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彩光
彩光
“裏切り”が起きる日 ぼんじゅうるは、昨日からずっと 胸の奥が重苦しかった
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
前夜午後9時40分
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おんりーの編集ファイルが 保管されているフォルダが モニターに映る ログイン画面が出る パスワードは、偶然知ってしまった 何かのメモに書かれていたのを見た それだけ
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ミーティングルーム
おんりー
ぼんじゅうる
信頼を裏切る行為だ
その言葉が、鋭く胸に突き刺さった
ぼんじゅうるの自宅
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
いけないことだってちゃんとわかってた でもどうしても止められなかったんだよ 本当は、ずっと怖かった みんなと笑っていてもどこか自分だけ 輪の外にいるような気がして 誰かが傷つくくらいなら 自分が代わってしまえばいい そんな考えが、間違いだってことくらい ……とっくに、気づいてたのに。
ふと頭の奥に誰かの歌声がよみがえった いや、あれは――きっと、自分自身の声だったのかもしれない。
いけないってわかってたのに 止まれなくて ただ、君に置いてかれたくなかっただけ
その響きは歌というより懺悔だった 心の深くに沈めていた感情が、かたちを持って言葉になったような――
それでも、誰にも言えなかった 本当はずっと、選ばれたかった 誰かに必要とされたかった 選ばれない自分が ただ消えていく未来を 見るのが怖くて……だから俺は “影”に頼ったんだ
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光
彩光