TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

アルビノTom

一覧ページ

「アルビノTom」のメインビジュアル

アルビノTom

3 - 運命

♥

124

2022年07月23日

シェアするシェアする
報告する

幸せが壊れる時は

いつも

ガラスが割れて粉々になるような

そんな音がする。

あれから10数年後

4人はもう大学生になっていた。

時が経つのは早い。

Edd

皆ー!そろそろお昼にしよ!

Tord

おー

Maat

お腹ぺこぺこ~!

Tom

ああ、昼飯にするか。

この頃くらいにはTomは可愛げがなくなり、昔のTordのように不貞腐れているような顔をすることが多くなった。

だが、3人の前ではいつも笑顔を絶やさない。

そして、3人も彼のことを実の弟であるかのように可愛がっていた。

Edd

今日さ、俺が弁当作ってみたんだ!
皆コンビニの弁当ばっかだと栄養が劣っちまうぞ~!

Maat

わあ!美味しそう!!

Tord

ほー意外と本格的だな

Tom

美味そう

4人は楽しそうに弁当を食べる。

モブ

あの4人いつも仲良しだよな

モブ

羨ましいよな~

そういう言葉が耳に聞こえて来た時は4人とも誇らしげだった。

なにせ、こんなに仲の良い友達はいないのだから。

気づけばもう帰る時間になっていた。

Edd

じゃあねー!

Maat

ばいばーい!

Tord

じゃな

Tom

またな

4人は帰る方向がバラバラなので 4つの曲がり角で散った。

Tom

あー今日も楽しかったな
帰りもアイツらのLINEビデオ通話に付き合ってやるか

と、鼻歌交じりに暗い夜道を歩いていた。

すると、

Tom

っ……!?むぐっ

いきなり口を押さえつけられた

モブ

殺されたくなければ黙ってな。

人影から見るに、4人ほどの屈強な男たちに取り押さえられてることがわかった。

モブ

へへっこの世代アルビノとは珍しいな

Tom

っ……!!

首にナイフも突きつけられ、抵抗が出来ない。

怖さで足が震える

声も出せなくてそのまま思うがままに連れ去られた。

loading

この作品はいかがでしたか?

124

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚