謙信をベッドに寝かせ、足の下にタオルを何枚か重ねる。
玲
颯斗
玲
そう言って玲くんは荷物を持って帰って行った。
颯斗
謙信の方を見ればまだ少し青白く顔色が悪い。
颯斗
颯斗
颯斗
ーガチャ
冷蔵庫を開ければ数本の水だけ。
颯斗
ふと、視線を横にずらせば、 キッチンの上にりんごが置かれている。
颯斗
キッチンを借りてりんごを剥き、 寝室へ持っていけば謙信が目を覚ましていた。
謙信
目を覚ますと見慣れた天井。
謙信
ーカチャ
謙信
謙信
謙信
起き上がろうとすれば目の前がクラクラしてまた枕へ逆戻り。
颯斗
謙信
そんな顔をして見つめれば、 颯斗が、あー、と言って口を開いた。
颯斗
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
ゆっくり体を起こして、りんごを食べる。
少し形が歪なのが愛おしく感じる。
謙信
颯斗
謙信
謙信
ずっと見てる颯斗にそう声をかけるけど、 颯斗は微動だにしない。
謙信
謙信
名前を呼ぶと、急に颯斗の手が頭に乗っかった。
りんごを食べて、少し微笑んだ謙信。
颯斗
謙信
謙信
名前を呼んだ謙信の顔色はさっきよりもだいぶ良くなってて。
俺は謙信の頭に手を乗せた。
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
謙信
自分でも、なんでこんなこと聞いたのか分からない。
でも、思い返してみれば、最近謙信が距離おくようになってからずっと顔色あんまり良くなかったなって。
謙信
あからさまに顔を逸らす謙信に確信する。
颯斗
謙信
謙信
謙信
颯斗
謙信
謙信
謙信
颯斗
謙信
謙信
謙信
謙信
謙信
颯斗
謙信
颯斗
謙信
謙信
下を向いたまま、首を横に振る謙信を 上から抱きしめた。
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
颯斗
颯斗
謙信
そう言う謙信のほっぺたを優しく引っ張った。
謙信
颯斗
颯斗
謙信
謙信
颯斗
謙信
颯斗
そう言って、謙信を強く抱きしめた。
コメント
1件
もしかして、嫌もしかしなくても彼氏は謙信じゃなくて颯斗じゃー?!