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氏名 柊 夢 (ヒイラギ ユメ) 年齢 22歳 所属 武装探偵社 昔 森さんに拾われ、ポートマフィアにいた
今日も朝が来た 朝が来たと同時に、 最近は違和感を覚える様になった 今までの朝とは何かが違う 昼や夜にこんな感覚は出ない それがもう、ここ一ヶ月は続いている もう慣れちゃったけどね… 本当は慣れちゃいけないんだろうけど。
夢
本当は気持ち悪い感情を隠す為。 今日もいつも通り 馬鹿の様に元気に振る舞う
夢
嘘だ、本当は吐き出したい程に 気持ちが悪い それでも、そんな事を気にしている暇は無い 朝食を食べる気も起きないから 今日も朝食は抜く そして直ぐ着替え 早々と部屋を出て探偵社へ向かった
夢
太宰side
太宰治
太宰治
誰も居ない部屋に向かって いつもと同じ言葉を繰り返す
もう、これで何百回目になるのだろうか 毎回の様に“私達”は 記憶を持ったままループしている 夢と関わりが合った人、 夢がよく関わっている人、 夢のことを大切に思っている人、 夢の身近に居た人、 夢の身近に居る人、 それが、記憶を持った儘ループする対象者 最初にループしたのは、私と蛞蝓だったかな
あれは、私達がまだ ポートマフィアに居た時だった
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
中原中也
中原中也
夢
夢
二人でいつもの様に喧嘩をしていると、 いつもの様に夢が止めに入る そんな日常が、何気なくて、意外に好きだった でも、幸せな日々はそう続かず。
その日の任務の帰り道、 私達はいつもの道でアジトへ帰ろうとしていた
夢
夢
太宰治
中原中也
突然、私が通ったところの看板が落ちてきた 夢は私が下敷きにならない様に、 私を押し出した。
夢が下敷きとなった
中原中也
太宰治
太宰治
夢
太宰治
太宰治
中原中也
夢
夢
旧双黒
その後、夢は病院に運ばれたが助からなかった その現場を、私と中也はハッキリと目撃していた していた、筈だった
翌日、目を覚ますといつもとは違う、 違和感のある様な朝だった その日は朝食を抜き、中也の処へ行こうとしたら 背後から、誰かに押された
太宰治
夢
太宰治
太宰治
そこにいたのは、 正真正銘本物の柊夢だった 確かに実在しているし、 体も透けていない
太宰治
夢
私は、昨夜の件の事を聞いたが、 夢は知らないと言う なので、少し癪だが中也に聞いた 中也も私と同じで、咲夜のことは鮮明に覚えていた
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
ここは横浜だ 日々絶えなく事件が起きる横浜 そして、異能力者が多く居る場所だ 私と中也は取り敢えずの仮説を立てた もしかしたら…
太宰治
と、その取り敢えずの仮説は、 実説に変わるまでにそう時間が掛からなかった
その日は、昨夜と同じ場所。 昨夜と同じ任務だった
夢
中原中也
太宰治
そして、その日は眠った
太宰治
また、この朝に違和感を覚える さて、起きて最初に中也の処へ行く
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
中原中也
これが、初めてループを確信した時だった
太宰治
最近では、 探偵社員 ポートマフィア 猟犬 天人五衰 までもがループの事を知っている 彼等も、実際に目の前で体験したのだ 本来なら敵対する筈の多くの組織、 その全てと知り合いの夢は凄い子だ
太宰治
夢
夢
夢
夢
夢
良かった、今日も夢は生きている
この何気ない会話だけでも、
私は心が安らぐのだ