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私と黒猫
猫が喋るなんて あの時の私は思ってもみなかった
いや…違うか…
"私だけ"が喋って見えるんだった
これはある悩みを抱えた 1人の少女と
1匹の黒猫の話である
ピピピッピピピッ⏰
陽菜
ダルい体を無理やり 動かし部屋中に 鳴り響く時計の音を止める
陽菜
まぁそんな事呟いたって なんの意味も無いんですけどね
1階からキーンとする 母の声が響く
陽菜
母
母
陽菜
学校になんて行きたくない
なんて事を伝えたら 母はきっと怒るだろう
陽菜
今日も生きる為に 息をしなければいけない
毎日が吸って…吐いての繰り返し
そうして私は今日も 生きている。
陽菜
陽菜
別に学校なんて 行かなくたって…
ニャーーン🐈⬛ ͗
陽菜
鳴き声の先を見てみると
黒猫
視線の先には 1匹の黒猫
漆黒の毛並みと 琥珀色の瞳の猫
陽菜
撫でに行こうとしたが 逃げられてしまった
陽菜
陽菜
陽菜
ザワザワザワザワ
陽菜
私が学校に行きたくない理由
私の家は母だけ 世間でいうと片親
片親と言うだけで 色んな噂話を 人は口に出したがる
その噂のお陰で 私は一人ぼっち
陽菜
今日もこの濁った 空気を吸って吐いての 繰り返し
放課後
陽菜
陽菜
明日の事をふと 考えていると
ニャーーン🐈⬛ ͗
陽菜
黒猫
陽菜
朝見かけた猫が そこにポツンといた
陽菜
黒猫
陽菜
突然、黒猫が喋ったのだ
陽菜
これは、悩みを抱えた 少女と
不思議な黒猫のお話
どーでした? 💬❤オネシャス
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