TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

(名前)

……ここかな

条野さんに呼び出されたところは軍の常用施設?的なところ。 言い渡されたところと違ったテントを開けてしまい、 中に居た人に銃口を向けられ、びっくりした猫みたいに体がはねた。 慣れているとはいえ、肝が冷える。

(名前)

ご、ごめんなさいっ

あわあわと後退りをしていると、後方から方を抱かれ止められた。 この匂い、条野さんか。 ……なんか変態的なこと言った気がするけども、まーじで断じて変態じゃない! ほんとにいい匂いするの。 というか条野さんって柔軟剤とか香水とか鼻大丈夫なのかな? 普段の会う時はつけないようにしてるけど…… 自身の匂いにはなかなか人間気づかないらしいよなあ、でも。

条野

銃を下ろしてください。
彼女はただ頭が悪いだけです。…あと私が呼んだので

(名前)

条野さんっ!!

頭が悪いだけ、という非常に悪い文言に私が威嚇をかえすと、鈴がしゃらしゃらと音を立てた。

条野

事実でしょう?貴方も盲目でしたでしょうか

(名前)

うわそーいう弄り方真面目に良くない!!

本当に良くない、とぎゃあぎゃあ言った後に気づく。 あ、彼って……

(名前)

……まあ当事者か……?

条野

はあ……お騒がせをしましたね、では

くるりと踵を返して去っていく彼のあとを追いかけ、目の前を後ろ向きに歩いた。

(名前)

お疲れ様くらい言いなよ

文句のひとつでも言ってやり、なんて言うのこれ、モラハラ?と添えると彼は明らかに嫌そうな顔をした。

条野

最近はほぼ私たちがやっているので彼らは何一つ疲れるようなことしちゃ居ないんですよ
全くあんなのじゃすぐ死にます

まああっちは軍だけどこっちは軍警だからなあ……

(名前)

チクチク言葉、良くない……

後ろ向きに歩いていたのでつまずきバランスを崩して転びそうになった。 条野さんが私の手を引き地面に激突することは無かったが、 胸に迎え入れられた私はドキドキしっぱなしでからかわれた。 普段だったらぎゃあぎゃあと言い返すけれど、今はからかってくれて助かったような気さえした。 残り、あと……

loading

この作品はいかがでしたか?

333

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚