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ベッドに転がると、 颯斗もすぐに隣に潜り込んできた。
颯斗
颯斗
そう言いながら、 颯斗はじわじわと俺の方に体を寄せてくる。
シャンプーの匂いと、まだ少し火照った肌の温もりが伝わってきて、なんだかくすぐったくなる。
永玖
永玖
先にそう言うと、 颯斗は「え?」と一瞬きょとんとした顔をした。
永玖
永玖
颯斗
颯斗は分かりやすく眉を下げる。
颯斗
颯斗
永玖
ちょっとしょんぼりした顔をする颯斗が可愛くて、
俺はそっと顔を寄せた。
永玖
永玖
上目遣いでそう言えば、 颯斗の目が見開かれる。
颯斗
颯斗
低く囁きながら、 颯斗がゆっくりと唇を重ねてくる。
最初は軽く触れるだけ。
でも、俺が甘く息を漏らすと、さらに深くなる。
永玖
角度を変えながら、ゆっくりと何度も唇を重ねる。
颯斗の指が頬を撫で、唇の端を優しくなぞる。
颯斗
囁くように言うから、俺はそっと颯斗の首に腕を回して、もう一度自分から唇を重ねた。
永玖
甘えるみたいにそう言うと、 颯斗は小さく息を飲んで、嬉しそうに微笑んだ。
颯斗
そう言いながら、また唇を落とされる。 深く、じっくりと。
呼吸が混ざるくらいの距離で、何度も何度も。
しばらくそうしてやっと唇が離れたとき、 颯斗は少し息を整えて、
苦笑いしながら俺の額に コツンと自分の額をくっつけた。
颯斗
颯斗
永玖
颯斗
颯斗は苦笑いしつつも、 俺をぎゅっと抱きしめる
颯斗
永玖
ぽんぽんと颯斗の頭を撫でる。
颯斗
そう笑いながら、俺の頭にキスを落とした。
甘やかして甘やかされて。
たまにはいいかも、こういうの。
そう思いながら、俺はもう一度キスをねだった。
END