

えらいロマンチックな
こと言うやん

いいじゃん、七夕なんだし

何やねんその理論w

七夕は確かにロマンが あるとは思うけど、 りうらの理論はよくわからん

まぁりうらもかっこつけたい 年頃なんやろ

…まぁでも

俺らは一年に一度やなくて
毎日会えるけどな

ふふっ、そうだね

二人で夜空を見上げる

爽やかな涼風が頬を撫でる

横目でりうらを見ると 艶やかな赤髪が靡いとった

ルビーのような真っ赤な瞳と 大人で色っぽい表情

その全てに見惚れてまう

どうしたの?♪

あ…いや、なんでも、、、

え〜?さっきからずっと
りうらのこと見てるじゃん

そ、それは…///

見ていたことがバレてたじろぐ

きっと今の俺の顔は真っ赤や

見惚れちゃった?

妖艶な笑みを浮かべながら りうらは俺に問いかける

その表情に生唾を飲む

おん…///

かーわいい♡

うぅ…///

やっぱりこの小悪魔には 一生敵いそうにない

 

そろそろ晩ご飯にしよっか

せやね

あれから少し経って、 すっかり外は真っ暗になった

やから中に戻ってりうらが 夕飯の支度をしてくれとる

りうらは料理上手やから 毎日食べれてホンマ幸せや

はい!

今日そうめんなんや!

うん!

七夕の行事食がそうめんと
ちらし寿司らしいんだよね

へぇ〜

七夕に行事食なんてあったんやなぁ

知らんかったわ

正月はおせち、節分は恵方巻きとか 他の行事はパッと思いつくけど 七夕になんか特別なもん食べる印象がなかった

二人

いただきます!

ズルズルと音を立てながら 素麺を啜っていく

さっぱりとしとっておいしい

うまぁ…

やっぱ夏といえば
そうめんだよね〜

わかるわぁ

夏の風物詩といえば やっぱりそうめんや

子供の頃の夏休みにそうめんを 毎日のように食べとったんが懐かしい

そういえば、なんで
七夕にそうめん食べるん?

天の川をそうめんが
連想させるかららしいよ

なるほどな〜

確かに言われてみたらそうめんは天の川っぽい

りうらの作ってくれたそうめんには 輪切りのオクラとミニトマトが乗っとる

二人

ズルズル

静かな部屋にそうめんの 啜る音だけが反響しとる

二人で作った七夕飾りの中に 吊るされとる赤と青の短冊

赤の短冊には 「ずっと楽しく過ごせますように」 というりうらに願い事が書かれとる

そして、、、

青の短冊には 「これからもりうらと一緒におれますように」 という俺の願い事が書いてあった───

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