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餅千 @ 別 后 。
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湯呑みから立ちのぼる湯気を、アカリはじっと眺めていた。
アカリ
ユイカ
アカリ
ユイカは一瞬、言葉に詰まった。
ユイカ
アカリ
そう言って、アカリは湯呑みに口をつける。
…
…
…
数秒後
アカリ
ぽつり、と。
ユイカ
アカリ
耳が、ぴくりと揺れた。
ユイカ
アカリ
多分。
ユイカは思わず口元を抑えた
ユイカ
アカリ
ユイカ
アカリは少しだけ不満そうに鼻を鳴らす。
アカリ
ユイカ
アカリ
アカリは黙って、再び湯呑みを見つめた。
アカリ
ユイカ
アカリ
ユイカ
即答だった。 アカリは、きょとんとした顔でユイカを見る。
アカリ
ユイカ
そう言って、ユイカは自分の湯呑みにも口をつける。
ユイカ
少し間を置いてから、続けた。
ユイカ
アカリ
狐の尻尾が、むず、と動いた
アカリ
ユイカ
アカリ
ユイカ
あまりに自然な返答に、今度はアカリが言葉を失った。
アカリ
湯気の向こうで、金色の瞳が細められる。
アカリ
ユイカ
少しだけ間が空く。
アカリ
そう言って、アカリはまた湯呑みに手を伸ばす。 今度は、ふーふーと息を吹きかけながら。
ユイカ
アカリ
その声に、ユイカは小さく笑った。 神と人。 けれど、その境界は、ほうじ茶一杯分だけ、確実に薄れていた。