母が再婚した男の人は___【前編】

私はNoa。 高校1年生。

ある日、お母さんがこんなことを 言い出した。

なんと、お母さんが再婚するのだ。

お父さんとお母さんは、 私が5歳の時に離婚した。

私は、幼かったから 何でお父さんがいなくなったのか、 理解できなかった。

でも幼いながら、2人がどうして こうなったのか___ 大体、想像が着いた。

次の日のお昼頃。

私とお母さんは、 お母さんの再婚相手の家に向かう。

…でた、そういう感じ。

別に、お金持ちじゃなくても 夫婦で住めるような感じの人がいいと 私は心の中で思った。

お母さんの足が止まる。

どうやら、この家らしい。

お母さんが、玄関先の扉に 付いているボタンを押した。

「はーい」

男の人の声。

「待っててくださいね〜」

優しい声だ。

そのとき、ゆっくり扉が開いた。

この再婚相手の男の人は、 圭太さんという人らしい。

め、めっちゃハイスペック旦那！？

私、名前教えてないはずなのに。

陽那とは、私のお母さんの名前。

…と、私達は案内された。

…なるほど、兄弟なんだ。

2人の男の子は、整っていて そっくりな顔つきだ。

私は、1口お茶を飲む。

とりあえず、自己紹介をした。

2人の男の子は、礼儀が良いのか 綺麗に和菓子を食べていた。

…わっ、歳下かぁ。

全然、歳下には 見えないんだけど。

兄弟揃って背が高い…

双子じゃ…なかった…だと？

お母さんは、たまにおかしな事を 言うので、私がお母さんを サポートしている。

圭太さんのフォロー…さすがだなぁ。

圭太さん…優しそうだなぁ。

あの後、色々部屋を周り 現在は休憩中だ。

どうやら、この家… 召使いもいるらしい。

私は、テレビにSwitchのコンセントを 繋げ、ゲームのコントローラーを 手に持つ。

後ろには、さっきの男の子が 立っていた。

私は、テレビの音量を少し上げる。

私は、青いコントローラーを 渡し、ゲームがスタートした。

（知っている人は、 知っていると思います）

私とSoraくんは、お互い 似た者同士という感じだった。

あ、お兄さんの方が入ってきた。

そっか、もうそんな時間か。

私は、ホーム画面に切り替え、 食堂に向かうことにした。

今日の晩ご飯はいかにも お金持ちが食べそうな メニューだった。

そう聞くと、お兄さんのSyotaさんは 頷き、弟のSoraくんは 口に入れていた物を飲み込み

と言った。

こんな、美味しいものを食べられる なんて羨ましいな。

Soraくんが、私を呼んだ。 「どうしたの？」と言ったら

どうやら、ハマってしまったらしい。

お兄さんのSyotaさんも 話しかけてきた。

どうやら、兄弟揃って 人見知りのようだ。

3階 Noaの部屋

そうなのだ。

お風呂が、とても綺麗で いいお湯だったし、外の景色も 最高だった。

私は、Switchの準備をした。

操作説明をしようとすると、

と、言った。

プロじゃないかと、私は 心の中でツッコミをする。

完全にプロじゃん。

画像載せたいけど、 著作権侵害で消えそうだから 操作プレイヤーだけ説明を。

1P Noa/乃亜 2P Sora/蒼空 3P Syota/翔太 4P CPU

※現在の鬼はSyota。

ちょうど、キリがよかったので Switchの電源を落とした。

吸血鬼なんだ。

驚きの事実なんだけど…