ユータ
髪の毛ってなんで生えているんだろう?
モミ
気になりますか?
ユータ
髪の毛って凄く重要な部分じゃん
モミ
髪は女性の命と言いますからね
モミ
散髪して、手入れしてと大変なものです
ユータ
そう、一種のファッションみたいになっているのがふと不思議に思ってね
モミ
角が立派な動物がいるでしょう
ユータ
鹿みたいな
モミ
そうです、人間の場合は髪の毛だったと思えば
ユータ
飾りってこと?
モミ
そう、鹿の場合は他の個体と闘うときに使うこともありましょう
モミ
要するに頭を守るために発達しているわけです
ユータ
あぁ、頭を守っているんだ
ユータ
どうやって?
モミ
髪の毛が緩衝材となり、温度を調整したり、衝撃を吸収する役割があります
ユータ
なるほどね
モミ
役割はその程度なわけです
モミ
その飾りを人は髪型や色にと拘っているわけです
ユータ
無駄ってこと?
モミ
有り体に言えばそうですが、遊びがあるということです
ユータ
髪の毛で遊んでるんだ
モミ
その通りです
ユータ
モミさんも遊んでる?
モミ
あまり興味はありません
ユータ
結構、しっかりしていると思うけど
モミ
関心がそれほどないだけです
モミ
最低限のことはやります
モミ
一種の自己防衛ですね
ユータ
そんな風に言う?
モミ
髪型は短い方が楽です
モミ
ロングは手間ですね
ユータ
まぁ、似合っていると思うけど
モミ
悪くありませんね
ユータ
機嫌が良さそうだ
モミ
はい、褒められましたから
モミ
女性は装飾を褒められると喜ぶものです
ユータ
モミさんも例外ではないと
モミ
はい、当然です
ユータ
確かに綺麗な方が魅力的だもんなぁ
モミ
褒めても何も出ませんよ







