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ソ連
ナチスは苦く笑う。
ナチス
ソ連
ナチス
その瞬間だった。
ソ連がナチスの腕を掴む。
ガシッ!
最後の鍵が止まる。
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
珍しく感情をあらわにするソ連の声が、裂け目中へ響いた。
ソ連
ナチス
ナチスも叫び返す。
ナチス
アメリカたちもようやく追いつく。
アメリカ
フランス
日帝
イギリス
ナチスは首を横に振る。
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ナチス
そこまで叫んだ瞬間。
ナチスはしまった、という顔になる。
全員が息を呑んだ。
ソ連
アメリカ
ナチスは青ざめる。
ナチス
右手の紋様が真っ黒に光り始める。
『契約内容の漏洩を確認。』
『契約を再構築。』
『契約対象を分散。』
ナチス
黒い光が爆発する。
六つの鍵が宙へ舞い上がり、それぞれ光の筋となって――
ソ連。
アメリカ。
日帝。
イギリス。
フランス。
そしてナチス。
六人の胸へ飛び込んだ。
全員
アメリカ
フランス
日帝
ソ連は自分の右手を見る。
そこにはナチスと同じ黒い紋様が浮かび上がっていた。
イギリス
ナチスは頭を抱える。
ナチス
ソ連
ナチスは力なく笑う。
ナチス
ナチス
アメリカ
ナチス
フランス
ナチス
静かな謝罪だった。
ナチス
ーーーーーーーーーーーー
少しの沈黙の後。
ナチスはゆっくり目を伏せる。
ナチス
ナチス
ナチス
しかし。
予想していた罵声は飛んでこなかった。
代わりに聞こえたのは――
アメリカ
ナチス
アメリカは腕を組んで笑う。
アメリカ
ナチス
アメリカ
ナチス
フランス
イギリス
日帝
ナチス
ナチスは慌てて首を振る。
ナチス
ソ連は少しだけ笑う。
ナチスは目を見開く。
ソ連
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ナチスは言葉を失う。
目の奥が熱くなる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
少し離れた場所。
プロイセンとロシア帝国は、小声で話していた。
プロイセン
ロシア帝国
プロイセン
ロシア帝国
ロシア帝国は自分とプロイセンを指差す。
ロシア帝国
プロイセンはニヤリと笑う。
その笑顔は、昔のいたずら好きな案内人そのものだった。
プロイセン
プロイセン
ロシア帝国
プロイセン
ロシア帝国
プロイセン
二人は裂け目の中心を見つめる。
プロイセン
ロシア帝国
プロイセン
ロシア帝国
プロイセン
二人は小さく拳を合わせる。
プロイセン
ロシア帝国
プロイセン
ロシア帝国
二人は声を殺して笑った。
その様子に気付いたアメリカが首をかしげる。
アメリカ
フランス
イギリス
日帝
日帝は苦笑する。
日帝
一方、ソ連はナチスの肩にそっと手を置いた。
ソ連
ナチスは目を伏せ、小さく笑う。
ナチス
ソ連
その言葉に、ナチスは思わず吹き出した。
張りつめていた空気が少しだけ和らぎ、裂け目の中に久しぶりの笑い声が響いた。
しかしその足元では、契約の紋様が静かに脈打ち続けていた。
過酸化水素
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コメント
3件

皆の温かさにニヨニヨしながら見ました🤭 ここからどこがゴールになるのか楽しみです!
うわ、この回すごかった……!「一人で全部背負おうとした」ってナチスの本音がようやく出た瞬間、グッときました。でもそれを「じゃあ俺らで抱えればいい」ってアメリカがさらっと返すのが、めちゃくちゃ仲間感あって好き。そしてプロイセンとロシア帝国の“悪巧み”、契約の穴を探すって……完全に伏線ですよね。次が楽しみすぎる!