TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

高橋祐作

あの、先輩…

高橋祐作

急に呼び出してごめんなさい

望月愛莉

別に大丈夫だけど

望月愛莉

望月愛莉

用件は?

高橋祐作

高橋祐作

実は俺、先輩の事がずっと…!

望月愛莉

ごめんなさい

高橋祐作

高橋祐作

…え?

望月愛莉

私は高橋さんのような人とは付き合えないよ

高橋祐作

高橋祐作

何故ですか?

高橋祐作

俺が嫌いですか?

望月愛莉

そういうことじゃなくて…

望月愛莉

私には、好きな人が居るからさ

高橋祐作

それは…百川先輩ですか?

望月愛莉

望月愛莉

高橋祐作

馬鹿みたいですね

高橋祐作

過去の恋人を引きずるなんて

望月愛莉

高橋さんには関係ないでしょ!

高橋祐作

関係あります!

高橋祐作

なんで俺よりも、最低な男が愛されるんだ…

望月愛莉

望月愛莉

あの人は、最低だけど…

望月愛莉

望月愛莉

言葉が巧みで、メガネが似合って、そして…

望月愛莉

望月愛莉

キスが上手い…

高橋祐作

高橋祐作

ふっ…、それなら

高橋祐作

人の気持ちを弄ぶようにいつも笑顔でいないで下さい

高橋祐作

正直、うざいです…!

望月愛莉

高橋祐作

あ、すみません

高橋祐作

言い過ぎま…

パチンッ…!

望月愛莉

貴方こそ

望月愛莉

最低です…!

望月愛莉

望月愛莉

失礼します

ーあの日から私は

笑わなくなった

むしろ、楽しいという感情すら

芽生えなくなっていた。

7年後…

4月22日

古橋心結

先輩、今日のプレゼン大成功でしたね!

古橋心結

流石です…

望月愛莉

いえ、別に私は何も

望月愛莉

望月愛莉

古橋さんのサポートがあったからここまで出来ました

望月愛莉

ありがとうございます

古橋心結

いやいや~

望月愛莉

私は書類を取りに行くので、先に帰っておいて下さい

古橋心結

了解です!

望月愛莉

はい

古橋心結

古橋心結

古橋心結

…美人の無駄遣いだよな

古橋心結

先輩は…

望月愛莉

すみません

望月愛莉

先生はいらっしゃいますか?

看護師1

少々お掛けになってお待ちください

望月愛莉

かしこまりました…

望月愛莉

望月愛莉

(あー、眠っ…)

望月愛莉

(今日は何作ろっかな…)

○○

お嬢さん

○○

起きてくださいよ

望月愛莉

ん…?

望月愛莉

望月愛莉

あ、すみません

望月愛莉

寝てしまっていました…

○○

…あれ?

○○

望月?

望月愛莉

あの…、どちら様ですか?

○○

あはは…、忘れちゃったかな?

望月愛莉

望月愛莉

百川…先輩?

百川工

ひさしぶりだね

望月愛莉

先輩、変わりましたね…

望月愛莉

コンタクトにしたんですか?

百川工

まあ、コンタクトの方がいいからさ

望月愛莉

私はメガネの方が好きでしたけど…

百川工

百川工

それにしても、変わったね

百川工

昔よりも綺麗になってる

望月愛莉

笑わなくなったから…ですかね

百川工

百川工

百川工

で、何の用事?

望月愛莉

今日は、この会社と取引をさせてもらいたく伺わさせていただきました

百川工

あ、そうなんだね
でも、取引は無理かな

望月愛莉

どうしてですか?

百川工

それは…

百川工

百川工

また好きな人と会いたいじゃん

百川工

二人きりの、この場所で

望月愛莉

あ、私どもの会社に好意を寄せるお方がいらっしゃる…

百川工

違う違う…

百川工

百川工

俺が好きなのは、君だよ

望月愛莉

ご冗談はお止めください

望月愛莉

貴方と私は過去の人同士ですから

百川工

百川工

本当に、好きだよ

望月愛莉

望月愛莉

見た目しか変わっていなかったんですね

望月愛莉

望月愛莉

失礼します

望月愛莉

(あー、ムカつくムカつく!)

望月愛莉

(なんなのよ、アイツ…)

初瀬川部長

…望月さん、よろしくね

望月愛莉

え…、はい

初瀬川部長

じゃあ、高橋

初瀬川部長

びっちり指導してやれ

望月愛莉

(ん?私が指導?)

ふわ…

望月愛莉

(あ、この香りって…)

高橋祐作

先輩、この度中途採用された高橋祐作です

高橋祐作

びっちり指導して下さいね

望月愛莉

望月愛莉

ちょっと来なさい

高橋祐作

…え?

倉庫

望月愛莉

貴方、高橋でしょう?

望月愛莉

どうしてここにいらっしゃるんでしょうか

高橋祐作

まあ、その理由はさておき…

高橋祐作

高橋祐作

俺の事、気に入ってくれました?

望月愛莉

…はい?

高橋祐作

先輩の好みの男性になるまで、7年も掛かりましたよ

望月愛莉

私の…異性のタイプですか?

望月愛莉

望月愛莉

ひとついいですか?

高橋祐作

はい、何です?

望月愛莉

貴方にメガネは似合わない

高橋祐作

うっ…、毒舌でも可愛い

高橋祐作

一生いじめられたい…♡

望月愛莉

きもちが悪いです…

望月愛莉

高橋祐作

ていうか、こんな場所に連れてきて説教なんて…

高橋祐作

襲われたいの?

ドンッ

望月愛莉

やめていただけませんか?

望月愛莉

私はそんな簡単に靡きませんよ

高橋祐作

高橋祐作

先輩のタイプは、キスが上手い人でしたよね…

望月愛莉

それが何か…?

高橋祐作

高橋祐作

俺、愛莉のためなら最低にもなれるよ

望月愛莉

ガラガラガラ…

望月愛莉

隠れて…!

高橋祐作

なんで掃除用具入れなんですか?

望月愛莉

ここしかなかったんですよ

望月愛莉

隠れる場所が

高橋祐作

誘ってるようにしか見えないんだけど

望月愛莉

静かにして…

古橋心結

古橋心結

ここなら、人居ませんでしたよね

初瀬川部長

まあ、そうだろうな

初瀬川部長

ここ倉庫だし

望月愛莉

(初瀬川部長…?)

高橋祐作

なんで初瀬川部長と古橋が?

望月愛莉

もしかして…

古橋心結

古橋心結

部長、実は好きでした

古橋心結

入りたての頃から

望月愛莉

(わ、言った…!)

初瀬川部長

え、嘘だろ…?

初瀬川部長

俺は妻がいるんだ

初瀬川部長

だからムリだよ

望月愛莉

(ていうか、こんなシーン見てたらドキドキしちゃう…)

高橋祐作

あの…、先輩

望月愛莉

どうしました?

高橋祐作

先輩の手が、おれのやつに…

望月愛莉

望月愛莉

ご、ごめんなさい…

高橋祐作

高橋祐作

照れてるし笑

望月愛莉

からかわないで下さいよ

高橋祐作

はぁ…、はぁ…

望月愛莉

(吐息が耳にかかって、ゾワゾワする…)

高橋祐作

先輩のせいで、興奮しちゃったじゃん

高橋祐作

高橋祐作

この処理、先輩がしてくださいよ?

2000~3000はやばエロ

1000~1999はちょいエロ

残りは、普通の恋愛です

皆さんの選んだもので、話が変わります!

この作品はいかがでしたか?

2,123

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚