1人の少女 [完]

その日から万次郎は毎日会いに来てくれた

場地もよく来るようになった

2人には完全に心を開いていた

その裏で海帆は部下をどんどん増やしていった

六本木では「灰谷兄弟の妹」と言う風に呼ばれ名前は広まっていった

出会ってから2年後

3人は12歳（小学6年生）になっていた

海帆はどんどん勢力を拡大させていた

二人は海帆が灰谷兄弟の妹だということを知らない

喧嘩している所を見たことがないので強いことも知らない

兄達が出てくるまであと2年…

数日後

少し先で騒いでいる声が聞こえた

海帆は隠れて話を聞いていた

海帆は拳を強く握りすぎて血が垂れている

海帆は二人がいる所に向かって歩いた

海帆は二人に向かって笑いかける

裏切り者Aは目をそらす

海帆は裏切り者Aに向かって殴りかかる

顔の目の前で拳を止める

海帆はﾆｺｯと笑う

二人はしぶしぶ歩き始める

3人はドアの前についた

2人はドアを開けて入っていった

海帆がドアを開けて入る

裏切り者達は皆ビクビク怯えている

数分後

裏切り者達は全員気絶していた