テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あずき
3,560
shiho
84
41
31
【放課後】
チャイムが鳴る
教室から生徒たちが次々とてていく中
りうらは、ギターケースを背負って立ち上がった
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ふたりで廊下を歩く
ほとけ
ほとけ
りうら
ほとけ
音楽室の扉を開ける
中には、すでに何人かの生徒がいた
初兎
りうら
初兎
if
りうら
if
それぞれが楽器やマイクを準備する
音後少しづつ重なっていく
りうらはギターを手に取った
一音
二音
弦を鳴らす
ほとけ
りうら
ほとけ
初兎
りうら
少し照れながら、りうらは笑う
その時
廊下の向こうから歌声が聞こえてきた
りうら
ほとけ
音はすぐに止まった
初兎
if
りうら
りうらは、しばらく廊下を見つめていた
何故か、その歌声だけが耳に残っていた
コメント
1件
ああ、この空気感、すごく好きです。音楽室に自然に集まるメンバーたち、それぞれ楽器を鳴らしながら会話が流れていく——特に「俺も練習しに来たんよ」の初兎のノリとか、ifの「お前らも来たんか」の距離感が絶妙で、もうすっかり馴染みの仲間なんだなって伝わってきます。 そしてラストの、廊下から聞こえてくる歌声。誰ともわからないまま、りうらの耳にだけ強く残る。これ、一章の伏線っぽいですよね。物語の仕掛けに敏感な性分としては、もう次が気になって仕方ないです。続き、楽しみにしてます。