テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
706
「恋人のフリ、して」
「……は?」
俺の高校生活は、
この一言から、おかしくなった。
ガラッ
教室のドアを開けると、 また女子の黄色い声が聞こえた。
陽くん、おはよう!
今日もかっこいい〜!
律
俺は気にせず、自分の席に座る。
陽!今日の放課後空いてる?
陽
え〜
笑って断る望月。
…相変わらずモテる。
律
机に突っ伏す。
陽
律
陽
律
陽
律
陽
なんだこいつ。
いつもヘラヘラしてるくせに。
昼休み
俺パンを食べて、 イヤホンをつけながら外を眺めていた。
陽
まただ。
律
陽
律
陽
なんなんだよ。
律
陽
陽は笑って、 自分の席へ戻って行った。
律
放課後
帰ろうと席を立つ。
陽
また陽だった
陽
律
陽
律
そう言って教室を出る。
律
コメント
1件
読了しました📖 ほんわかした表情の陽くんと、無愛想だけど心の声で少しずつ変化していく律くんの温度差がすごく好きです。「悪いやつじゃ…無さそうだけど。」で締めるの、静かに距離が縮まる予感がしてドキドキしました…!「恋人のフリ」の導入も気になるし、続きが知りたいです🥺🤍