最強魔法使いは最弱のふりをする

今日は僕の過去を教えるね

僕は昔は友達がたくさんいた

どこにいてもみんなから好かれてたと思う

でもある日、嫌な噂が流れた

そう、僕は小学生のときブリ子に虐められていた

やめてもらせずそのまま中学生になった

その虐めがまた今始まる

ブリ子は噂を広げてばかりだ

ﾊﾟﾁﾝｯ

鈍い音がなった

そこから家系も友人関係も壊れていった

母さんは夜出かけて、朝もいない。

帰ってくるのは昼の10分だけ

昼から夕方までは母さんは仕事

ご飯もくれなくなり、お腹も空かなくなった

父さんは最初は味方してくれたけど、母さんが父さんを脅して味方してくれなくなった

友達もみんな離れて、親友だったモブ男も絆が切れた

だから僕は思いついたんだ

味方してくれる人がいなければ魔法で味方をつくっちゃえばいいんだって

ﾎﾞﾝｯ

しばらく話していると

ﾎﾞﾝｯ

僕には大切な味方が2人できた

2人を出す魔法は｢召喚魔法｣名前をいうとできるらしい

友達が2人できたからと言っていいことばかりじゃなかった

もうやめてよ

なんで僕ばっかり

呟いたはずだったけど、横を通ったブリ子には聞こえていたらしい

そこから僕はA級をやめ、F級になり、小声で喋って、元の姿を消した

と、自分じゃない誰かを出した

それでもやっぱり2人は味方だ

だから僕はﾀﾋなずに生きてられるのかも

僕の過去はこんな感じ

2人は名前を呼んだらすぐに来てくれる