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If house
あの仕事に家事に育児に、いろんなことに揉みくちゃにされて、何とか侑真に苦労をかけないようにと生きてきた日々
あれから一変、頼ることを覚えた日、泣くことを覚えた日、感情も何もかも分かち合うことを覚えた日からもう約14年が経つ
本当にいろんなことがあった
しょうもないことで大笑いして、些細なことで号泣して、胸が押しつぶされそうになるほど幸せなことがあった。
そして今日は、その幸せな日だ
今日侑真は18回目の誕生日を迎える
悠祐
悠祐
悠祐
-hotoke-
-hotoke-
初兎
初兎
りうら
りうら
If
If
If
りうら
りうら
If
りうら
りうら
If
ないこ
If
ないこ
ないこ
If
1年生の頃は反抗期とかも色々あって心配事は絶えなかったけど、あの日りうらが話してくれた後しっかり話し合ってお互いの本音をぶつけ合うことが出来た
そのおかげで今は連絡もくれるし、学校であったこともちょくちょく話してくれるようになった
親としても、とりあえず一安心ってところだろうか
どうやら侑真は、生徒会の副会長をすることになったらしい 親子というのもは、こんなところも似てくるものなのか?w
今日もお昼は仲のいい友達がお祝いしてくれているらしい
某人気バーガー店で、ポテトやらナゲットやらを大量に買うんだと楽しそうに話していたのが思い浮かぶ
まあ、とりあえずもうひと踏ん張り、頑張るとしますか
-hotoke-
-hotoke-
りうら
-hotoke-
-hotoke-
りうら
-hotoke-
-hotoke-
悠祐
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りうら
-hotoke-
初兎
If
If
初兎
If
If
If
初兎
初兎
If
初兎
If
If
If
初兎
If
初兎
If
If
初兎
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
-hotoke-
-hotoke-
If
りうら
りうら
If
If
りうら
なんかこうやってしてるとでかい子供がいっぱいいるみたいやなw
そんなことを考えていると、玄関の方からガチャリと音がした
本日の主役がようやく帰ってきたようだ
ガチャ
侑真
If
侑真
ないこ
-hotoke-
りうら
侑真
初兎
悠祐
悠祐
悠祐
侑真
侑真
侑真
If
侑真
侑真
初兎
初兎
侑真
初兎
初兎
侑真
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-hotoke-
侑真
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悠祐
悠祐
悠祐
初兎
りうら
りうら
If
りうら
If
りうら
ないこ
ないこ
-hotoke-
初兎
悠祐
初兎
侑真
If
悠祐
If
If
いただきまぁーす!!
楽しかった誕生日パーティーも終わり、今侑真と、あにきに、ガキ3人は侑真の部屋でゲームをしている
時々大きな声が聞こえてくるから、相当盛り上がっているようだ
俺とないこはリビングの後片付け
もうそろそろ片付けも終盤に入っていき、テレビ台付近を掃除していると、何冊かのアルバムが目に入った
その中身は、侑真が生まれた日から、あいつらに出会った日、今まで撮った写真が沢山並んでいてすごく懐かしい気持ちになる
ないこ
If
ないこ
つい集中して見てしまい、掃除する手が止まっていたようで、ないこが後ろから俺を抱きしめる形で覗いてきた
If
ないこ
ないこ
ないこ
If
ないこ
If
If
If
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
If
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
きっと、俺とないことの関係のことだろう
俺たちが付き合った日、侑真には自分で自分のことを考えれるようになるまでは、絶対に隠し通すと決めた
侑真に負担が掛からないように、侑真が生きづらくなってしまわないように
If
いや、これは侑真のためなんかじゃない。
ただ、ただ怖かったんだ。
侑真に否定されるのが、失望されるのが
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
ないこ
そう言うないこの手は、見ただけで分かるぐらいに震え、その手を包み込むと驚くほどに冷たかった
If
If
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
ないこ
ちがう、ちがうよっ、、、 全部俺のためなんだよ。
If
ないこ
ないこ
ないこ
ないこはそう言って、俺の事を、今度は正面からぎゅっと抱きしめてくれた
そうだよ、今までもずっと、怖いも、不安も、苦しいも、全部全部こうやって分け合ってきたんだから
大丈夫、大丈夫だよ
今まで、たっくさんの愛情を注いできた俺の息子なんだよ
きっと大丈夫
そう自分の心に言い聞かせ、明日侑真に全てを話すことを決心した
あのあとはお開きにしようとなったのがもう10時を回っており、ほとけだったか初兎だったか、はたまたりうらだったかはよく覚えていないが、誰かが帰りたくないと言い出し、そのまま皆うちに泊まることになった。
まぁ、でも丁度よかったのかもしれない
あいつらにはなんやかんやで色々迷惑もかけたし、気も遣ってもらった。
侑真にこのことを打ち明けるということも、実はたくさん話しを聞いてもらっていたし、皆いてくれたほうが少しは安心できる、、気がする。
もうそろそろりうら、初兎辺りが起きてくるだろうか
-hotoke-
廊下の方から気の抜けたあくびと、ペタペタという足音が聞こえてきた
意外なやつが起きてきたな
If
-hotoke-
ないこ
ないこ
ないこ
-hotoke-
If
-hotoke-
ないこ
If
If
-hotoke-
朝っぱらから張り詰めていた心が、ほとけのおかげで、ほんの少しだけ解けた気がする。ちょっとだけね
そんなほとけの相手をしていると、ぞろぞろと他のやつらも起きてきた
りうら
If
初兎
悠祐
侑真
ないこ
If
りうらは寝起きでポワポワしてるし、あにきは声ガサガサ、しょにだに至ってはあくびしながらの挨拶。
何故か侑真は、俺の子なのにも関わらず朝は得意のようだ
If
侑真
りうら
-hotoke-
ないこ
ないこ
-hotoke-
悠祐
初兎
-hotoke-
りうら
If
ないこ
侑真
夜とは違いみんな各々に食べ始める
しょにだは水汲みに行っちゃったし、あにきは「ちょっと…トイレ、、」と行ってしまった。
朝一で伝えようと思っていたが間違えたか?
そんなことをぶつぶつ考えていると、侑真がご飯を食べ終えてしまったようで立ち上がった
侑真
If
ないこ
ないこ
ないこ
しかしすかさずないこが呼び止めた
侑真
侑真
侑真
侑真は突然な真剣な眼差しのないこに、少しおちょけるように怯える様子を表した
そんな侑真の姿にこっちが緊張してくる
ないこ
侑真
侑真
If
侑真
If
If
侑真は大人しく、もともと座っていた椅子に腰掛けた
心臓の音がバクバクとうるさい
早く言わないと侑真が余計怖がってしまう
でも、恐怖で声が出ない。手が震える。
焦れば焦るほど思考回路は纏まらなくて、冷や汗が止まらない
侑真
If
するとないこが机の下で手をぎゅっと握りしめてくれた
ないこ
ないこが俺にだけ聞こえるような声量で、でも力強く呟く
うん。大丈夫
If
侑真
If
If
言った、言っちゃった、、、
ないこの手を握る手に力が入る
ほんの数秒の静寂のあと、侑真の声が聞こえた
侑真
侑真
If
ないこ
りうら
-hotoke-
初兎
悠祐
侑真からの返答は、本当に思いも寄らないものだった
If
ないこ
侑真
If
侑真
侑真
If
侑真
侑真
ないこ
本当に思いも寄らない展開に、逆に頭が回らない
でも、大切なのは侑真が、このことを知っているか知らないかではない
If
侑真
ないこ
ないこ
侑真
侑真
何故か侑真は爆笑していて、侑真の笑いが収まったと思ったら、今度は椅子から立ち上がり、大きなダイニングテーブルを回ってこちらへやってきた
侑真
侑真
ないこ
ないこ
侑真
If
If
侑真
侑真
侑真
If
侑真
侑真
どうしよう、涙が止まらない
ほんとはずっと、侑真が生まれてからずっと心配だった
どれだけ頑張っても、侑真に母親がいないという事実は変わらなくて
周りの視線や、変な噂話は当たり前のように耳に入ってきていた。 それを侑真が聞いていないはずがなくて、それでも何も出来ない自分が情けなかった
自分の知らないところで、こんなにもいい子に育ってくれたんだなぁと思うと、やっぱり涙は止まらなくて
侑真
侑真
侑真
If
If
俺は、侑真のためにも、この幸せを絶対に手放さないと誓った
はい!
なんか終わり方中途半端ですみません だいぶ長かったんですけど、最後まで読んでいただき有難うございます!
あと、このシリーズまろちゃん毎回ないてる気がするw 推しが泣くのっていいですよね。
また、いつもどおり皆さんが忘れた頃に続きが出ると思うので、期待せずに待っててくださいw
でわでわ〜!