テラーノベル
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ルッキンググラスランド。 鏡の国。 空にはお菓子見たいな雲が浮かび、 紅茶の香りが漂う不思議な世界。 その国の中央広場では、今日ひときわ大きな お茶会が開かれていた。 だがーー だれもお茶会を楽しんでいなかった。
ラップ
白うさぎの耳をぶんぶん振りながら ラップが泣いていた。
号泣である
ラップ
ミルフィー=グラス
ミルフィーはショートケーキを もぐもぐしながら答えた。
ラップ
ミルフィー=グラス
ラップ
ラップは机に突っ伏した。 周囲の住民も沈痛な表情だ。
mob
mob
mob
ノワール
ノワールが真顔で言った
ミルフィー=グラス
ノワール
ラップ
ラップも頷く
ラップ
ミルフィー=グラス
ラップ
即答だった。 ミルフィーは、むぅっと頬を膨らませる。 その様子を見て、 くくっ と笑った人物がいた。 ハッタだ。
ハッタ
紅茶を1口飲む
ハッタ
ミルフィー=グラス
ハッタ
ミルフィーは勢い良く立ち上がった。虫眼鏡を高く上げる。
ミルフィー=グラス
レジーナ
ミルフィー=グラス
ミルフィーが固まる 数秒後。
ミルフィー=グラス
レジーナ
ミルフィー=グラス
レジーナ
会場中が頭を抱えた。 ただ1人。 ハッタだけは楽しそうだった
ハッタ
ラップ
ラップ
その時だった。 テーブルの下から、
???
低い声が聞こえた。 全員が固まる。
ラップ
ひょこっ。 小さなネズミが顔を出した。 スコーンだった。
スコーン
会場中は静まり返る。
ラップ
ノワール
ハッタ
レジーナ
スコーン
沈黙。 そして。
ラップ
ラップ絶叫。
スコーン
スコーン
ラップ
スコーン
スコーン
ラップ
スコーン
スコーン
ノワール
ノワール
ミルフィー=グラス
ノワール
ミルフィー=グラス
ノワール
珍しくノワールが叫んだ。 広場は大混乱である。 その中心でハッタだけが腹を抱えて笑っていた。
ハッタ
ハッタ
ラップ
ラップは泣いていた。 もう何が何だかわからない。 その時。 スコーンがぴょんっとミルフィーの肩へ飛び乗った。
スコーン
ミルフィー=グラス
スコーン
ミルフィーの目が輝く。
ミルフィー=グラス
スコーン
会場が静まる。 レジーナがそっと微笑んだ
レジーナ
ノワールも頷く。 ラップは泣きながら、スコーンの手を握った
ラップ
スコーン
ラップ
スコーン
ラップ
スコーン
ラップ
スコーン
ラップ
スコーン
ラップ
全員黙った。 またそれはそうだった。 ミルフィーだから。 その時。 広場中心の巨大な鏡が淡く光り始める。 鏡の精霊ミラが現れた。
ミラ
笑い声が止まる。 旅立ちの時だった。 ミルフィーがみんなを見回した。 レジーナ。 ラップ。 ハッタ。 ノワール。 ミラ。 大好きな人たち。 大好きな故郷少しだけ。 寂しい。 でもそれ以上にワクワクしていた。 知らない世界 知らない人たち。 知らない冒険 ミルフィーはにっこり笑う。
ミルフィー=グラス
ノワール
ミルフィー=グラス
ノワール
そしてミルフィー=グラスは鏡に飛び込んだ。 だれも知らない外の世界へ。
少女はまだ知らない。その旅が、世界を大きく変えることをーー。
コメント
3件
うわあ、おもしろかった…! 鏡の国で一番の方向音痴が名探偵兼ハンターを目指すっていう設定、めっちゃ好きです。そしてスコーンが喋ってたのにラップが気づいてなかったってオチ、確かに長年の付き合いっぽい空気はあったから「ええ〜!?」ってなりました(笑)ハッタだけずっと楽しそうなのもいい…。ミルフィー、行ってらっしゃい!迷子にならないでね…!
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