ある日の帰り道
祐梨安
大丈夫?
エリカ
何が?
祐梨安
あれから、しばらくたったと思うけど……
エリカ
うん。あの気配は、ないわ。
祐梨安
よかったね。
エリカ
ええ。でも、油断はしないでね。
いつ、また、来るか………
いつ、また、来るか………
祐梨安
うん。
魔物
!見つけた。
エリカ
!!
祐梨安
誰?
魔物
やっと、見つけた。月の王女よ。
エリカ
パプーがいない時に限って。
!!祐梨安!歌って!
!!祐梨安!歌って!
祐梨安
えっ!今?
エリカ
そうよ。今しかないの!
祐梨安
そんな〜
エリカ
文句言わない!
祐梨安
わかったわ。
私は、力の許す限り歌った。 でも、下校途中だった為、周りには、バカにされたが、エリカ達の存在がわからない為、仕方ないと思った。
魔物
なんだ。その程度の風。効かぬわ。
祐梨安
!!きいてないよ〜エリカ〜
魔物
今度は、こっちの番だな。
魔物は、私にめがけて、何かを放った。その瞬間、前をパプーが横切り、庇ってくれた。
祐梨安
!!パプー!
パプー
無事?
祐梨安
喋らないで。今、治癒能力で。
パプー
大丈夫だよ。少し休めば。
祐梨安
そんなの………
エリカ
祐梨安?
祐梨安
そんなの………いやー
その瞬間、私の周りから、光が溢れ出した。
魔物
なんだ?この光は!!
祐梨安
許さない!!許さない!!パプーをこんな目にあわせて。
エリカ
やめて!パプーなら、無事よ。
その力を使っては、ダメ!!
その力を使っては、ダメ!!
私は、聞く耳を持たなかった。 力は、暴走し、制御が効かない状態になっていた。
魔物
くるな!!くるな!!
祐梨安
お前なんか、消えてしまえ〜
と言った瞬間、私は、暴走に耐えきれず、倒れてしまった。 魔物は、消えなかった。
魔物
よかった。消される前に倒れてくれて。もう、終わりだ!!王女様!
………
終わりなのは、お前だ!!
魔物
なんだと!!わぁー!!
エリカ
!!
私の知らぬ間に魔物は、倒されていた。 しかも、知らない男性に………






