〇〇
ポツリと呟くと同時に背中に何かがぶつかる…振り返った瞬間、何かに強く抱きしめられた
この匂い…この腕…
〇〇
ユンギ
走ってきたのかオッパの息が切れていた
〇〇
その言葉を遮るように、オッパが私の頬を両手で包み込む。
ユンギ
〇〇
ユンギ
そこまで言ってオッパが声を詰まらせた その頬を、涙が伝っていた
ユンギ
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
その言葉を聞いて、胸が温かいもので 満たされていく。
そっとオッパの背中を抱き返し 大好きと囁く
ユンギ
そう言ったオッパの声が かすかに震えていた。
私とオッパは手を繋いで家に帰った。
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