テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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目が覚めたらそこに推しがいた…

第5話 - 目が覚めたらそこに推しがいた...(4)

208

2022年01月16日

#推し

#いじめ

#独り身

#配信者

#居場所

恋(れん)

主

毎度毎度沢山の♡ありがとうございます！！！

主

本当に嬉しいです！

主

今日は結構長めです。

フユ視点

フユ

咲良ちゃんｯ！？

咲良

ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｶﾊｯﾋｭｯ...ﾋｭー.......

背中をさする

フユ

(昨晩と同じ状態...深呼吸で治るといいんだけど…)

フユ

咲良ちゃん！大丈夫だから。

フユ

深呼吸してみて...俺と合わせて！

咲良

ｺﾞﾎｯﾋｭｰ...ﾋｭｯ...ﾋｭｳｯｶﾊｯﾋｭｳｯ...

フユ

(ダメだ、聞こえてない...)

フユ

(もう大分酸欠状態になってる...)

フユ

(そうだ、救急車ｯ...)

ｸﾞﾗｯ(咲良がフユに向かって倒れる)

フユ

咲良ちゃんｯしっかりしてっ...

フユ

(肩を抱いて顔の近くに手をかざす)

咲良

.........................。

フユ

咲良ちゃん？(まずい、息してない。)

フユ

(でも多分この状態だと救急車を呼んでももたない)

フユ

(大学で習ったし。大丈夫。落ち着けば出来る。)

フユ

(応急処置だけしたら救急病院に連れていこう...)

(咲良の口を少し開ける)

フユ

(お願いだから...ｯ目を開けて！！！)

咲良の口に息を吹き込む

フユ

ｽｩｰフゥーｽｩｰフゥー(繰り返す)

フユ

(神様、お願いです。)

フユ

(咲良ちゃんが辛くなくなるなら、)

フユ

(俺のことはどうなっても構いませんから。)

フユ

(咲良ちゃんを助けてください。)

フユ

(とっても優しくて、自分のことは後回しにしたり)

フユ

(誰にも迷惑をかけないよう、ギリギリまで我慢するこの子が)

フユ

(報われなくたって良い訳がないじゃないですか！)

フユ

「咲良ちゃん、起きてよ！！」

咲良視点

咲良

(あれ？私...)

咲良

(辛い夢を見た気がする…それで起きたらフユくんがいなくて)

咲良

(怖くなって、、、)

咲良

(息が出来なくなって...)

咲良

(ﾀﾋんだの？)

咲良

ｳｸﾞｯ......

咲良

(ちょっと苦しい…)

咲良

(まだ...生きてる？)

「咲良ちゃん、起きてよ！！」

咲良

(フユくんの声？)

咲良

(な、訳ないか…)

咲良

(ん...)

咲良

(少し息はできるけど)

咲良

(苦しい.....)

咲良

ｯｯ...！？

咲良

(フユくん？近い近い近い近いｯｯ.......)

咲良

(そういえば、)

咲良

(なんで息できてるんだろう…?)

咲良

ﾝ....？

フユと目が合う

フユが口をパッと離す

フユ

咲良ちゃんｯ！！

フユ

聞こえるｯ？ﾊｧ..ﾊｧ....

咲良

(返事をしたいのに、声が出ないっ)...ｺｸｺｸ

フユ

よかったぁぁぁ....

フユ

ﾌｩ...何も言わなくていいから、俺の真似して

フユ

ｽｩｰﾊｧｰｽｩｰﾊｧｰ

咲良

ｽｩｰﾊｧｰｽｩｰﾊｧｰ

フユ

よし、ちゃんと息できてるね。

フユ

一人で辛かったよね。もう大丈夫。

咲良

(フユくんの声、すごく安心する。。。)

咲良

(でも、夢が正夢にならないかすごく怖い。)

咲良

(どんな夢だったかは思い出せないけど。)

ギュッ

フユ

そんな顔しないで。

フユ

大丈夫、咲良ちゃんのことは俺が守るから。

フユ

ん、なんか顔赤くない？？夜だし、熱上がっちゃったかな？

咲良

(フユくんのせいです...///)

フユ

あ、冷えペタ貼ろっか！

フユ

俺の友達が買ってきてくれたよ。

フユ

咲良ちゃんにって。ほら、

ペタｯ

フユ

元気になったら挨拶しに来るってさ〜

フユ

早く治るといいね。

咲良

ｺｸｺｸ...！

フユ

あ、脱水症状になっちゃうとダメだからさ、

フユ

ポッカリスウェット飲んどこうか。

フユ

飲めそう？

咲良

コク...(ペットボトルを受け取ろうとする)

咲良

ボトッ...

咲良

(指先が震えて力が入らない...)

フユ

あ、ごめん。

フユ

(ストローをさす)はい。俺が持ってるから飲んで。

咲良

ｺﾞｸｺﾞｸ...

フユ

もういい？

咲良

ありがとうございます(あれ？声が出る)

フユ

お、良かった。声出るようになったね、

フユ

落ち着いた？

咲良

はい、

フユ

じゃあ、今から病院行ける？

フユ

応急処置しかしてないし、何かあったら困るから。

咲良

あ、行けます！

フユ

んじゃそこでちょっと待ってて、

フユ

何かあったらすぐ呼んでよ？

⋯⋯

フユ

おまたせ。はい、ちょっと大きいかもだけどこれ、冷えちゃちったら困るから、着といて、

咲良

ありがとうございます！(ｳﾜｧｵ、ﾌﾕｸﾝﾉｺｰﾄ...いやいやいや、フユくん身体冷やさないかな…)

フユ

うん、ちょっっと大きかったね笑(似合ってる...///)

フユ

じゃ、行こっか笑

咲良

はい笑

フユ

じゃ、失礼するよっ...

咲良

(ふぇえっ...)

咲良

(これはもしかして)

咲良

(お姫様抱っこと言うやつでは？/////)

咲良

(クッ...我が人生に一片の悔いなし、←あれ、主何歳？)

ガチャッ

一応夜の11時位ですよ？(圧) 皆様には夜のフィルターをかけたのですが、一応ね。(主)

フユ

寒くない？

咲良

だ、大丈夫です！

フユ

そか、なら良かった。

ガチャッ…ﾄｻｯ(車の後部座席に寝かせる)

フユ

何かあったらすぐに言ってね。

咲良

はい。

咲良

あの、そろそろ私自分で歩けますから。

咲良

降ろしてください。

咲良

大丈夫ですから、

フユ

さっきまで意識無かった人が大丈夫なわけないでしょ。

フユ

ほんとに心配したんだからさ…

(咲良を運ぶ腕にキュッと力が込められる)

咲良

(心配させちゃったのかな...こんな辛そうな顔推しにさせて、何やってるの私！)

咲良

ごめんなさい、じゃあお言葉に甘えて...

フユ

全然いいよ！

フユ

むしろもっと頼って。

咲良

はい(なんだろう、このじんわり暖かくなる気持ち...)

先生

お、フユ...か？

フユ

あ、先生っ

フユ

すみません、こんな夜中に...

先生

いや、いいぞ。

先生

さ、早く診察室に来い。

フユ

はい。ありがとうございます！

診察室

フユ

かくかくしかじかで、とりあえず家で看病してたんですけど、、、

フユ

毎回のように寝て起きたら、過呼吸になっていて、
1度目は深呼吸で治ったんですが、
今日は酸欠状態が酷くて、声も届いてそうになかったのでどうするかと思っていたら急に意識がなくなってしまって、とりあえず応急処置で人工呼吸をしたら意識を取り戻したんですけど…

先生

そうか。

先生

寝不足、吸入、精神安定剤か、

フユ

それと、熱が39度台まで上がっていたので、解熱剤もいただけますかね。

先生

わかった。処方しておく。

フユ

ありがとうございます！

先生

まぁ、まずは本人を診察するか。

フユ

よろしくお願いします。

診察後

先生

終わったぞ。

先生

今は、咲良さん、吸入してるからな

先生

まずな、高熱なんだが、あれは風邪をこじらせた症状だろう、

先生

あと、精神面なんだが........…。

フユ

はい？

主

はい、どうだったでしょうか？

主

長くなってしまってすみません、

主

いつも沢山の♡、応援の方ありがとうございます！

主

主の励みになります。

主

余談ですが、もう1作品(曲パロみたいな)を目が覚めたらそこに推しがいた...と並行して書いていきたいです。
なのでほんの少しペースが遅れるかもしれません。
ごめんなさい💦
見てくださる方はよろしくお願いします。

主

ではでは、

主

お読みくださりありがとうございました！

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さいっこうです

恋(れん)

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