カナタ
考えるために学校サボったけど
普通に行って情報集めした方が良いかな
シンタ
通話
00:00
カナタ
死んだはずの彼からの着信
遺族からの着信かなと思ってでた
カナタ
シンタ?
カナタ
思わず声に出てしまった
その声は中年のようにも少年の様にも聞こえず
子供から大人へと向かう中学生
記憶の中の彼そのものだった
シンタ?
カナタ
シンタ?
カナタ
シンタ?
シンタ?
カナタ
シンタ?
シンタ?
シンタ?
シンタ?
シンタ?
カナタ
しばらく放心状態でいた
ぐるぐると情報が入り混じる
アイツはすでに死んでいて
だとしたらこの着信はなんなんだろう
カナタ
カナタ
返事が返ってくることはなかった
かつての友人は彼に助言することなどもうしない
ただ悩む彼をそっと見守るばかり
カナタ
カナタ
カナタ
4、5枚程度の紙が入っているようだ
宛名にはカナタ様、と
お送り元は知らない住所だった
カナタ
ちょっと短いけどここで切ります!
カナタくんよ、もう少し死者からの電話はビビって良いんだぞ
コメント
2件
なぜ亡くなったはずのシンタ君から電話がくるのかはわかりませんが、何か届いたみたいですね。果たしてここからどうなっていくのか楽しみです。
死者からの電話なんで自分ならビビりまくりますね。このカナタくんは強そうです。